名前 :山田哲平さん(仮名)
年齢 :30歳(MBA受験時)
勤務先 :金融機関
MBA受験中のお住まい :東南アジア
進学校 :香港科技大学(HKUST)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をされていますか?
(山田哲平さん、以下山田さん)金融機関で営業職に就いています。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(山田さん)入社まもない頃に出会った取引先の経営企画部の方がMBAホルダーであったことをきっかけに、MBAについて興味を持ちました。
その後社内の先輩がMBAの社費生に選ばれたり、身近なところでMBAに関わることが増え、次第にMBAを通じたキャリア形成を目指すようになりました。当初は社費生を目指していたのですが願い叶わず、一度は諦めていました。
その後入社時の目標であった現在の海外駐在となったものの、今後のキャリアに行き詰まりを感じ始め、改めて自分自身の長い人生を考えたときに「経営者となる」と「人生を充実させる」という点でやはりMBAを諦めることはできず、挑戦することを決意しました。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(山田さん)当初は別のサービスを利用していたのですが、当該サービスの対応がいまいちであったことから、MBA Loungeを申し込みました。
知人がMBA Loungeを利用していたことに加え、目指していたアジアMBAとのコネクションや合格実績が多数あったことから、お世話になろうと思いました。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(山田さん)利用前はMBA出願のスケジュールが漠然としていましたが、川尻さんと相談しながら出願準備のタスクを洗い出してマイルストーンを設定することができました。おかげで先が見えない不安が払拭され、やることをはっきりさせることができました。
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(山田さん)当初利用していた別のサービスに対する不信感が募っていた際に、たまたま川尻さんから連絡を頂戴し、メールで相談をしました。そうしたらすぐにWebミーティングを設けてくださり、話を聞いていただけたのはありがたかったです。
(川尻)なぜHKUSTを選んだのですか?
(山田さん)学生時代よりアジアに慣れ親しんでおり、また現在の駐在先もアジアであったことから、今後のキャリアもアジアを中心に築いていきたいと考えていました。その中でも、テック系に定評があり日本人アルムナイのネットワークが強そうなHKUSTを選択しました。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(山田さん)受験先はアジアで考えていたのでスクールの候補先は多くなかったですが、シンガポールの学校と迷いました。現地就職の可能性も視野に入れつつ、現実的には日本で就職する可能性が高いと考えていたので、その点はHKUSTが優位だと思いました。
というのもシンガポールよりも香港の方が就労チャンスが高そうであったことと、日本人アルムナイのネットワークが強固そうであったのでその後日本で就職する場合でもそのネットワークを生かすことができそうだと思ったからです。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(山田さん)HKUST合格までは約4ヶ月でしたが、HKUST合格後もGREを3月末まで受験をしていました。
・2021年7月MBA Lounge契約、IELTS学習
・2021年8月IELTS目標点達成、GRE学習、各校アルムナイとオンラインチャット
・2021年10月エッセイ骨子完成、HKUST 1st出願
・2021年11月HKUST面接、合格
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(山田さん)GREのスコアメイクです。HKUSTの合格後もスコアを高めて他の学校にもアプライしてみようと思っていたのですが、想定以上にスコアは伸びませんでした。3月末まで粘って受験を続けていたのですが、残念ながら目標点へは到達せずに終わりました。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(山田さん)上記同様にスコアメイクです。「甘く見ていた」の一言に尽きますが、主に以下3つの点で失敗しました。
①もう少し時間をかける(準備期間に最低1年を割く)べきでした。私はUSCPAも学習していたのでUSCPAの科目合格の後にようやく本格的にMBAの準備に時間をかけることができるようになりましたが、IELTS・GREそれぞれにあまり時間をかけられませんでした。結果、自分の中では十分なスコアを達成したとは言えず、少し後悔が残りました。
②想像以上に数学ができませんでした。MBA合格者のブログや体験談に「GREの数学は簡単、GMATよりもスコアメイクが楽」と書いてあるものを目にすることがあったため、スコアメイクを甘く考えていました。実際には、高校受験以降に数学を勉強してこなかったため数学に触れる機会も少なく、因数分解から学習し直す羽目になりました。おかげで言語へ費やす時間が取れず、ほぼ数学漬けとなりました。
③安易にGREを選択すべきではありませんでした。②同様に、GREが簡単であると誤解しGREのみでスコアメイクに挑みましたが、まずはGMATでスコアメイクを目指すべきでした。GMATをメインとしてGRE受験も視野に入れれば受験回数を多く確保できます。またGMATからGREへの転向は比較的容易ですがGREからの転向は少しハードルが高いため、GRE一本槍で挑むとスコアメイクに苦労した場合に後々後悔する羽目になります。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(山田さん)自分でビジネスを展開したいと考えています。金融バックグラウンドを生かしながらテックを取り入れ、社会に貢献していきたいと考えています。
(川尻)これからMBAを目指す方にアドバイスをお願いします。
(山田さん)まだ留学も始まっていないので偉そうなことは言えないですが、一度きりの人生なのでMBAに興味があればぜひ挑戦してみてください。
興味があっても、「MBAを取っても大して意味がないんじゃないか?」と諦めかけたり、スコアメイクやエッセイが上手くいかずに嫌になったり、留学資金の調達など、たくさんのハードルがあると思います。それでも諦めずにやり通した先に、自分しか見つけられない新しい可能性が待っていると思います。頑張ってください!
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(山田さん)おかげさまで無事に合格できました。お世話になりました。
ヒーローインタビュー【まとめ】
受講者さん別 ヒーローインタビューの一部をご紹介します。
※インタビューにお応えいただいた方のみ抜粋して掲載しています。
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