名前 :戸田雅史さん(仮名)
年齢 :32歳(MBA受験時)
勤務先 :事業会社財務部門
MBA受験中のお住まい :東京都
進学校 :ナンヤン理工大学(NTU)(シンガポール)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていましたか?
(戸田雅史さん、以下戸田さん)日本の公認会計士として監査法人で勤務したあと、事業会社の経理を経て、現在は財務部門で資金予測、借入金管理に携わっています。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(戸田さん)10年以上、経理や内部統制の業務に携わってきた結果、そうした「守りのファイナンス」は付加価値を生まないものとして、近年RPAやBPOに急激に置き換えられていることを知りました。そのために私の職場でも多くのベテラン社員がリストラの対象となってきました。
私は学部時代に勉強した貯金で働いてきたので、このあたりで分析や投資判断のスキルを学び直し、ビジネスを成長させる「攻めのファイナンス」にキャリアチェンジしようと思い、MBAを目指し始めました。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(戸田さん)留学アドバイザーを選定するうえでいくつかの判断ポイントがありました。
1つめは、私は私費留学となりますので、できるだけ費用を抑える必要がありました。その中で、MBA Loungeは自己分析、エッセイ、インタビュー、推薦者の選定など留学に関わることは幅広く、手頃な価格でサポートいただけるのが魅力でした。それに比較し、外国人アドバイザーはもっと淡白な印象で、契約外のサポートは1時間◯万円など、都度お金がかかり、費用に見通しがつかないのが難点でした。
2つめは、日本人アドバイザーであることでした。有名アドバイザーの中には外国人も多くいますが、どうしても言語が一定の障壁になると予想され、エッセイ作成で自分の意図が上手く伝わらずにお金と時間を無駄にしてしまう懸念があり、日本人の方にお願いしようと決めていました。日本人であるといっても、エッセイや模擬インタビューなど随所でネイティブチェックが入りますので、特に問題は感じませんでした。
3つめは、合格実績です。MBA Loungeはことアジアの大学の実績が豊富で、どんなエッセイを書けば受かりやすいか、川尻さんが感覚値としてご存知なのが魅力でした。また、エッセイは、他の生徒とネタが被らないように差別化することが重要なので、特にシンガポールに関しては受講生が多いMBA Loungeで間違いがないです。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(戸田さん)自己分析と、それに対する川尻さんからのフィードバックで自分の強み、弱みやWhy MBAが明確になりました。自己分析フォームは非常にボリュームがあり、言語化するのに時間がかかりましたが、これがエッセイやインタビューの元ネタとなり、後々の準備が楽になりました。
また、MBA出願用のCVは特有のお作法があり、川尻さんの度重なるアドバイスのおかげで、当初自己流で作成していたものから全く異なる、アピールポイントが凝縮されたものに変わりました。
(川尻)なぜシンガポールを選んだのですか?
(戸田さん)1つめは、アジア文化圏であり、留学後の生活に馴染みやすいと考えたこと。
2つめは、シンガポールいずれのMBAプログラムも評価が高く、優秀な学生と学べると考えたこと。
3つめは、香港MBAも併願される方が多いと思いますが、中国情勢が不透明のため、政治的に安定している国を選んだためです。
(川尻)なぜNanyangを選んだのですか?
(戸田さん)留学後はFinancial Analystになりたいので、Business AnalyticsのコースがあるNTUが魅力的でした。NTUは工科大学ですので、MBAといえども、ディープラーニングやAIを活用した授業があるのが特色だと思います。
NUSも非常にブランド力が強く、日本人にも人気の大学ですが、自分のキャリアパスに照らし合わせて卒業後のストーリーを上手く作れないと感じたので、結局NTU単願となりました。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(戸田さん)準備を進めるにつれ、次第に各スクールの特色が明らかになっていきましたが、最初はスクールのWebサイトの構成になれないこともあり、違いが見出しにくかったです。この点はアドミンや在校生、卒業生との面談、各種イベントで時間をかけて紐解いていきました。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(戸田さん)おおむね1年くらいでしょうか。GMATの勉強を開始したのが2020年の秋、出願とオファーをもらったのが2021年の10月です。元々外資系で働いていたため、特にMBAを意識する前から、英語力向上のためにIELTS OA7.0を取得していました。
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(戸田さん)他の方も同様だと思いますが、GMATのスコアメイクです。結果的には一発で十分なスコアが取れましたが、Verbalは「十分に対策した!」と感覚には至りませんでした。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(戸田さん)前の質問と重なりますが、GMATのスクールです。費用を抑えるために有名な塾の録音形式のコースを取得しましたが、指導方法や英語の強烈な訛りがストレスだったので、トライアル期間でやめるべきでした。GMATの勉強は半年近くにも及ぶので、十分に自分にあった予備校探しをするのが肝要だと思います。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(戸田さん)Financial Analystとしてシンガポールの企業で働くことを考えています。ただ、近年は外国人労働者の数を厳しく制限していることもあるので、難しければ、日本の外資系企業で働くのが現実的かと思います。
(川尻)これからMBAを目指す方にアドバイスをお願いします。
(戸田さん)MBA受験は経験している人が少なく王道の合格パターンがない、かつ、ネットにもそれほど有用な情報は落ちていないので、対面で話し正確なアドバイスを受けることが重要だと感じました。
川尻さん含め、MBA受験を経験した人はみんな同じような苦労を共有していますので、アドバイスをお願いすれば親身に応対してくれます。川尻さんや各スクールの日本人用非公式サイトから卒業生を紹介してもらい、積極的にコンタクトを取ってみてください。1人で準備するととても辛いですが、サポートしてくれる人がたくさんいれば乗り越えられます。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(戸田さん)他の生徒さんもたくさんいる中、いつも迅速にCVやエッセイにコメントいただきありがとうございました。メールやLINEにとりあえず何かしら即レスで反応していただけるのでとても安心感があるとともに、私も自身の仕事で同様の対応をしようと思い、社会人の先輩としても見習うところが多かったです。半年の間、お世話になりました。
ヒーローインタビュー【まとめ】
受講者さん別 ヒーローインタビューの一部をご紹介します。
※インタビューにお応えいただいた方のみ抜粋して掲載しています。
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