名前 :日枝悠斗さん(仮名)
年齢 :31歳(MBA受験時)
勤務先 :外資系IT企業
MBA受験中のお住まい :パリ(フランス)
進学校 :ESCP(フランス)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていますか?
(日枝悠斗さん、以下日枝さん)外資系IT企業でSalesの仕事をしていました。新規顧客への提案と既存顧客の定着化支援が主な仕事でした。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(日枝さん)最も大きな理由は、キャリアの断絶を埋めたかったからです。
妻の海外駐在の関係で、自身の仕事を辞めて3年間パリに移住することになりました。ボロボロのフランス語力では現地就職も難しく、また日本に帰る期限も決まっているため、せっかくの期間なので、何かチャレンジしてみようという思いからMBAを志望するに至りました。当初は、興味のあった国際関係系の修士や、ワインの修士等、色々な選択肢を検討しましたが(笑)、結局自身の今後のキャリアを考えてMBA取得を目標にすることに絞りました。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(日枝さん)
1.費用
他の競合サービスに比べて圧倒的にリーズナブルだと感じました。
2.日本語でのコミュニケーション
エッセイやCVなどの深堀りすることについては、母語で実施したいということもあり、日本語でコミュニケーションができることは大きいと感じました。
3.コミュニケーションスタイル
入会前の個人面談でお人柄がとても頼りやすく親切な方だろうな、という印象を受けました。実際、受講してからもその印象が裏切られることはありませんでした。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(日枝さん)自身の強みやバックグラウンドを言語化して、客観的に自身の立ち位置や武器にするポイントを把握することができたと思います。
川尻さんの強みは、安易に良い回答やベストプラクティスを教えたり、受講生の意見を否定して代替案を提示したりするのではなく、自身の強み/弱みを徹底的に受講者に考えさせ、自身の回答を自分自身で作りあげられるよう助け舟を出してくれるスタイルだと思っております。
この作業は一人で実施するのは難しく、友人や職場に頼っても何かしらバイアスが入ることが多々あると思います。数多くのMBA受験生を指導して実績のある川尻さんの視点から客観的なアドバイスと意見を頂戴することは大変有意義でMBA対策だけでなくキャリアの棚卸しの意味でも大変有意義でした。
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(日枝さん)1.徹底的に受講生に考えさせるスタイル
先述の通り、決してベストプラクティスや小手先のテクニックに安易に当てはめるスタイルではなく、私が考えていることを徹底的に、そして客観的に深堀りすることを助けてくれたと感じています。Why MBAやWhy this school?系の質問についても、エッセイを飾って合格することだけを目的とするのではなく、心の底からその学校で自分は勉強するべきなのかを徹底的に鍛えていただいたと感じています。
2.レスポンスの早さ
レスポンスも早く添削いただいたので、ペースを見出さずテンポよくCV、エッセイを仕上げることができました。
(川尻)なぜESCPを選んだのですか?
(日枝さん)1.多国間キャンパス
ESCPは欧州+中東の計7カ国にキャンパスがあります。2Semestarのうち、1Semestarずつ異なるキャンパスで採用しており、Semestar1をParis/London/Turin Semestar2はParis/Berilin/Madridのいずれか2つのキャンパスで学ぶことが必須となっています。また、Semestar2のelectiveでは、学ぶ際に国を移動してそれぞれのelectiveが開催されており、electiveの内容に応じて、上記のキャンパス+Warsaw/Beiruitの現地で開講されており、それぞれの国が得意としているビジネス領域を学ぶことができます。パリを拠点にしながらも様々な国へのアクセスとコネクションが魅力だと感じました。
2.少人数クラス、かつインターナショナルな環境
1学年70名強と、他の欧州MBAに比較すると少人数のスクールだと思います。個人的にマンモス校だと気後れしてしまいそうな性格なので、できるだけ少数で、結びつきの強い大学は魅力的でした。
3.金銭的理由とフランスのMBA
MBAを目指す際に、家族の条件として金銭的条件と、パリが拠点という条件がありました。結局5ヶ月間は他の国で学ぶことになりますが(笑)、なんとか家族の譲歩を得ることができました。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(日枝さん)元々限定された条件下での受験だったこともあり、滑り止めを除くと2校のいずれかに進学できれば良いという感じだったので、あまり悩むことはありませんでした。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(日枝さん)
2021年5月 IELTSを受験し、少しずつMBAを視野に
2021年6月 パリに引っ越し
2021年7月 進学先をMBAに絞ることを決意
2021年9月 MBA lounge受講開始、GMAT受験開始
2022年3月 ESCP面接、合格
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(日枝さん)GMATです。Prepを受けるごとに、勉強する度に点数が下がっていき(主にVerbal)、勉強の投資対効果が自身では感じられず、すんなりとGive Upしました。結局ESCPでは、GMAT/GREの代替独自試験があるので、そのテストを受けました。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(日枝さん)各大学のAdmissionやAlumniと、早めから交流の数を増やしておけばよかったなと思っています。志望度に関わらず大学側も積極的なContactはWelcomeであるはずなので、大学ごとに開催しているセミナーやコーヒーチャットをすることで大学の校風が見えてくると感じました。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(日枝さん)未定です。いずれは日本に帰国予定なので、もともと興味のあった自治体系、政府系のプロジェクトに関わることが出来れば良いなと考えていますが、自身の興味を絞り過ぎずに探してみたいと思います。
(川尻)これからMBAを目指す方にアドバイスをお願いします。
(日枝さん)1.自分と戦う
MBA受験は、他人との戦いではなく自分との戦いになるとつくづく感じました。私もエリアや学費など制限のある中でのMBA受験でしたが、私に限らず、日本の大学受験とは異なり皆さんがそれぞれの、色々な制約を抱えた上での受験になると思います。周りの意見や評判に流されず、自分の納得のいく進路を考え、選択できることを応援します。
2.一人で戦わない
当たり前のことですが、受身のスタンスでいると受験プロセスは何も進まず、何も情報が入ってきません。受験仲間やAlumni、MBA経験のある職場や母校の先輩など、できるだけ色々な人に自分からアプローチし繋がっていくことが重要だと思っています。
特にMBAに関わっている人たちは、その進路選択を応援し、サポートしてくれる人がほとんどだと思いますので、積極的にアプローチし情報を増やす、応援してくれる人を増やすことをおすすめします。カウンセラーも然りです。受験プロセスは、やろうと思えばカウンセラー無しで一人でも戦えます。しかし、想像以上に孤独でペースを作るのが難しいです。伴走してくれる相棒のような存在としてカウンセラーと「タッグを組む」ことをおすすめしたいです。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(日枝さん)CV、エッセイ、mock interviewと粘り強くお付き合いいただきありがとうございました。
特に出願直前期には、時差を逆に利用し、フランスの深夜に添削依頼→朝には添削が返ってきているという、レスポンスとテンポの早さのおかげで、大きく挫折することなく、リズムよくエッセイを進めることができたと思っています。本当にありがとうございました。
ヒーローインタビュー【まとめ】
受講者さん別 ヒーローインタビューの一部をご紹介します。
※インタビューにお応えいただいた方のみ抜粋して掲載しています。
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