名前 :山崎誠さん(仮名)
年齢 :29歳
勤務先 :日系コンシューマーメーカー
MBA受験中のお住まい :シンガポール
進学校 :シンガポール経営大学(SMU)(シンガポール)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)現在はどんなお仕事をしていますか?
(山崎誠さん、以下山崎さん)2015年4月に日系コンシューマーメーカーに新卒入社し、海外市場向けの営業・マーケティング活動に従事しております。2016年末頃よりシンガポール駐在の機会を会社から頂き、同地域における事業戦略の立案と実行を担当しています。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(山崎さん)各種ビジネススキルの向上と、多様なクラスメンバーとの協働を通じて視野を広げたいと考えた事が主な理由です。
そのきっかけは、1)海外拠点特有の少人数組織の利点を活かし、営業・マーケティングに留まらない様々な業務領域に従事する過程で経営領域への関心を抱いたこと、2)コロナ影響を受けて顧客の購買行動のデジタルシフトが加速度的に進んでいく中で、必要なスキルセットの変化を肌で感じたことなどです。既存の組織を一度離れて、高い志を持ったクラスメンバーと共に上記のスキル・経験を積む事が中長期での自身のキャリア形成に必要と判断しました。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(山崎さん)<海外に居住している都合上、オンライン上でMBA受験の準備に必要な相談・サポートをして頂けるカウンセラーの方を探していました。その中でMBA Loungeを選択した理由は、川尻さんとの無料面談を行った際にこの人なら合格まで親身に相談に乗って頂けると率直に感じた事と、主要MBAスクールへの毎年数多くの合格者実績を送り出しており、サポート内容に信頼を置く事ができた事です。MBA受験の時期や受験校の選択などで迷っている部分も多く、大手の画一的なサービスには不安もありました。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(山崎さん)MBA Loungeに入会後、早々に主要MBAスクールのアドミ担当者と面談の機会を設定して頂き、そのための準備や実際の面談(+フィードバック)を通じて受験イメージをクリアに抱く事が出来ました。
その後、スコアメイキングが思った通りに進まず、また仕事・プライベート面での都合も考慮して、受験スケジュールを見直す決断をするなどの停滞期を迎えたこともありましたが、定期的に川尻さんとコミュニケーションを取らせて頂くことで、何とかMBA受験に向けた準備を継続する事が出来ました。
また特にMBA受験で重要度の高いエッセー・CVなどの書類作成に際しては、そのベースとなる自己分析、スクール別のエッセー作成にあたって数十回に及ぶメール、時にWEBミーティング等を活用して綿密なサポートを頂きました。川尻さんからは必ず24時間以内に(殆ど直ぐに)に内容の添削をして頂いたので、答えのない書類作成に対しても効果・効率的に準備を進める事が出来ました。
インタビュー対策についても川尻さんから基本的な心構えはもちろん、インタビュー講師の方も交えた実践的なアドバイスも事前に頂いていたので、当日は自信を持ってインタビューに臨む事が出来ました。
(川尻)なぜシンガポールを選んだのですか?
(山崎さん)シンガポールでの駐在経験から東南アジアにおける経営活動に興味があり、また同地域での将来的なキャリア形成も視野に入れていたため、シンガポールMBAが最適な選択であると考えました。
(川尻)なぜSMUを選んだのですか?
