名前 :松田裕晴さん(仮名)
年齢 :32歳(MBA受験時)
勤務先 :キャッシュレスサービスの会社
MBA受験中のお住まい :埼玉県
進学校 :IEビジネススクール(スペイン)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていますか?
(松田裕晴さん、以下松田さん)新卒でソーシャルメディアを開発・運営する会社に入社し、約7年データ分析を中心に経験しました。その後、キャッシュレスサービスの会社に転職し、同じくデータ分析を担当しています。両企業ともに、仕事で英語を使う必要性・機会はほぼ全くありません。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(松田さん)一番大きな理由としては、将来的にスポーツ業界(特にサッカーに関わる仕事)で働きたいと思っており、その際に業界全体をリードできるようなビジネスマンになりたいと思ったからです。そのためにどう自分が成長していきたいかを考えると主に次の2点が自分の意志としてあり、これらをMBAの取得を通じて叶えられるのではないかと思ったためです。
・経営にまつわる知識を包括的、かつ、様々な事例とともに身に着けたいと思ったから。
・生まれ育った環境も背景も異なる方々と一緒に学び・協同する経験をし、自分の人生においてビジネス・プライベート問わず相互に頼ることができるネットワークに参加したいと思ったから。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(松田さん)MBAに出願するにあたり、エッセイやインタビュー対策を依頼できるカウンセラーを探していました。個人・予備校問わずカウンセラーの口コミや実績、費用などを調べる中で、最終的には以下の4点が決め手となりました。
・細かい点までコミュニケーションがとれ、日本語でやり取りできること。
・自分の志望校への合格実績・知見が多数あること
・受験のスケジューリングや自己分析、エッセイのネタだしといった基本的な部分からサポートいただけること。
・個別相談会で実際にお話しした際に、評判に違わず、信頼して任せられそうな方だと感じたこと。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(松田さん)一番大きく変わった点は、出願・受験に向けての道のりやスケジュールが明確になったことだと思っています。
どうしても自分一人で考えているだけだと、抽象的なふんわりとしたイメージで留まってしまっていました。ただ、川尻さんにご相談させていただくことで、いつまでに何をするか・そのためにどのような準備が必要になるか、といったことを具体化していくことが出来ました。
そのため、あとはそれに沿って駆け抜けていくだけ、という状況を作れたことが一番変化の大きかった点でした。
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(松田さん)特に印象に残っていることは、年末にEssayを2本完成させたときのことです。
常に川尻さんが前向きであった点が一番思い出に残っています。自分でも特に自身の過程や結果に後ろ向きにはなりませんでしたが、私以上に川尻さんが合格に向かっていつも楽観的だったことで、自分も常に次に向けて動くことが気出たので、今思うと非常にありがたかったと感じています。
(川尻)なぜIEを選んだのですか?
(松田さん)IEを選んだ理由としては、自分の将来のキャリアと、学校の特性の大きく2点になります。
将来的なキャリアとしては、サッカービジネスを軸に考えていたので、一番大きな市場である欧州にある学校を候補にしました。
元々スペインのサッカーが好きであったこともありますが、MBAと並行して普段の生活の中でスペイン語をさらに勉強したかったこと、サッカー以外のビジネスでもスペインならば中南米につながりがあることから、スペインにある学校を中心に調べていきました。※初期は、並行してイギリス・フランスの学校も調べていました。
また、学校の特性として、アントレに強いこと、多様性を重視していることは外せない条件だったので、その軸で学校を調べていくうちにIEに辿り着きました。これらに加え、IEではヒューマニティーズを大事にしていることが非常に魅力的で、ビジネス面でもスペインの中心地であるマドリードに学校があったため、第一志望となりました。
ちなみに、過去にスペイン・マドリードには旅行で複数回行ったことがあり、他の国と比べて普段の生活の想像がつきやすく、違和感が少なかったこともIEを選ぶ後押しになっていると思います。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(松田さん)学校選びにはあまり悩みませんでした。上記のように学校を選んでいく中で、自分の条件にIEがうまく合致したので、自然と決めることができました。
悩んだことがあるとすれば、自分にとってはレベルが高く、かなりの挑戦になると勉強中や受験前に思っていたので、目指す学校を決めるまでは良いものの、合格がもらえるだけのレベルまで自分の勉強や準備が追いつくかが悩みでした。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(松田さん)MBAに向けて本格的に勉強・準備に取り掛かってからは、合格までちょうど1年くらいでした。
GMATは2回しか受験していませんが、十分競争力があるのではないか、スケジュール的にエッセイやインタビューの準備に注力したほうが良いと、川尻さんへの相談時にいただいたことで、個人的に満足できる点数からは遠かったですが、勉強を切り上げました。IEの担当者にも相談したところ、心配であればieGATも受験しておけばよいのではないかということで、ぎりぎりのタイミングでしたが受験しました。手ごたえはあまりなかったので、どの程度GMAT・ieGATが評価されたのかはわからずじまいですが。。。
