MBA受験における今後の傾向6つ:2020年最新版

2020/01/05

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MBA受験を検討している方々にとって、今後の傾向は気になるところだと思います。

MBA受験のシステムは、毎年同じではありません。

各ビジネススクールはより優秀な学生をリクルートするために毎年試行錯誤をしてMBA出願システムや条件を変更しています。ビジネススクールにとって、世界中から優秀な学生からそうでない学生まで無差別に出願をしてくるわけですから、それも当然と言えば当然かもしれません。

そこで2020年最初のブログでは、「MBA受験における今後の傾向6つ:2020年最新版」をお届けします。

注意点として、ここでご紹介するMBA受験における傾向は一般的なものであって、あなたが志望するスクールの傾向とは異なる可能性がありますので、そこはご理解ください。

GMATの重要度は下がっている

MBA受験生としては、一番気になるのがGMATスコアかもしれません。特に日本人のMBA受験生の場合は、大学受験で試験を嫌というほど経験していますから、「MBA受験=GMAT」と結び付けてしまいがちです。

しかしながら、多くビジネススクールの入学担当者は「GMATがすべてではありません。」と口を揃えます。

ビジネススクールの最大の目的は、「優秀なビジネスパーソンを社会に輩出すること」です。GMATスコアが高ければ優秀なビジネスパーソンになる根拠は実はそれほどない、と考えるスクールも多いです。

MBA受験者の「人格」が重要視されている

GMATスコアよりもMBA受験者の「人格」が重要視されている傾向にあります。

上述の通り、ビジネススクールの最大の目的は、優秀なビジネスパーソンを社会に輩出することです。

部下が「この人についていきたい。」取引先が「この人と仕事をしたい。」という人間は、往々にしてその人の人格に惚れるからです。決してビジネススキルや知識だけではありません。ビジネススクールもそれをしっかりと理解しています。

アジアのビジネススクールが人気増

シンガポール、香港、中国をはじめとしてアジアのビジネススクールの人気が高まっています。理由は様々ですが、当社調べでは主な理由は以下であると考えています。

・アジアでの就職口が多い
・学費が欧米に比べ安い
・1年ほどで修了できるプログラムが多い

中でも「アジアでの就職口が多い」が一番の理由でしょう。

学費は毎年上昇している

欧米、アジア、オセアニアなど、ほぼすべての地域において、MBAの学費は年々上昇しています。

世界の多くの地域では経済も成長し、給料も上がっていますからね。
日本はその逆なのがつらいところです。

オンラインテストが流行の兆し?

以前のブログ記事『INSEAD, IE, LBS, Kellogg等MBA出願対策:トリッキー質問対処法』でご紹介しているKira Talentというシステムを利用したOnline Admission TestやVideo Interviewを採用するビジネススクールが増えてきています。
例えば、スペインのIEビジネススクールでは2019intakeから、イギリスのマンチェスタービジネススクールでは2020intakeから一部採用しているようです。

オンラインテストでは、自分のパソコンからログインすると、質問が提示され制限時間内にスピーキングまたはライティングにてその回答をする、というものです。

その場で質問に回答しなければならないため、出願エッセイのようにあらかじめじっくりと内容を精査することはできません。

少しテストに似た対策が必要になってくるかもしれませんね。

ただ、これはやはり頭の瞬発力を測るようなテストのように思えます。これだけでMBA受験生のすべてを分かるわけでありませんので、従来の出願エッセイにすべて取って代わるということはきっと無く、従来のエッセイとオンラインテストが並行して採用されていくことになるでしょう。

出願時期が早くなっている

例えば毎年9月入学のスクールの場合、以前は出願開始時期は前年の10月や11月頃からスタートでした。

これが9月スタート、場合によっては8月スタートに出願時期が早くなってきています。これは日本企業が優秀な新卒を早い段階で囲い込む状況に似ているかもしれません。

それに伴い、MBA受験生も早め早めの準備が必要になってきます。

まとめ

以上が「MBA受験における今後の傾向6つ:2020年最新版」です。
注意点としては、上述の通りすべてのスクールに共通するわけではありません。傾向はスクールによって微妙に違いますのでご留意ください。

1.GMATの重要度は下がっている
2.MBA受験者の「人格」が重要視されている
3.アジアのビジネススクールが人気増
4.学費は毎年上昇している
5.オンラインテストが流行の兆し?
6.出願時期が早くなっている

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