MBAだけでは習得できない、スーパー人材に必要な「第3」のスキル
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キャリア意識が高い20代、30代のサラリーマンの方々は、将来的にどの企業からの求められる人材を目指して、出世、転職、そしてMBA留学などを考えている人も多いと思います。
では、企業から求められる人材とは、どんな人材なのでしょうか?
優秀な人材に必要な基本2つのスキル
企業から求められる人材。
もちろん、それは各企業の方針によるところが大きいので一概には言えません。
それでも、業界、業種、国・地域に関わらず、企業に求められる人材として絶対に必要なスキルがあります。
一般的には以下の2つ。
1)経営戦略、マーケティング、ファイナンス、アカウンティングなどの経営専門知識などのいわゆるハードスキル
2)リーダーシップ、交渉力、語学などのコミュニケーションに関わるいわゆるソフトスキル
これら2つはMBA過程で訓練することで習得することができます。
MBAでは、カリキュラムに組み込まれている各講義でアカデミックなハードスキルを身に付け、多様性のあるクラスメートたちとのグループワークを通じてソフトスキルを身に付けます。
スーパー人材になるための「第3」のスキル
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しかし、どの企業からも求められる「スーパー人材」になるためには、「第3」のスキルが必要になります。
そしてそれはMBA過程で習得するのには困難なスキルです。
それは、
3)社会の理不尽さを理解した調整術
会社という組織は私利私欲を持った人間の集まりであることを決して忘れないでください。
MBAで学んだハードスキル、ソフトスキルを駆使すれば論理的に物事を判断しビジネスを進めていくことは、基本的に可能です。しかしながら、それはあくまでも対象が論理的な組織や人を相手にした場合の話。
訓練をするビジネススクール内ではその人の年齢、経歴に関係なく、クラスメートに上も下もありません。全員が平等で、利害関係もありません。
そのようなビジネススクールの環境では、
賛同される意見は採用され、そうでない意見は採用されません。
きわめて合理的で分かり易いです。
しかし、実際のビジネスの現場では、組織には上下関係、利害関係が存在します。
この上下関係、利害関係の余地が入り込むとどんなに論理的に話をしても、自分の主張が通るとは限りません。
「何を言ったか」ではなく「誰が言ったか」の方が優先されるケースがあります。
または会社や上層部の都合が入ってくる場合もあります。
非常に理不尽でドロドロとした世界です。
このドロドロの世界では必ずしも正義が勝つとは限りません。
このようなドロドロした世界でうまくやっている術、つまり、様々な利害関係を考慮しながらビジネスを正しい方向へ導く調整力をMBA過程で学ぶことは難しいです。
ではこの調整力はどこで学ぶことができるのでしょうか?
それは以下の2つ。
1)経験あるのみ。実践で学ぶ。
実際に企業でマネージャー職につけば、頻繁に利害関係による調整をする仕事をすることになるでしょう。
本意不本意は別にして、様々なタイプの人間をまとめていくには、実際にその状況にどっぷりと浸かって苦労しながら、うまく調整する方法を学んでいくことになるでしょう。
2)ビジネス小説やテレビドラマを参考にする
人間というのは、赤の他人のトラブルや理不尽な状況を見るのがきっと好きなんでしょうね(笑)
フィクションのビジネス小説やドラマでは、正義感あふれる主人公が非常に理不尽なトラブルに巻き込まれてそれを解決していく筋書きのものが多くあります。
例えフィクションであってもその主人公と自分を重ね合わせて考えさせれらるサラリーマンも多いです。(だからヒットする小説やドラマが出てくるわけですが。)
例えば、私が参考にしている作家さんでいえば、半沢直樹シリーズや「空飛ぶタイヤ」、「鉄の骨」などのビジネス小説の作家池井戸潤さんです。
半沢直樹シリーズでは、上司や取引先のドロドロした人間関係や不正を暴くストーリーですし、「空飛ぶタイヤ」はリコール隠ぺい問題、「鉄の骨」は談合問題など、文字を見るだけでも、そのドロドロさが伝わるのではないでしょうか。
「第3」のスキル:社会の理不尽さを理解した調整術を習得する
話がながくなりましたが、私がこの記事で言いたいことは、企業から引っ張りだこのスーパー人材になるためには、MBAでハードスキル、ソフトスキルを身に付けるだけでは不十分だということです。
私利私欲の塊である会社の中で生き延びていくためには、上下関係や利害関係などを巧みにこなす調整力が大変重要なのです。
ときには社会の理不尽さを目の当たりにして「正義なんてないのか」なんて感じることもあるでしょう。「努力が報われるなんてウソだ」と感じることもあるでしょう。
そんな状況でも100%とはいわずでも80%近い精度で社内外の調整を行い、会社が目指すべき道に導く力がスーパー人材になるための「第3」のスキルと言えます。
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