名前 :下井泰彦さん(仮名)
年齢 :38歳(MBA受験時)
勤務先 :映像作家
MBA受験中のお住まい :九州地方
進学校 :ナンヤン理工大学(NTU)(シンガポール)Fellows MBA
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていましたか?
(下井泰彦さん、以下下井さん)映像作家(ディレクター・シネマトグラファー)として主に広告代理店と共に企業や公共、学術機関向けのプロモーション動画やTVCMを制作していました。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(下井さん)ただ動画を制作するのではなく、制作現場で感じていた市場の気配をより言語化してビジネスの観点からより的確で問題解決につながるようなサービスの提供をしたいと考えていました。そのためにはDXを見据え、デジタルプラットフォームから提供できるような知見が必要でした。
また、日本において働いている限りでは、出会うことのできないこれからの世代を担うグローバルリーダーたちに大いに刺激を受け、自分のボックスの外に出て世界を大きく広げたいと思ったことも大きかったです。それがMBAを目指すきっかけにつながりました。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(下井さん)MBA取得にあたり、全く前知識も情報もない中、普段の仕事を抱えながら一人で取り組んでいくというのは非効率に思えました。委ねられる部分は大いに委ね、最短で欲しい情報や的確な解答にアクセスするためには専門家の支えがあった方が合理的ですし、自分のモチベーションも保たれると思ったからです。
MBA取得のサポートを行っているサイトをいくつかリストアップし、比較検討したところMBA Loungeは体験者からの評判もよく、合格者のコメントからもしっかりと寄り添ってアドバイスを行ってくれていることが分かりました。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(下井さん)精度の高い提出資料を最短のプロセスで準備することができました。特にCV、エッセイなどは限られた文字数や紙面の中、MBA出願において最も必要とされるところですが、頂いたアドバイスのもとに相手に響く情報を先鋭化して盛り込むことができました。また自分のキャリアや考えを魅力的に訴求するだけでなく、これまでの歩みを改めて見直すきっかけにもなりました。
(川尻)なぜシンガポールを選んだのですか?
(下井さん)私はかつて映像を学ぶために数年間アメリカに住みながら撮影で東南アジアに行くことがあったのですが、その時にアジアの国のエネルギーに圧倒され、いつかこのエネルギーの渦中に身を委ねて仕事をしてみたいと思っていました。
そしてビジネスレベルの英語・アジアのハブという地政学的要因と公用語に英語が含まれていること、そしてデジタル化が進んでいるシンガポールこそが挑戦を受け入れてくれる場所だと感じたからです。
(川尻)なぜNanyang Fellows MBAを選んだのですか?
(下井さん)Fellowsはミッドキャリア向けということと、工科大学ということもありデジタル化に精通していることが理由です。また自分のこれまでのキャリアにおいて、公共事業との関わりが多く、半数以上の生徒が各国のパブリックセクターから来ているということも踏まえると、親和性が高いと感じました。
そのほか、GMATが課されていないということも大きな決め手ではありました。私費での挑戦ですのでフルタイムで働きながら資金を作り、並行してGMATの勉強や出願の準備をするというのは難しいと思っていたのです。そんな時に川尻さんからNTUのFellows MBAの話しを聞き、自分の求めていたものと合致したことが決め手となりました。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(下井さん)まったくありません。むしろ川尻さんとの初めての面談で自分の不安や求めているものを汲み取った上で選択肢を提示してくれたのでNTUが第一候補となりましたし、この出来事で「川尻さんにお願いしたい!」と強く思いました。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(下井さん)途中仕事が立て込む時期などあったので通算1〜2ヶ月程度の中断はありましたが、準備に要した時間はおよそ1年弱でした。内訳としては約5ヶ月をIELTS対策、残り期間をエッセイや面接対策に費やしました。
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(下井さん)エッセイは自分の言葉で書く必要があると強く感じたため、翻訳者を介さずに自分で英訳をしたことです。英語特有の言い回しや構成、自分の意図を的確に伝える表現力が追いつかず、納得できるエッセイに至るまでに時間と労力を要しました。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(下井さん)IELTSを受験した際に、比較的点数をとりやすいリーディングセクションの対策を後回しにした結果、点数を稼げる箇所で落としてしまったことです。これは完全に油断していました。ただ、この経験が教訓となって、後々のエッセイや面接対策に生かされたのではないかと思います。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(下井さん)私は2つのプランを描いています。一つは起業し、これまでの自分のビジネスをより多角的に広げていくこと。もう一つは現地のIT企業のプロモーション部門の就職を狙い、知見を広げることです。年齢的にもミドルと呼ばれる年齢に差し掛かっていますが、これまでのクリエイターとしてのスキルとMBA的知見を活かせるフィールドで挑戦し続けたいです。
(川尻)これからMBAを目指す方にアドバイスをお願いします。
(下井さん)果たして自分が合格に至るのだろうかと日々、不安に苛まれると思います。私自身、クリエイティブ畑でキャリアを積み、ビジネスやファイナンスとは遠い道を歩んできたため、自分がMBAを取るということがそもそもできるのだろうかと、不安に思うことが多々ありました。しかし、必要とされることを一つ一つ着実にクリアしていくことで、初めはおぼろげだった合格というゴールが、徐々に見えるようになってきたのです。
悲観的になりそうな時こそ必要なことを粛々とこなしてください。そうすることで確実にゴールに近づいていきます。自分を信じてください。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(下井さん)本当に私一人ではとても達成できなかった大きなチャレンジでした。不安に襲われることも多々ありました。でも川尻さんは畑違いから挑戦する私を受け入れてくれ、多くの補助と激励を与えてくださいました。その川尻さんのおかげで道に迷うことなく最短かつ最も効率的な進み方でゴールすることができたと思います。
これからもMBAを目指す人々の道標であってください。ありがとうございました。
ヒーローインタビュー【まとめ】
受講者さん別 ヒーローインタビューの一部をご紹介します。
※インタビューにお応えいただいた方のみ抜粋して掲載しています。
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