MBA経験を無駄にしない！取得後の有効活用パターン４つ

2021/01/15

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MBAを取得して本当に役に立つのでしょうか、という相談をよく受けます。

MBAの学位を取得するには、決して少なくない費用と時間、そして労力を投資することになりますので、これからMBAを取得しようと考えている人は慎重になるのも納得です。

とは言え、正直なところMBA取得後もキャリア的にも収入的にもあまり変化がなかった、という人も少なくありません。

MBAの経験を学んだことを生かすも殺すも自分次第なんです。

その理由の一つとして、MBAは大学院の学位の一つにすぎず、弁護士や会計士などの国家資格と違い独占業務がないからです。別にMBAホルダーでなければやってはいけない仕事というものはありません。

MBA取得後は、更に厳しい仕事環境での実力が問われるわけです。

決して少なくない費用、時間、労力を投資して、しっかりと回収できている人のパターン、つまり「MBA経験を無駄にしない！取得後の有効活用パターン４つ」をお話します。

以下説明する項目に一つでも当てはまるようにMBA後の進路を考えていけば、MBAでの経験を生かし切れていると言えると思います。

コンサルティング会社に転職する

コンサルティング会社に転職して、コンサルタントとしての働くことができれば、MBAで学んだノウハウやスキルを生かすことができます。

なぜなら、MBAのケーススタディでは「もしも自分がこの企業のコンサルタントだったらどうするのか？」というようなテーマが与えられることが多いからです。

対象企業の現状を分析してどうすれば改善されるのか、などをグループワークでディスカッションすることも多いでしょう。
そして、それらの結果をクラスでプレゼンテーションをすることも多いでしょう。

このような経験は、MBA取得後にコンサルティング会社に転職しコンサルタントとして仕事をするときに役立つはずです。

特にMBA前にこのような仕事をしてこなかった人にとって、MBAでの経験はコンサルタントになれば大いに役立つはずです。

注意点としては、コンサルティング会社での仕事といっても様々な仕事があります。転職する際には、仕事内容をしっかりと確認したうえで納得ができる企業に応募するようにしましょう。そうれなければ、MBAでの経験を生かし切ることができないかもしれません。

※ちなみに、当社では「国家資格キャリアコンサルタントによる国内転職サポートサービス」を提供しています。特にコンサルティング会社への転職を希望の場合は、是非ご活用ください。

企業で管理職に就く

MBAでは優秀な経営者やリーダーを養成する短期合宿のようなところです。
そのため、MBA学生は将来管理職に就くことを前提とした講義やプロジェクトに参加することになります。

人をどう扱うのか、チームのモチベーションをどう高めるのか、など、自分がプレイヤーとして実績を出すのではなく、人を上手く動かすことによってどうのようにチームの実績を上げるのかに焦点を置いて訓練することになります。

もし将来的に管理者の立場としてのキャリアを目指すのであれば、MBA取得後の転職は、そういうところも見据えて転職活動をしていくようにしましょう。

また、決して大企業での転職にこだわる必要はないと思います。部署によっては大きな組織の歯車の一部として管理職とは名ばかりのポジションである可能性もあります。これは個人の好みにもよるかもしれませんが、会社の規模に関わらず、管理職として自分が活躍できる可能性の高い企業を慎重に選んで、エントリーしたいですね。

起業する

起業は、MBAを取得した人によって最大のチャレンジで学んだことを最大限に利用できる手段の一つでしょう。
立ち上げるビジネスの分野や規模によりますが、一般的に起業では、マーケティング、会計、経営戦略、組織行動論、リーダーシップ、クリティカルシンキングなど、MBAで学ぶ多くの分野すべてを駆使する必要があります。そして決定権と責任はすべて自分にあります。

どこかの企業に転職して従業員として働く場合は、中々経験できることではありません。

※ちなみに、当社のMBA起業アカデミーでは、起業を目指す社会人向けのオンライン講座を提供しています。起業に興味のある方は、是非ご活用ください。