名前 :宮本雄一さん(仮名)
年齢 :32歳(MBA受験時)
勤務先 :生命保険会社
MBA受験中のお住まい :東京都
進学校 :香港科技大学(HKUST)(香港)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)MBA留学前はどんなお仕事をしていましたか?
(宮本雄一さん、以下宮本さん)新卒から一貫して生命保険会社で10年間勤務しています。引受審査部門を4年、代理店営業を約5年、2019年から現在はマーケティング部門にてオフィシャルホームページや顧客専用サイトの運営、デジタルマーケティングなどに携わっています。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(宮本さん)MBAを志したきっかけは某国内ビジネススクールの単科生受講でした。異業種の方々とのコミュニケーションやMBAホルダーの柔軟かつキレのある思考やビジネス感覚に魅せられ、どうせMBAを取るならよりチャレンジングな環境で!!と、純ドメTOEIC505点から海外MBAを目指しました。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(宮本さん)説得力のあるエッセイ作成や面接対策を独学ですることは限界があると考え、出願カウンセリングはどこかでお世話になることを考えていました。大手予備校のカウンセリング説明会に参加した後、MBA Loungeの相談会に参加し、以下の観点から即決しました。
1)アジアのMBAスクールとのコネクションと実績があること。川尻さん自らがアドミの方と直接コミュニケーションを取り、学校訪問を重ねることによってアドミから信頼されているという印象を持ちました。アジアのMBA受験においては事前の根回しやネットワーキングが重要ですので、川尻さんの受講生という肩書を持ってアドミと接触することで良好な関係を構築できました。
2)絶対的な自信と強烈なポジティブシンキングを持っており、私に寄り添っていただける姿勢が非常に好印象だったこと。他の受講生の方も書かれていますが、不安な気持ち一杯で初回相談に臨んだ際に「必ず合格するレベルまで引きあげます!」と力強いコメントをいただいたことで自信が持てました。
3)コストが圧倒的に安かった。大手予備校と比較して約半額という良心的な値段が有り難かったです。もちろん、サービスに手抜きは一切なく、責任を持って最後までご対応いただけました。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(宮本さん)7月上旬にサービスを申し込んで以降、急速に受験準備が進みました。IELTSのスコアも全然足らず今まで一度もアドミに接触していなかったのですが、川尻さんから案内があり、7月末には来日するアドミとのコーヒーチャットに参加しました。英語に苦手意識がある段階でしたが川尻さん同席のもとフォローをいただけたことでアドミに自分をアピールすることができました。
それ以降、気になるスクールのイベント等にも積極的に参加しました。スコアは単なる足切りだと理解していながらも出願準備の最初の1歩を踏み出せなかった自分を変えることができました。
また、漠然と考えていた自身のキャリアについても川尻さんと対話を重ねることで一気に具体化させることができました。MBA合格に値するCV、エッセイ、推薦状、インタビューを仕上げられたのは間違いなく川尻さんのサポートのおかげです。
(川尻)なぜ香港を選んだのですか?
(宮本さん)キャリアを考えた際、日本を中心としたGreater Chinaをターゲットとしました。その中でも中国を客観的に捉えることができる香港が魅力的だったからです。。
(川尻)他にどのスクールに合格しましたか?なぜHKUSTを選んだのですか?
(宮本さん)HKUSTの他に、ありがたいことにCUHKからも寮費免除の条件でオファーをいただきました。
HKUSTを選んだのは以下の理由からです。
1)アルムナイの方々が魅力的であったこと。主観的ですが4名のアルムナイ、2名の在校生と会話する機会があったのですが皆さん活力溢れており憧れの念を抱きました。
2)交換留学先が豊富であったこと。マーケティングに興味があり、せっかくの機会ですので本場の欧米校も経験してみたいと思っていました。両校の交換留学先リストを比較したときに、欧米校の選択肢が多く魅力的でした。
3)ランキングとロケーション。2020年FTのランキングではHKUSTが19位であったこと、また美しいClear Water Bayを望むキャンパスが魅力的でした。海が好きなので辛い時でも穏やかな気持ちで過ごすことができるかなと思っています。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(宮本さん)スクール選びについては特に悩みませんでした。前述の通りアジアをターゲットとしたためロケーションを香港とシンガポールに絞りました。その中でディスカッション中心の授業スタイルをとっている学校を中心に受験しました。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(宮本さん)通算3年8ヶ月です。平日2時間、休日5時間を最低限課していましたが仕事の状況により多少のばらつきはありました。IELTSに切り替えてからもなかなかOverall 6.5が達成できず苦労しました。またGREについてもCOVID-19の影響で予定していた日程が2度キャンセルとなり、最後はオンラインで自宅受験となりました。MBA留学を志した時から2020年留学をベンチマークとしていたので予定通りではありましたが、非常に長い戦いでした。
