名前 :渡瀬彰吾さん(仮名)
年齢 :34歳(MBA受験時)
勤務先 :IT 企業
MBA受験中のお住まい :インド
進学校 :HEC Paris MBA(フランス)
(インド・ジャイサルメールの路地と犬)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていますか?
(渡瀬彰吾さん、以下渡瀬さん)IT企業にて、主にインフラ導入におけるプロジェクトとローカルチームのマネジメントをしています。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(渡瀬さん)3点あります。
一つ目は、マネジメントの立場になりつつある中で、ビジネスとリーダーシップを包括的に学び直す必要があると感じたからです。
二つ目は、抽象的ですが、ビジネスの視点から自分のアイデアと他の人とのアイデアを組合せる事で新しい何かがしたいと感じたからです。1年ほどイギリスに住んでいた時に様々な人に会い、その繋がりから新しい繋がりへとどんどん広がっていき、その中で「面白いことしよう」というのを軸にユニークな人が集まり、一から出来上がってくることにワクワクし、それをビジネスという土俵でやってみたかったのが理由です。
三つ目は、日本、イギリス、インドと場所や業界を働いてきた中で、外野(プレーヤー)から内野(経営、戦略)へ切り込む必要があると感じたからです。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(渡瀬さん)1つ目は、日本人カウンセラーがベターと考えたためです。
「自分の頭にはあってまだ言語化出来ていない微妙なニュアンスを汲み取って、それをどのように自分のストーリーに乗せていくか」のプロセスは日本語で考えた方が効率的だと思っていました。また、私のバックグランドは、どちらかというと海外の人よりの思考が強いと感じ(またはその様な日本の方が少ない、若しくは私が変。)、バックグランドに加えて、ソフト面に日本人らしさを入れることで自分のユニークさを出したかったので、私にとってカウンセラーは日本人である事が一つの条件になりました。
2つ目は、フィーリングです。
カウンセリングをお願いする目的として、MBAに受かる為のエッセイを作る、というよりも、私自身と私が言いたい事をきちんと盛り込めるか、が出来るサービスが良いと思っていました。無料カウンセリングの時に、柔らかい口調の中にもそれが出来る自信を川尻さんから感じた、そのフィーリングがお願いをする決め手になりました。スケジューリングとエッセイのネタだしの段階で的確なコメントをお聞きし、この判断は間違っていなかったと確信できました。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(渡瀬さん)エッセイのブラッシュアップをしていくプロセスで、Why?を深く考えられるようになったと思います。
ドラフト作成のやり取りで、毎回川尻さんのコメントを見て「確かにそうだな」と一つ一つ納得しながら深堀りすることが出来、それが結果になったのかと思います。
大学卒業後、一般的な新卒採用というスキームで就職活動をしたことがなかったので、最初は「自己分析とは?」という所から手探りで進めていました。川尻さんのコメントに対して思う所が複数出てくることもあり、色々な角度から「こういうのはどうでしょうか?」というのを添えて、文字化されていない「そう考える経緯」も含めてスピーディーにやり取りできたのが深堀りにつながったんだと思います。
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(渡瀬さん)すぐに返答が来る事。基本はメールベースのやり取りでしたが、質問や修正した案を送ると、当日または24時間以内に返信が来るので、サクサクと進めることが出来ました。逆に私の頭の整理に時間がかかり、1から3日間かけてそれに返信する、ということもしばしばあったかと思います。
対話ベースだった事。文面ではありましたが、エッセイ作成時に自分の中で消化しきれていないモヤっとした部分には必ず方向性を示したコメントが付き、一つ一つ丁寧に潰していけました。一方で、自分ではそこまで特別とは思っていないストーリーについて「この視点は素晴らしいですね」というコメントを頂けたのも、他人目線からの自己再分析が出来、インタビュー時に自信をもって話せた事につながったかと思います。
(川尻)なぜHEC Parisを選んだのですか?
