細かすぎて伝わらないMBA後のキャリアに必要なビジネススキル
HOME > 細かすぎて伝わらないMBA後のキャリアに必要なビジネススキル
MBA取得を目指す社会人の10人中10人は、MBAを通じてその後のキャリアを豊かにしたいと考えているはずです。
MBAでビジネスに関する知識、ノウハウ、そしてネットワークを手に入れることで、MBA前と後とで、大きな変化を起こそうとします。そして、もちろんそれは可能です。
では、具体的にMBAで習得できるスキルにはどのようなモノがあるのでしょうか。
経営戦略術?
リーダーシップ?
ファイナンス?
コミュニケーション能力?
経営判断力?
これらのスキルはMBAを通じて身に着けることができる代表的なスキルや能力です。
でも、MBAを通じて一つも二つも上のレベルで仕事をしていくにあたって必要、でも細かすぎて中々伝わらない本当のスキルがあります。
今回はそんな「細かすぎて伝わらないMBA後のキャリアに必要な本当のスキル」についてのお話です。
目次
細かすぎて伝わらないMBA後のキャリアに必要な本当のスキル
結論から申し上げますと、「細かすぎて伝わらないMBA後のキャリアに必要な本当のスキル」とは「感情コントロール力」です。
つまり、いかなる状況においても、常に冷静沈着で正しい判断をするチカラです。
自分の感情をしっかりとコントロールできるリーダーは、異常事態でも冷静沈着であり、今までに身に付けた経験、知識、能力を最大限に活用して正しい判断をすることができます。
一方で、「感情コントロール力」がないリーダーは、どんなに経営に関する豊富な経験や知識があっても、どんなにリーダーシップ能力があっても、どんなに卓越した分析力があっても、異常時において全く役に立ちません。その際のリーダーの感情で動いてしまうわけですから、正しい判断ができなくなってしまうということです。
イメージ的には、「感情コントロール力」がないリーダーは緊急事態にはパニックになってしまい自分の経験や知識が詰まった宝箱に自らカギをかけてしまい、有効活用できず素人同然の判断をしてしまう、という感じです。
冷静さを失ってしまうと、今までに培ってきたスキルを発揮できないまま終わってしまうんです。
経営ではよく、「ヒト」「モノ」「カネ」の動きを見ることが基本だと言われますが、それらを動きを見る人は自分の「感情」をコントロールしなければ決して優秀なリーダーになることはできません。
良いニュースと悪いニュースは突然やってくる
「良いニュース」と「悪いニュース」はある日突然やってくるものです。
組織のシニアレベルのマネージャー、もっと言えば経営者となって会社を動かしている人は、既に体感しているかと思います。逆に経営に近いレベルの人たちでないと中々実感することはありません。
ある日急に「取引先から契約が打ち切られた」と思ったら、翌日に「新しい大型案件が入ってきた」など。
地獄から天国へ、天国から地獄へ、と短期間で状況が大きく変化して、感情を大きく揺さぶられます。経営レベルの仕事に就くと、まるでジェットコースターにように上下に激しい揺れを常に体感することになります。
リーダーたるや、そのような状況であっても常に冷静沈着に行動し、自分の宝箱を最大限に活用する肝っ玉が求められるんです。
良いニュースが来ても、ゆっくりとその余韻に浸っているヒマはありません。一方で、悪いニュースが来ても、落ち込んでいるヒマはありません。
ジェットコースターのように、心を揺さぶられながら冷静沈着な経営判断を求められるのが経営層で働くビジネスパーソンです。
このようなジェットコースターの経験は、MBAを取得して職務レベルが経営層に近くなったときに得られるものです。もちろん、会社によって大きく異なりますが、一般的には、社員レベルの仕事ではこのような経験をする機会は大きく限定されます。
なぜなら、一般的には経営層ほど多くの案件に接する機会がありませんし、経営層である程度かみ砕いてから現場レベルに指示が出されるからです。
「感情コントロール」はMBAで訓練できるのか?
それでは、この「感情コントロール力」はMBAでどのように訓練するのでしょうか。
そこで出てくるキーワードが「Diversity(多様性)」です。
MBAでは、様々な国籍、文化、考え方、習慣を持ったクラスメートと真剣勝負で一つの課題に取り組む機会が多く与えられます。
時には、「なんでAさんはこんなヒドイ事を言うんだ。」「なんでBさんはあんな行動をするんだ。」と自分の常識では考えられない状況を目の当たりにしてストレスが溜まることも多々あります。
そこで感情的になって喧嘩になってしまえば、与えられた課題を完了させることができず単位を失うことになります。
MBAのグループワークでは、Diversityのある状況下で、如何に冷静沈着に正しい判断をする訓練をすることができます。
まとめ
・「細かすぎて伝わらないMBA後のキャリアに必要な本当のスキル」とは、「感情コントロール力」です。
・良いニュースと悪いニュースがある日突然やってきます。これに感情を揺さぶられることなく、経営判断するスキル、つまり「感情コントロール力」が経営層には求められます。
・「感情コントロール力」があるリーダーは、周りの厳しい感情の中、冷静沈着に経営判断を行うことができるものです。
・MBA取得後、経営層に近い仕事をしたいのであれば、この「感情コントロール力」を磨いていく必要があります。
【無料メルマガ】MBA出願や留学生活のノウハウを無料で公開
第1弾:MBA出願メルマガ(全7回)、第2弾:留学生活編(全7回) 無料登録はこちらから
【無料診断】あなたはMBAに向いている?MBA診断
あなたのポテンシャルを知りましょう。 無料MBA診断はこちらから
【無料動画】MBA出願対策無料動画講義
MBA出願対策の無料動画で、出願のノウハウを掴みましょう。 無料視聴はこちらから
【MBA Loungeラジオ配信中】MBAからキャリアまでのノウハウ集
勉強や作業をしながらでもお聞きください! MBA Loungeラジオはこちらから
【留学準備の会員制ゼミナール】大学院留学準備を仲間と一緒に!
仲間がいるから頑張れるんです。無料説明会開催中 詳細はこちらから
【無料語彙力チェック】スマホで学べる。TOEFL語彙無料クイズ全10回配信
全10回配信。TOEFLスコアアップに悩んでいる方全員が有効に活用できる語彙力アップツールです。 無料登録はこちらから
【国内・海外就職】国家資格キャリアコンサルタントが徹底サポート
IT,コンサル,広告,ベンチャーなどの転職を希望の方にはぴったり 詳細はこちらから