シンガポールと香港のMBAが日本人に人気の理由は何ですか?

2020/08/01

MBA留学先として、特に日本人受験者を中心に人気が高まっているのはシンガポールと香港です。

具体的にはシンガポールMBAの場合は、
NUS(シンガポール国立大学)
NTU(ナンヤン理工大学)
SMU(シンガポール経営大学)

香港MBAの場合は、
HKU(香港大学)
HKUST(香港科技大学)
CUHK(香港中文大学)
CityU(香港城市大学)

MBA Loungeでもこららのビジネススクールとコラボのイベントを日本人向けに時々開催していますが、すぐに満員になってしまうくらい人気がります。

ではなぜ、これほどまでアジアのMBA、特にシンガポールと香港は日本人に人気があるのでしょうか?今回はその理由について、4つ解説します。

1.カネとヒトがアジアに向かっている

シンガポールと香港のMBAに人気が集まる一番大きな理由は、カネとヒトがアジアに集まっているということでしょう。
この記事を読んでくださっている多くは会社にお勤めの方々だと思います。そして皆さんがお勤めの会社の多くが、何らかの形でアジアの国々との取引があるのではないでしょうか?

19世紀のヨーロッパの時代から、20世紀はアメリカの時代、そして21世紀はアジアの時代と言われるように、アジアでは人口も増え、それに伴ってお金も多くアジアに流れています。アジアでビジネスの基盤を作り、中長期的にアジアでビジネスを展開される展望を持った会社も多く、アジアには多くの新しいビジネスチャンスがあります。

また、ヒトも同様にアジアへ流入しています。イギリスの高等教育審査機関であるQSのレポートによると、アジアで新しい職に就いているMBAホルダーの数が増えているという調査結果があります。
ビジネススクールでスキルを身に付け、その活用の場をアジアに求めているMBAホルダーは年々増加してきているということですね。

2.ネットワーク形成に大きな魅力

ビジネスがアジアに集まっているとはいえ、アメリカやヨーロッパでMBAを取得した後にアジアへ行けばいい、思う人も多いかもしれません。

確かにそれも一理ありますが、学生のうちからアジアを基盤としたネットワークをしっかりと固めておくためには、やはり最初からアジアで学んでネットワークを形成する方が時間的に有利です。

言うまでもなく、将来のビジネスの基盤をアジアに置いている学生の数は欧米のスクールよりもアジアのビジネススクールの方が多いので、そのようなクラスメートや教授、そして地元の企業とのネットワークを形成することもMBA留学では大切な要素となります。

MBA留学の目的地を考える際は、スクールで学ぶアカデミックな内容だけではなく、ネットワーク形成もしっかりと計画的に考えておくことが重要ですね。

3.MBAランキング上位のスクールが複数

シンガポールと香港には、ランキングが上位のビジネススクールが複数あります。
もちろん、ランキングだけで進学先を選べるわけではないですが、スクールのブランド力に大きな魅力を感じて欧米ではなく、シンガポールや香港を目指す人も多いです。

最新の各MBAランキングは以下の通りとなっています。

●Financial Times: Global MBA Ranking(2020)
15位:シンガポール国立大学(NUS)
19位:香港科技大学(HKUST)
35位:ナンヤン理工大学(NTU)
50位:香港中文大学(CUHK)
56位:香港大学(HKU)
63位:シンガポール経営大学(SMU)
98位:香港城市大学(CityU)

●The Economist: Which MBA? Full Time MBA Ranking (2019)
60位:ナンヤン理工大学(NTU)
67位:香港大学(HKU)
73位:シンガポール国立大学(NUS)

●QS: Global MBA Ranking(2020)
32位:シンガポール国立大学(NUS)
36位:香港大学(HKU)
43位:ナンヤン理工大学(NTU)
46位:香港科技大学(HKUST)
67位:香港中文大学(CUHK)
121-130位:香港城市大学(CityU)

4.期間が短いスクールが多い

シンガポール、香港では最短で12ヶ月で修了できるプログラムが多く、なるべく短い時間でMBAを取得しビジネスの世界に戻りたい、と考える人も多いです。
アメリカの場合は多くが2年のプログラムであり、且つ滞在期間中の生活費も高いことから、短い期間で修了でき、相対的に生活コストも低めのアジアでのMBA取得を目指す学生が多いです。

シンガポールMBA
NUS(シンガポール国立大学):17ヶ月
NTU(ナンヤン理工大学):12ヶ月
SMU(シンガポール経営大学):12ヶ月

香港MBA
HKU(香港大学):14ヶ月
HKUST(香港科技大学):12ヶ月、16カ月
CUHK(香港中文大学):12ヶ月、16カ月
CityU(香港城市大学):12ヶ月、16カ月、24ヵ月

まとめ

近年、シンガポールと香港のMBAはとても人気があります。しっかりとした統計はとっておりませんが、シンガポールや香港のMBAを目指す全日本人の半数は、MBA Loungeの出願サポートの受講生さんです。

そんなシンガポールと香港が人気の主な理由は以下の4つです。

1.カネとヒトがアジアに向かっている
2.ネットワーク形成に大きな魅力
3.MBAランキング上位のスクールが複数
4.期間が短いスクールが多い

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