MBA受験者必見。残念な出願エッセイの特徴4つ

2020/01/25

MBA受験者にとって避けては通れないもの。それは出願エッセイです。
MBA受験は、日本の大学受験と違って、偏差値で合否が決まるわけではありません。

ビジネススクールは、MBAの出願プロセスの中で、
「受験者はクラスメートに貢献できる人か?」
「将来ビジネスパーソンとして活躍するだけの素質を持っているか?」
など人柄を重要視します。

その人柄を知る材料として、出願エッセイはとても重要な位置付けです。

GMATは足切りに使われるケースも多いですが、合否の決め手にはなりません。エッセイこそが合否に関わる重要な要素で、エッセイの善し悪しで求められるGMATの最低スコアが決まるといっても過言ではありません。

とは言え、エッセイは隠れた鬼門です。なぜならGMATやTOEFL、IELTSは受験すればスコアという形でフィードバックがありますので、自分が今どの程度のレベルか知ることができますが、エッセイは書いたところで良く分かる人に見てもらわない限りは、自分でエッセイの善し悪しが分からないからです。

そして、とても重要で声を大にして言いたい事ですが、多くの人は自分の書いたエッセイを過大評価しています。

そこで今回は、MBA受験者の方が、自分のエッセイを過大評価しすぎないように、「残念な出願エッセイの特徴3つ」をお届けします。

エッセイの質問に答えていない

MBA受験者の出願エッセイで一番多いのが、「エッセイの質問にしっかりと答えていない。」というものです。

例えば、

Describe how you have overcame obstacles in your professional life.

という質問に対して、克服した障害をストレートに書けばいいのに、自分の得意な事や今までの実績をダラダラと書き続けるケース。

Tell us about your professional and personal achievements?

という質問に対して、なぜ今の仕事が好きなのかを書いたり、personalのachievement記述が抜けていたり。

エッセイの質問に対してストレートに書くことは、簡単そうに見えますが実際にやってみると簡単ではありません。中々ストレートに答えることができないんです。

なぜでしょうか?理由は2つです。

1つ目に、英語アウトプット力が足りず、自分ではストレートに回答したつもりでも相手に伝わらなかったり、言いたいことを上手く表現できない場合があげられます。
せっかく素晴らしいアイデアを持っているのにそれを相手に伝えられないというのは大変悔しいですよね。その場合は、頑張って英語のライティングスキルを上げていく必要があります。

2つ目に、質問に対して回答できるほどの経験がない場合。
Describe how you have overcame obstacles in your professional life.と聞かれても、そのような経験をしたことが無い場合は書きようがありません。そのため、ごまかすためにちょっとズレた回答をしてしまう、なんていうことは大変よくあります。

これは、今までの経験から何か無いか絞り出すしかありません。MBAは何も経験をしていない人が出願できるものではないのです。

一般論を述べる

最初の「エッセイの質問に答えていない」に近いですが、エッセイで一生懸命ビジネス一般論を語ってしまうケースです。

例えば、What is your professional achievements?という質問に対して、自分のachievement経験はそこそこに、

Understanding customers is the key to giving them good service because、、、、とか
Leadership skills are very important for all managers because、、、、など

回答の大部分を一般論で埋めてしまうケースです。

言っていることは一般的に正しいのかもしれませんが、入学審査官はビジネスの一般論を聞きたいとではありません。あなたの考えを聞きたいのです。

Introduction、Body、Conclusionの構成になっていない

これはエッセイの形式によるので一概には言えませんが、英文エッセイは基本的に、Introduction、Body、Conclusionの構成になっている必要があります。

英文エッセイを書いたことが無い人は、この構成に沿って書くことができず、エッセイを半分くらい読み進めないと何を書いているのか分からない、なんていうことも良くあります。

英文法だけに過剰に執着する

教科書通りの完璧な英文法に仕上げることに執着する人は多いです。しかし、これも大きな間違い。

確かに文法がデタラメでは相手に自分の意思をしっかりと伝えられませんので宜しくはないですが、言うまでも無く英文よりも内容の方が重要です。

ビジネススクールは英語学校ではありませんので、出願エッセイでネイティブ並みの英文を求めてはいません。

ネイティブチェックが入れば完璧だと思っている人もいますが、それは大きな間違い。重要なのはあくまでも内容そのものです。

まとめ:ライティングはMBAが始まったら必須の能力

「残念なエッセイの特徴」として、3つご紹介しましたが、これらは言うまでもなくMBA受験用のエッセイに限ったことではありません。どれどころか、MBAプログラムが始まり各科目のアカデミックエッセイを書くときに必須の能力です。

1.エッセイの質問に答えていなかったら、評価がガクンと下がります。
2.一般論を述べていたら、あなたの意見を聞きたいのだ、と言われます。
3.Introduction、Body、Conclusionの3構成でない場合ほぼ0点となります。
4.教科書通りの文法力を求められてはいません。

MBA受験者の方は、是非この記事を参考にして、残念ではないエッセイを書いていくようにしてください。

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