2016年10月 AgosにてTOEFL総合対策コースを受講開始
2016年11月 TOEIC 505点
2017年5月 TOEIC 815点
2017年7月 TOEFL 46点(初)
2018年8月 TOEFL 67点(2回目)
2019年3月 TOEFL 63点(3回目)
2019年4月 IELTSに切り替え
2019年5月 IELTS 5.5 (R:5.5 L:5.5 W:5.5 S:4.5) (初)
2019年7月 MBA Lounge申し込み
2019年7月 IELTS 6.0 (R:6.5 L:6.0 W:6.5 S:5.0) (2回目)
2019年8月 IELTS 6.0 (R:7.0 L:6.0 W:6.0 S:5.0) (3回目)
2019年9月 IELTS 6.0 (R:6.0 L:6.0 W:6.0 S:6.5) (4回目)
2019年9月 GRE 290(V:140 Q:150 AW:2.0)(初)
2019年10月 IELTS 6.0 (R:5.5 L:6.5 W:5.5 S:6.0) (5回目)
2019年10月 GRE 288(V:130 Q:158 AW:2.0)(2回目)
2019年10月 NTU出願
2019年12月 IELTS 6.0 (R:6.5 L:6.0 W:6.0 S:6.0) (6回目)
2019年12月 IELTS 6.5 (R:6.0 L:6.5 W:6.0 S:6.5) (7回目/受験終了)
2020年1月 GRE 293(V:134 Q:159 AW:2.5)(3回目)
2020年1月 CUHK, HKUST, NUS出願
2020年1月 CUHKインタビュー(東京・対面)
2020年2月 HKUSTインタビュー(Skype)
2020年2月 CUHKオファー獲得
2020年2月 HKUSTコンディショナルオファー獲得
2020年5月 GRE 305(V:141 Q:164 AW:2.5)(4回目/受験終了)
2020年5月 HKUSTから正式オファーを獲得。
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(宮本さん)間違いなくエッセイです。上記には記載の通り4校出願しました。もちろん共通項はありますが、基本的にそれぞれ質問項目は違っています。
各大学の特徴を押さえ、エッセイ、推薦状、面接対策等をIELTS、GREと並行して行ったことは非常に苦労しました。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(宮本さん)以下の2点については改善の余地があったと考えます。
1)もっと早くにTOEFLに見切りをつけ、IELTSに切り替えるべきでした。2017年9月に相談した方からIELTSの方が良いとアドバイスをいただいていたのですが、まだTOEFLの講座を受講中であったことからTOEFLの学習を継続しました。多くのアジアのスクールではTOEFL100点or IELTS6.5を求められており、学校にとっては TOEFL/IELTSどちらでスコアを達成しても基本的に同じ評価です。個人的にはIELTS6.5の方が狙いやすいスコアでしたので、早期にスコアメイクをするというゴールから逆算し、柔軟に考えるべきでした。反省です。
2)スピーキングのアウトプット量が不足していました。オンライン英会話を実施していましたが、もっと早期に開始すれば良かったと後悔しています。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(宮本さん)ヘルスケア業界でマーケティングやマネジメントに関する業務に従事したいと考えています。または将来的に起業することも視野に入れています。
(川尻)これからMBAを目指す方にアドバイスをお願いします。
(宮本さん)MBAを目指すことを決断された方に敬意を表します。僭越ではありますが私から2点お伝えさせていただきます。
一つは、MBA留学は諦めなければ必ず達成できるということです。手前味噌ですが、大学は推薦入学のため受験勉強を経験しておらず、英語も全くできない普通のサラリーマンであった私でも(時間はかかりましたが)スコアメイクをし、アジアを代表するスクールからオファーをいただけました。準備期間は辛いことも多いと思いますが必ず報われる日がきます。
もう一つは、MBAを目指すのであれば今の仕事の手を抜かず責任を全うすることです。IELTSやGREは英語力や基礎学力の足切りとして使われるだけで、それが合格に直結することはありません。私たちはビジネスを学びにいくのですから今の仕事での役割をなおざりにすることはご法度であり、逆にこの困難な状況でどのように自分を律し限られたリソースの中からベターな成果を導いたかをアピールすることが要諦かと思います。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(宮本さん)11ヶ月間本当にお世話になりました。実際にMBAを取得された川尻さんは受講生の気持ちを本当によくご理解いただいており、スコアが出ない時やエッセイで行き詰まった時にかけていただいた言葉が支えとなり、刺激となり、また深く共感できました。今後も川尻さんのビジネスが益々拡大し、大成功することを応援しております!私も頑張ります!
ヒーローインタビュー【まとめ】
受講者さん別 ヒーローインタビューの一部をご紹介します。
※インタビューにお応えいただいた方のみ抜粋して掲載しています。
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