名前 :橋本丈さん(仮名)
年齢 :32歳(MBA受験時)
勤務先 :日系投資銀行→外資系投資銀行
MBA受験中のお住まい :東京
進学校 :シンガポール国立大学(NUS)full time MBA
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていますか?
(橋本丈さん、以下橋本さん)新卒で入社した日系金融機関で投資銀行業務に携わり、その後外資系投資銀行に転職し同様の業務をしています。長い海外経験はありませんが、英語を必要とする業務に携わっています。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(橋本さん)新卒で入社した会社にMBAホルダーが多く、漠然とした憧れを抱いていたことがきっかけとなりました。その後、投資銀行業務に携わる中で各国の優秀な方々と一緒に案件を進める機会が多く、チームメンバーとしては何とかパフォーム出来る感触は得ていたものの、今後グローバルな組織におけるリーダーになれるという自信はありませんでした。
今の環境では、業務でリーダーシップスキルを習得することは困難であると考え、MBAのインターナショナルな環境で自己成長にフォーカスしたいと思うようになりました。MBAという学位や転職のメリットというよりは、「憧れ」と「ソフトスキルの習得」がMBAを取得したいと思った理由です。
エッセイには書いていない内容として、子供含めた家族での海外生活で思い出作りをすること、新卒入社以来それなりに厳しい環境で働いてきたため、今一度自分の人生の方向性をしっかりと考えたいと思ったこともMBAを取得しようと思った理由です。この「家族との思い出作り」と「自分探し」はwhy MBAではありませんが、受験勉強を進める上でのモチベーションとして作用していました。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(橋本さん)家族帯同の私費留学を予定していたため、為替やインフレ環境を考慮した費用の観点から、当初よりアジア/欧州のプログラムを目指そうと思っていました。特にMBAホルダーの中では相対的に希少な存在であるアジアMBA、中でも知名度やランキングの高いNUSの志望度が高い状況でした。そのため、アジアMBAやNUSについて圧倒的な合格実績を持つMBA Loungeへの申し込みを考えました。
その後、初回の無料のカウンセリングを受けた際に感じた穏やかなお人柄やMBAホルダーである川尻さんと日本語で出願プロセスを進められるという点に魅力を感じて申し込みを決めました。
LINEを利用してタイムリーかつカジュアルに相談にのって頂ける点は、隙間時間で準備を進める社会人にとって非常に魅力的だと思いました。特に私費留学ですと、会社や上司の理解を得て出願準備を進めることは出来ないので、隙間時間や遅い時間を利用してタイムリーに相談にのって頂けたことは本当に効率的かつ有意義でした。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(橋本さん)エッセイやインタビューに関するアドバイスの内容はもちろん的確で、出願において大きなポイントとなりましたが、私にとってMBA Loungeのサービスを受けた一番の収穫は出願タイミングのアドバイスと迅速かつ機動的なコンサルティングでした。
私はGMATの点数が奮わなかったのですが、その他の出願者の状況や私のバックグラウンドを元に、タイトなスケジュール感でもRound1での出願を推奨して頂きました。その後3-4週間程度でエッセイや推薦状を準備したのですが、早ければ当日にはドラフトに対する川尻さんのコメントを頂きましたので、非常に効率良く準備が出来ましたし、個人的にはそのスピード感が心地よかったです。
出願後1週間程度でインタビューの準備をしましたが、川尻さんの過去のご経験を基にインタビューインバイトが来るタイミングを予想頂き、出願後すぐに模擬面接をセットして頂きました。結果として川尻さんの予想が的中しましたので、早めに模擬面接を出来て本当に良かったです。
川尻さんから出願ラウンドについて戦略的なアドバイスを頂いたこと、その後迅速なコメント出し等により約5週間でインタビュー準備まで完遂出来たことが合格の決め手であったと思っております。特にこの2点は川尻さんのサービス無しには得られなかったアドバンテージだと思いました。
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(橋本さん)Round1での出願を推奨頂いた際のカウンセリングが印象的です。GMATで最低限の点数を取得した日にLINEで川尻さんに連絡をしたところ、出願戦略についてその日の夜にカウンセリングを設定して頂きました。
その際にRound 1を目指すことも一案であるとのアドバイスを頂き、エッセイの準備に取り掛かることになりました。正直なところ、年末までGMATの勉強を続けて年明けのRound2を目指さざるを得ないと思い込んでいましたので、合格を得た今になっても本当に適切なアドバイスを頂けたと思っています。
GMAT受験日にカウンセリングをして頂けたこと、その際に出願戦略について川尻さんの経験や知見を基に適切なアドバイスを頂けたことは、間違いなく合格の決め手でしたので、非常に思い出に残っています。
(川尻)なぜNUSを選んだのですか?