(山崎さん)SMUを選んだ理由は主に下記3点です。
1)NUSとNTUと比較しても更に少人数のクラスサイズを敷いており、授業への積極的な参加と発言が特に重要視されていることです。MBA留学では人的ネットワークが貴重な資産の一つなので、一人一人と密な環境下で関係構築を図れることは重要な検討ポイントでした。
2)デジタル領域の科目を増やしており(幾つかは必修科目として追加)、今後のビジネス活動への最新テクノロジーの応用を最重要視した実践的なカリキュラムを敷いている事です。この点については、在校生や卒業生の方々から頂いたフィードバックがスクールの方向性や特徴を捉える上で有益に働きました。
3)インターンシップが卒業要件として必修化されており(夜間学校のような形式)、現地企業での勤務経験がMBA期間中の学習・その後のキャリアの双方にプラスに働くと考えました。その他スクールと違ってSMUは都市部に位置しており、日中のインターンシップや経済界のイベントへの参加が比較的容易である事も魅力的なポイントでした。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(山崎さん)世間のランキングや知名度といった観点では、シンガポールのMBAスクールの中でNUS、NTUの2校が先行している事は自明です。私の場合はスクールの校風やカリキュラムの内容が何より自分にフィットしていると感じたこと、シンガポール人スタッフや取引先からはビジネス面でSMUが評価されている事も考慮してSMUへの進学を決意しました。そうした決断をするために、自身のスクール検討の軸を言語化し、スクール調査を行うことによる優先順位付けと比較検討、決断には悩みました。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(山崎さん)通算で約1年半を受験準備に費やしました。準備スケジュールの概要は下記の通りです。
・2020年2月:TOEFL受験、出願スコア取得
・2020年7月:MBA受験を決意、MBA Lounge申し込み
・2020年8月:GMAT 1回目受験
・2020年10月:GMAT 2回目受験
・2021年2月:GMAT 3回目受験、出願スコア獲得
・2021年3月:書類・インタビュー関連の準備開始
・2021年7月:SMUに出願し合格通知を受領
GMAT対策に関しては川尻さんにご相談の上でDavid講師のVerbalと、舘講師のMathを受講しました。
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(山崎さん)GMATの目標スコア獲得に最も苦労しました。日本人の場合は一定程度の勉強時間で早期に安定したスコアを出せると言われる事の多いMathですが、私はMathに元々苦手意識があり、実際に勉強を重ねても中々結果の出ない時期が続きました。その結果、勉強を続ける集中力を思うように維持出来ない期間も多々あり、ダラダラと長く学習時間のみを費やしてしまったと反省しています。(学習→忘却のサイクル・・・)
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(山崎さん)上述のGMATの目標スコアの取得に苦労した事を筆頭に、各準備に必要以上に時間を要した事です。
MBA受験は準備が多岐に渡る事から長期マラソン的にならざるを得ないと思いますが、出来るだけ短期間で走り切るために自律した準備を行う事が大変重要だと思いました。具体的には必要な準備項目や内容の整理とタイムラインの設定、決めた事を日々愚直に続けることかと思います。
これは自分が受験期間中に感じた事ですが、MBA受験は取得がマストでは全く無いので、目の前の仕事の忙しさを言い訳に受験準備のペースを落とす、場合によっては途中で変更・諦める事がいつでも出来てしまいます。実際に私も何度もそういう時期がありました。(川尻さんに助けて頂きました・・・)
同僚の仕事が終わった後に黙々と準備を続けることはひとえに忍耐力が求められますが、キツイからこそ早く合格できるように準備・実行するに越したことは無いと改めて思っています。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(山崎さん)東南アジアでの営業・マーケティング領域での更なるキャリア形成を図っていきたいと思っています。シンガポールでの駐在経験を今後更に深めていくために、あらゆる機会に貪欲に向き合っていきたいです。
(川尻)これからMBAを目指す方にアドバイスをお願いします。
(山崎さん)MBA受験は人それぞれのスタートラインが全く違うと思いますので、あまり周囲の合格体験記に囚われすぎる事なく、当初MBAを目指した初心を大切に地道に準備を行う事に尽きると考えています。
川尻さんに各種準備・対策のサポートを頂く事で合格に求められる水準まで引き上げて頂けると確信しております。
学校によって数は異なりますが、各スクールとも多様性の観点で日本人の席は一定数あります。インド人や中国人出願者の激烈な競争環境(席も多いものの母数が多い)と比較をすると、日本人が非常に恵まれているのは紛れもない事実ですので誰にでも平等にチャンスはあると思っております。頑張ってください。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(山崎さん)長期に渡るサポートを頂き誠にありがとうございました。川尻さんからのご支援をなくして私の合格はなかったと思いますので、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。引き続きよろしくお願い致します。
ヒーローインタビュー【まとめ】
受講者さん別 ヒーローインタビューの一部をご紹介します。
※インタビューにお応えいただいた方のみ抜粋して掲載しています。
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