MBA取得でキャリアアップ。モチベーションが高まる孫正義さんの名言集。 ｜ MBA留学出願対策、日本人カウンセラー個別サポート

キャリアアップを目指してMBAを取得しようと決心しても、中々モチベーションが上がらず行動に移すことができていない会社員の方々は多いです。

普段のお仕事も忙しいでしょうし、学費も決して安くはありません。海外留学でMBAを取得しようと思ったら、会社を退職か休職をしなければいけないかもしれませんし、講義について行けるだけの英語力も必要になります。

つまり、キャリアアップのためのMBA取得のハードルは決して低くはないんです。

いくら頭の中ではMBA取得後にキャリアアップをしたい、と思っていても、モチベーションが上がらず、いつまで経ってもMBA受験対策すら始めていない人も多くいます。

今回は、MBAを取得してキャリアアップを目指しているにも関わらず、モチベーションが上がらない方々に向けて、ソフトバンクグループの創業者である孫正義さんの名言をお伝えします。

孫正義さんは才能だけでなく、如何に努力して今の地位まで上り詰めたのかもきっと分かり、MBA取得へのモチベーションも上がるのではないでしょうか。

自分よりも勉強した人はいないと自信を持って言えるか

孫正義さんが現在の地位までに上り詰めたのは、決して才能だけではありません。孫さんは、誰にも負けないほどの努力家であり、それを裏付ける行動をしているんです。

2011年のソフトバンク会社説明会で、孫さんはこんなことを言っています。
「自分よりも勉強した人はいないと自信を持って言えます。」

孫さんは大学留学時代、それこそ、睡眠は必要最小限で、起きているときは文字通り、すべての時間を勉強に充てていたそうです。移動するときも、食事をするときも教科書を読みながらで、常に本を見ているので、自分の食事のお皿をまともに見たことがない、とまで言っています。

そのため、物理的にこれ以上勉強時間を取ることができないはずので、自分は自信を持って自分よりも勉強した人はいないと言えるそうです。

MBAを取得してキャリアアップを目指す会社員の方々が、仕事をしながらMBA受験準備をするのは、時間的に体力的にもかなり大変なはずです。

平日は仕事で忙しく、MBA受験準備は、平日夜や週末の時間しかとることができないかもしれません。仕事時間と寝る時間以外は全てMBA受験準備にかけるほどのモチベーションが必要になるでしょう。

MBA受験準備自体がキャリアップのための訓練にもなっている、とよく言われます。

MBAを取得してキャリアアップを目指す会社員の方々は、そのくらいの気持ちで自分以上に頑張った人はいない、自信を持って言えるようにモチベーションを高めて頑張っていく必要があります。（もちろん、頑張れば結果が出るというほど甘い世界ではないのですが。。）

自分の登りたい山を決める

MBA取得後のキャリア目標は何ですか？
あなたは何の分野でキャリアアップを目指すのですか？

孫正義さんは、自分はどんな山に登って一番を目指すのか、明確にするべきだと言います。

MBAを取得してキャリアアップを目指す人は、「コンフォートゾーン（居心地の良い場所）から抜け出そう」というモチベーションが人一倍強いはずです。自分が達成したいキャリア目標はあるのに、それが達成できる人と達成できない人がいます。（そして、達成できない人の方が多いです。)

孫さんが言うには、その理由は目標が定まっているようで実はしっかりと定まっていないからだ、といいます。

MBA出願のエッセイやインタビュー対策を行う過程で、自己分析は外すことはできません。
MBA出願用の自己分析では主に以下を明確にする必要があります。

自分の強み、弱み
自分の価値
得意分野
将来の目標
ビジネススクールや社会に貢献できること

これらを明確にして、自分の登るべき山を見つけることです。

退路を断つ

孫正義さんは、日本の高校に入学後、どうしてもアメリカで勉強したいという夢をあきらめることができませんでした。

そこで、最初のステップとしてアメリカの語学学校に行く決心するわけですが、日本の高校から「何があるか分からないから、休学という形でアメリカに行ってこい」という提案をもらいます。

でも、彼は「私は弱い人間だから、退学してアメリカへ行きます。」と言ったそうです。

つまり、戻る場所を自ら消去して、アメリカで頑張る以外ない状況にしてしまったのです。そして、今の孫さんの地位を見ればそれが正しい選択だったのかどうかは明白です。

もしあのとき、孫さんが休学という形でアメリカに行っていたら、もしかしたら今のソフトバンクは存在していなかったかもしれません。

MBAを取得してキャリアアップを目指す皆さんは、如何でしょうか。
「退路を断つ」という意味で言えば、会社を退社して私費でMBA留学をする人などは概要しますね。会社員のまま仕事を続けていれば、毎年決まった金額が保証されているにも関わらず、勝負をしてMBAに挑戦するのですから。

退職の意思を会社に伝えるときはきっとドキドキするでしょう。
退職届を書くときは「もう後戻りはできない」と腹を括ることになるでしょう。

キャリアで成功する人の多くは、きっと何からこのような退路を断つ経験をしています。最初は不安な気持ちでいっぱいかもしれませんが、退路を断つほどの覚悟を決めれば、きっと成功に一歩近づくはずです。

孫さんも同じことをしているんです。同じように覚悟を決めたあなたも成功します！

まとめ

MBAを取得してキャリアアップを目指す方々に是非知ってほしい、モチベーションが高まる孫正義さんの名言は以下の３つです。

●自分よりも勉強した人はいないと自信を持って言えるか
●自分の登りたい山を決める
●退路を断つ