(橋本さん)私は今後も金融業界に身を置くことを考えています。金融業界には学歴や学校のネームバリューを重視する古い慣習があると肌で感じていましたので、知名度の高いプログラムを選ぶことが不可欠でした。
また、子供を含めた家族の生活を考え、治安が良い国・都市であること、妻が退屈しない都会であること、英語圏であること、天候が良いこと、日本へのアクセスが良い国・都市であることを重要視していました。
上記の条件を満たすプログラムがNUSのみであると思いましたので、Round1ではNUSのみに出願しました。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(橋本さん)家族帯同の私費留学であることから費用面については、スクール選びにおいてかなり慎重に考えていました。また、自身の理想像がある中、費用やスコアの観点で現実的な判断を下す必要があったことは非常に悩ましかったです。
実は昔からアメリカMBAへの憧れが強かったのですが、仕事柄、急激な円安やインフレを間近で見ていたため、アメリカMBAについては主に費用面を理由に諦めをつけました。交換留学でアメリカMBAを経験したいと思っており、現在はNUSを選んだことに全く後悔はなく非常にポジティブな気持ちです。理想と現実の折り合いをつけることはスクール選びで最も悩ましいところだと思います。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(橋本さん)準備には1年程度要しましたが、業務が多忙なタイミングがあったり、やる気が落ちているタイミングがあったりと、実際に本気を出せたのは半年くらいだったと思います。各スクールの下調べについては数年前からMBA欲が湧く度に本やインターネット、MBAホルダーと飲みに行くなどして調べていました。
2021年8月 力試しにIELTS初受験、OA6.0。その後、参考書を買って独学でIELTSの勉強開始
2021年10月 IELTS2回目受験、OA6.5
2021年12月 IELTS3回目受験、OA6.5
2022年1月 IELTS3回目受験(若干二日酔い)、OA7.0(→出願スコア)。一旦IELTS終了
2022年2月 AGOSに申し込みGMAT対策開始
2022年7月初旬 GMAT初受験、惨敗、500点台後半
2022年7月中旬 MBA Loungeと契約、GMAT準備と並行してCV作成、過去の棚卸を開始
2022年9月 MBA LoungeのアレンジでNUSのアドミニと個別面談会実施
2022年9月 GMAT2回目受験、不発、600点台前半(→出願スコア)。川尻さんのアドバイスを基にNUSのRound1出願に向けて本格的にエッセイ準備開始
2022年10月末 NUSに出願完了
2022年10月末 GMAT3回目受験、リスコアをかけて挑むも惨敗、初回と同じスコア
2022年11月初 NUSインタビュー実施(→10日程度で合格通知受領)
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(橋本さん)GMAT一択です。海外経験はあまりありませんが、英語はいわゆる「純ジャパ」の中では出来る方との自負もあり、テストそのものにも今までの経験上強い苦手意識はなかったので、650点程度のスコアメイクは出来るものだと高を括っていました。Prepも含めて伸びない点数を見ていると、自分の能力の低さを突き付けられているようで非常に嫌な気持ちになりました。
GMAT以外の出願プロセスは社会人10年目の私にとっては新鮮で面白いものであり、家庭については妻の全面的なサポートがあったことから、正直なところそれほど苦労はありませんでした。急激な円安に伴う留学費用に関する心労はありましたし、今も続いていますが。笑
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(橋本さん)受験準備そのものではないのですが、英語の底力は社会人初期から鍛えておくべきであったと思っています。IELTSやGMATでは英語の速読力が求められますが、これは一朝一夕に身につくものではありませんので、少しでもMBA受験を考え始めたタイミングから自己啓発も兼ねて英語力の底上げをしておくべきでした。そうすれば、スクール選びの選択肢は更に広がった気がしています。
また、主要な民間奨学金に出願出来なかったのは失敗だと思っています。実際のところ、GMATスコアが奮わない中だったので、奨学金出願に割く時間は無かったのですが、あと数か月早めに準備を開始しておけば少なくとも一つは出願出来たはずです。
私費留学の方は、世の中で言われているスケジュールよりも更に前倒しで準備を開始して、民間の奨学金にトライすることをお勧めします。費用の悩みがあるとないとでは、合格後の気持ちの持ちようも大きく変わってきます。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(橋本さん)基本的には現職同様に金融機関に戻ることを想定していますが、ロケーションについては日本以外での就職にトライしたいです。
一方で、MBAを志した理由の一つが「自分探し」でもありますので、様々な価値観に触れることで金融以外の選択肢を見つけられれば、それも非常に幸せだと思っています。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(橋本さん)出願戦略に関する川尻さんのアドバイスは非常に的確で、Round1での出願をアドバイス頂いたことがNUS合格の決め手であったと思います。川尻さんが生徒一人一人の特性をご理解頂いていることが、出願戦略に関する的確なアドバイスに繋がっていると感じました。他のカウンセラーを選んでいたら、少なくともRound1で合格を勝ち取ることは無かったと思います。
また、悩みが発生する度にLINEで相談をさせて頂き、その際は川尻さんに非常に迅速にご回答を頂いたことで、隙間時間を有効活用しながら効率的に準備を進められました。
今後は門下生としてNUS関連のイベント等のサポートをさせて頂ければと思っておりますので、引き続きよろしくお願い致します。
ヒーローインタビュー【まとめ】
受講者さん別 ヒーローインタビューの一部をご紹介します。
※インタビューにお応えいただいた方のみ抜粋して掲載しています。
よく読まれている記事
Article記事を読む
すぐに役立つ新着ブログ
MBAの悩み解決
Serviceサービス一覧
日本人カウンセラーによるMBA出願対策
(エッセイ添削、インタビュー対策)から
転職サポートまで。
MBA留学・取得を目指す社会人の皆さんの
人生を楽しむキャリア形成を応援します!
(エッセイ添削、インタビュー対策)から
転職サポートまで。
MBA留学・取得を目指す社会人の皆さんの
人生を楽しむキャリア形成を応援します!