CVやエッセイ・インタビュー準備については、1年前の転職活動時に纏めていた内容をある程度ベースとして使えたこともあり、時間は短縮できた気がします。
21年5月頃:GMATの勉強に本腰を入れ始める
21年12月下旬:MBA Lounge説明会参加
22年1月上旬:MBA Loungeに申し込み
22年1月:自己分析
22年1月下旬~2月中旬:CV作成
22年2月中旬:GMAT初受験630点(V26 Q49 IR7 AWA5)
22年3月上旬:GMAT2回目受験580点(V27 Q44 IR4 AWA5)
22年3月下旬~4月上旬:エッセイ作成
22年4月上旬~:推薦状依頼・内容確認
22年4月下旬~:KIRA・インタビュー準備
22年5月上旬:ieGAT受験、KIRA受験、インタビュー本番
22年5月中旬:合格
ちなみに、MBAを初めて調べ始めたのは2017年秋でしたが、そこからスペイン語と英語の勉強を行き来していました。特にIELTSでOA7.0を取得するまでの時期は、仕事の繁忙期(毎年冬)はほぼ勉強ができないという過ごし方だったこともあり、MBA一本のためというよりも、将来生かせるスキルの一環としてIELTSの得点をとっておく、という気持ちのほうが強かった時期です(MBA受験時期が未定だったこともあり)。
そういった中でも振り返ると、単語の暗記は通勤時間などの空き時間を使って、地道に少しずつでも積み重ねていたのが、IELTSやGMATに役立ったなと感じています。
17年秋:QSのMBAツアーに初参加
18年夏頃:IELTSの勉強を始める、GMATの参考書を買う
19年3月:IELTS初受験 OA6.0(L6.0 R6.5 W6.0 S5.5)
19年8月:DELE B2に合格したためスペイン語から一旦離れて英語の勉強(IELTS)一本に絞る
20年1月:IELTS2回目受験OA6.0(L5.5 R7.0 W6.0 S5.5)
20年7月:IELTS3回目受験OA6.5(L7.0 R8.0 W6.0 S5.5)
20年9月:IELTS4回目受験 OA7.0(L6.5 R9.0 W6.5 S5.5)
IE出願の最低条件をクリアしたためIELTSの勉強を終了
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(松田さん)一番苦労したことは仕事との両立です。
勉強しているのに試験の点数が伸びない、という以前の問題で、勉強時間がないということが一番の悩みどころで、勉強のために削る時間を見つけることに一番苦労しました。
結局は、仕事の状況も相まって、転職をしたことで勉強時間が作れるようになりましたが、転職してから本格的にGMATの勉強含め準備に取り掛かったので、前職に勤めていたままでは受験のための時間は作れなかっただろうと今振り返っても感じます。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(松田さん)GMATは8回までしか受験できない、ということを必要以上に気にしすぎたな、と感じています。
結局2回しか受験しなかったこともありますが、受験した2回とも指定のログイン時間から試験開始まで1時間以上かかり(試験管とつながらない・試験管が設定に戸惑うなど)、試験開始前に集中が切れ疲れることや、科目の順番を変えて受験するなど、自分の実力を出し切るための細かなテクニック含めて、GMATの試験以外の部分に慣れる意味でも、もっと回数をこなすべきだったなと思います。
その他に失敗したと思うことは多くはありませんが、もっと早くMBA Loungeに申し込んでいれば、受験相談や準備・受験をもっと余裕をもってできたのではないかとは思っています。
どうしても普段の仕事と準備を並行することになる上に、GMAT・エッセイ・インタビューと勢いで駆け抜けた感は否めないので、結果的にIEに合格することができましたが、落ち着いて振り返ると結構リスクもはらんでいた受験だったと感じます。また、早くから動いていれば、もしかしたら公的・民間企業の奨学金に申し込むことが出来たかもしれない、と思っています。ただ、エッセイやインタビューを中心に、ネタだしの部分から川尻さんにご相談させていただき、最終的に第一志望に合格できたため、受験準備で失敗した点はほとんどないと言えるだけの準備ができたと思っています。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(松田さん)昔からの希望でもあるサッカー・スポーツビジネスに携わりたいというのが現状の第一プランです。
一方で、そもそも枠が少なく運やタイミングといったことも絡むこともありますが、MBAの期間中にプランは変わっていく、と聞くことも多いので、固執したり絞りすぎずにいたいと思っています。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(松田さん)本当にありがとうございました、の一言に集約されます。
5ヶ月に満たない短い期間で、時期的にも余裕のない急なお願いだったと思いますが、出願に向けて・合格に向けて、1つずつ着実にフォローをしていただき、本当に川尻さんに伴走いただけたからこその合格だと思っています。
一旦、合格は勝ち得たものの、これからも都度コミュニケーション取らせていただけると嬉しいです。今後もどうぞよろしくお願いいたします!!
ヒーローインタビュー【まとめ】
受講者さん別 ヒーローインタビューの一部をご紹介します。
※インタビューにお応えいただいた方のみ抜粋して掲載しています。
よく読まれている記事
Article記事を読む
すぐに役立つ新着ブログ
MBAの悩み解決
Serviceサービス一覧
日本人カウンセラーによるMBA出願対策
(エッセイ添削、インタビュー対策)から
転職サポートまで。
MBA留学・取得を目指す社会人の皆さんの
人生を楽しむキャリア形成を応援します!
(エッセイ添削、インタビュー対策)から
転職サポートまで。
MBA留学・取得を目指す社会人の皆さんの
人生を楽しむキャリア形成を応援します!