MBA留学を目指すなら。日本人カウンセラーによる出願対策。
エッセイ添削、インタビュー対策、個別サポート。

MBA出願サポートの受講生さんから普段の仕事激務でMBA受験が両立できません、というメッセージをLINEやメールでもらうことがよくあります。

先日、MBA受験を目指すも仕事との両立に悩むある受講生さんからこんなメッセージを頂きました。（内容一部変更しています。）

「あと、もう一点お願いがございます。業務が激務のせいで勉強と両立することができません。家に帰っても疲れて寝てしまっており、両立できずに毎日焦りを感じています。
川尻さん、大変恐縮ですがこんな私に対して叱咤激励のメッセージを飛ばして頂けないでしょうか。慰めとかではなく、厳しい言葉で叱咤激励してほしいです。すべて受け止めますので、どうぞよろしくお願いいたします。」

受講生さんの中には、MBAエッセイ添削やインタビュー対策などのハード部分だけのサポートではなく、叱咤激励などの精神面でのサポートを求めているんだな、と改めて実感しました。

仕事とMBA受験を両立するためのメッセージを送り続けながら二人三脚でMBAさらにはその後のキャリアを応援できるこの仕事は、やはり私にとって天職です。

今回、このメッセージに対して私が返信したリアルの回答をここに再現します。（※本人了承済み）

かなり厳しい言葉ですが、危機感を煽ってほしいということでしたので、意図的に厳しく奮起してもらうことを目的とした回答となっています。

中には厳しいメッセージが苦手な人がいるので、人によってはこんな厳しいことは言いません。（基本的には私は相手をほめて伸ばすタイプです。）

でも、彼なら受け止めてくれる内容だと思いこのような厳しい表現にしています。

もしこの方と同じような状況である人がいれば、是非以下のメッセージは自分のことだと思って読んでみて下さい。

回答編

仕事が激務で夜寝てしまうのは、人間として仕方がないことです。疲れている状態で寝ずにIELTSやGMATの勉強をしても効率が悪く成果は出ません。そして、成果が出ずに自分はダメなヤツだ、と自己嫌悪に陥り、更に焦りが生じてしまうようであれば、それは悪循環です。

自分を奮い立たせることは重要ですが、仕事が激務の中でも、例えば1日15分でも試験勉強をする時間がとれた、それが1週間続いた、など小さな達成があれば、それを自分で褒めてあげましょう。

但し、

●●さんはそんなことはないと思いますが、仮に1日15分でも30分でも勉強する時間があったにもかかわらず、Youtubeを観てしまったとか、遊んでしまった、というのであれば別です。そんな自分を反省し、二度とそのようなことをしないように気合を入れる必要があります。

それが理由で私に叱咤激励を求めたのであれば、●●さんは自分の怠惰で、このメッセージを送っている私の時間も奪っていることになります。

●●さんがこのメッセージを読んでいる今この時も、●●さんと同じビジネススクールに出願するライバルとなる人たちは、コツコツと勉強を続けています。

でも、仕事が激務だからどうしようもない。
そう反論したくなるかもしれません。

●●さんが本当に今年志望校に合格して来年確実に入学を目指したいのであれば、そのことを最優先にする必要があります。

別の言い方をすれば、「仕事よりも勉強を優先しろ！」ということです。●●さんと同じビジネススクールに出願するライバルとなる人たちは、きっとそうしています。

仮に一日2時間勉強時間を確保すると決めたのであれば、仕事を犠牲にしてでも必ず２時間の時間を確保してください。

一日は24時間しかないので、2時間確保するには、他に2時間減らすしかありません。もしくは効率よく2時間を1時間でできる方法を探すことです。

繰り返しになりますが、●●さんと同じビジネススクールに出願するライバルとなる人たちは、きっとそうしています。

そもそも仕事をしながらMBA出願をするということ自体が、タイムマネジメントや粘り強さを訓練するMBAプログラムの一環と言えます。

これができないようでは、MBAに行く資格はないとビジネススクールから言われていると思ってみて下さい。

これもできないなら、MBAを取得したいという欲は持たない方が本人のためです。

ここで●●さんが奮起して無事に合格を獲得して「あの時、粘り強く頑張った成果ですね。おめでとうございます！」と私から言ってもらえるのか、

または、

「やっぱり●●さんは根性が続かなくダメだったか。」と思われてしまうのか。

すべては●●さん次第です。

まとめ

基本的には私は相手の良いところを見て、褒めて伸ばすタイプだと思っています。でも受講生さんによっては、危機感を煽って自分を奮い立たせるような方もいらっしゃいます。

そのような方には、自分が思っている本心をほぼストレートにぶつけてモチベーションを上げるサポートができればと思っています。

特にMBA Loungeの出願サポートは、私が受験するわけではないので私がどんなに頑張っても受講生さん自身が頑張ってくれなければ、合格を手にすることができません。

もちろん、受講生さんによって合格することが最終ゴールではありません。MBAを通じて自分が目指すキャリアを切り開き、充実した人生を過ごすことがゴールだと思います。

そんな受講生さんのゴールを手助けすることができるのなら、私にとってこんな天職はありません。

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