(渡瀬さん)大きく3つです。
プログラム内容:ユニークなリーダーシッププログラムをDiversifiedな環境で出来ることです。「色々なベクトルを持った人をどのようにリード出来るか」はDiversityに富む環境で経験する必要がある感じたからです。
現実性:MBA資金計画が現実的に立てれる金額でそれに対するオプションも豊富だったからです。
ちょうど円安が加速していたこと、年々上昇している授業料を見るとリーズナブルなスクールというわけではないかもしれませんが、生活費を含めたトータルで見た時に、Affordableだと感じました。奨学金に加え海外学生ローン(受験時海外在住だった為、さらに選択肢がなかった)の選択肢もあり、現実的に資金計画を考えられたからです。(とは言っても高額であることは変わりありませんが。。)
+α: フランス、またフランス語です。
個人目線で見ると、大学で建築を学んでいたのもあり、フランスの建物や街並みが好きだったこと、またアート(クリエイティブなもの)に対する許容性に心地よさを感じたからです。
ビジネス視点では、英語以外の言語は今後アドバンテージになると考えたからです。また今後定年まで約35年程度働くことを見据え、インドの次はアフリカかと考えており、より多くの国で話されているフランス語が役に立つのではないかと考えたからです。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(渡瀬さん)スクールが自分に合っているか否かを判断する事です。
ランキングは大枠を絞り込むためにのみ利用し、興味のある各スクールに直接コンタクトを取って自分に合うかを一つ一つ確認しました。
Diversityと非英語圏という意味でアメリカは早々に除き、アジア圏は現就業経験と組み合わせるとアジア以外の視点が少なくなると感じ、同様に候補から除きました。アジア開催のオンラインイベントになるべく参加し各国の在校生の方の話を聞く中でHECとIEに絞りました。またアプライ後に(時間軸は少しおかしいですが)弾丸でキャンパスビジットをして在校生の方にお会いした事、またインターネットでインド人の卒業生を探し出し直接コンタクト取って話をする事で、HECへのFit感を判断しました。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(渡瀬さん)全体として1年半くらいです。
最初はSep 22を目指していましたが、都合がつかずRound2の出願時期に一旦受験を中断しましたが、4か月後に再開しJan23にターゲットを変更。また、オンライン受験、面接と、インドのインターネット回線の悪さに振り回されたMBA受験でした。
2021年1月 IELTS 1回目 7.0 (出願スコア) (この時はまだMBA具体的に考えておらず)
2021年7月 GMAT開始 (コロナ帰国時にMBA受験を決意)
2021年8月 GMAT 1回目500前半 (独学から海外オンラインコースへ切り替える)
2021年9月 GMAT 2回目600前半(ようやくGMATの厳しさを痛感)
2021年11月 MBA Lounge契約、CV作成開始
2021年12月 GMAT 3回目600中盤 (出願スコア)
2022年1月から3月 一身上の都合により一時中断
2022年4月 GMAT 4回目500ジャスト。。 (自分の頭のCPUではこのテストは無理と割り切り、スコアメイク断念)
2022年7月 IEエッセイ着手
2022年9月 IEアプライ (Jan 23 intake)
2022年10月 IE 合格、その後HECエッセイ着手、HECアプライ (Jan 23 intake)
2022年11月 HEC合格
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(渡瀬さん)十分な時間があったにも関わらず計画的に進められなかった事です。コロナによる環境要因もありますが、手を付ける前にしっかりと計画を立ててやれれば良かったと思います。
そんな中で、川尻さんのペースリードもとても役立ったと思います。Jan23 Intakeを2か月半前の10月中旬にアプライするという、気持ちだけが焦りクオリティが疎かになる、かつ無謀な挑戦である状況で、エッセイやインタビューの準備を合格レベルまできちんと作り上げられたのは、川尻さんのリードがあったからだと思います。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(渡瀬さん)前述の通り、事前の計画があまかった事です。GMATでは、独学に拘らずにスクール、オンラインツール、MBA Loungeの他のサービスなど、幅広く視野に入れて勉強を始めればもっと効率的に出来たかと思います。また英語のスピーキングについて、インタビュー時に自分の言いたい事をきちんと伝えられていないと感じたこともあり、IELTSの点数とは別に何か練習をしておけばよかったと思います。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(渡瀬さん)卒業後は、テクノロジー+コンサルの組み合わせをヨーロッパもしくはアフリカでする事を考えています。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(渡瀬さん)経歴、年齢的にもMBAは私には目指せないと思っていたのですが、時間に関係なく細かなサポートを頂けたこと、また最初のかなりボコボコなエッセイ案からストーリー立てたものになるまで川尻さんのサポートなしには達成することはできなかったと思います。約1年間大変お世話になりました。ありがとうございます!
ヒーローインタビュー【まとめ】
受講者さん別 ヒーローインタビューの一部をご紹介します。
※インタビューにお応えいただいた方のみ抜粋して掲載しています。
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