もしもトランプ大統領がビジネススクールを運営したら

2019/05/20

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トランプ大統領のビジネスマンとして実績はご存知の方も多いと思います。とにかくトランプさんのビジネス力と何事にもめげない心にはいつも感心しています。

不動産、ホテルなどの事業で成功したトランプ大統領ですが、実はTrump Universityという教育関連の事業の経験もあるんです。

そこで今回のMBAケーススタディでは、「もしもトランプ大統領がビジネススクールを運営したら」というテーマでトランプ大統領の教育におけるビジネスマインドをお届けします。

意地でもMBAランキングを上げる

ランキング

ご想像の通り、トランプ大統領は名声への執着はとても強いです。彼自身最初はニューヨークの某大学に入学したのですが、箔をつけたいとの理由で、アイビーリーグの名門ペンシルベニア大学ウォートンスクールへ編入をしています。ワシントンポスト社によると、「私はウォートンスクールを首席で卒業した。」とウソを付けている、とまで言っています。

トランプ大統領自身も著書『トランプ最強の人生戦略』(著:ドナルド・トランプ 訳:田中 孝顕 きこ書房刊 2017年 196ページ)の中で、「自分は最高のもの以外では絶対に妥協しない人間だ」と述べています。

そんな彼ですので自身でビジネススクールを運営したら、ニッチに特化するのではなく、ハーバード大学やスタンフォード大学などの超名門校と真っ向勝負を仕掛け、MBAランキングを上げることに全精力をつぎ込むでしょう。それが彼のマーケティングです。すべての分野で名門校を凌駕するようなコンテンツを構築し、ストレートの真っ向勝負です。

また、彼のことですので、どんな手を使ってでもランキングが上がるような仕掛けをするでしょう。独特のネットワークと強引さを最大限に活かすはずです。それが成功するかしないかは分かりませんが、それがトランプ流のマーケティングです。

適性重視の入学審査

適性

他のビジネススクールでもそうですが、偏差値が高い人が必ずしも合格できるわけではありません。大切なのはそのスクールと学生の適性です。

トランプ大統領曰く「才能とは適性のこと。人によっては向かないことをやっているだけで、自分に向いていることを見つければ成功する。」と語っており、成功には適性が重要であると述べています。
(出典:『トランプ思考』 著:ドナルド・トランプ 訳:月谷 真紀 PHP研究所刊 2016年 88ページ)

もしもトランプ大統領がビジネススクールを運営したら、経営者やリーダーの適性があるかないかを重視することになるでしょう。つまり、英語力やGMATのスコアよりも、今までの経歴や、エッセイ、インタビューを重視した審査になるかもしれません。

その一方で、入学後であっても彼が適性ではないと判断した学生は容赦なく大学処分にするのかもしれませんが。。。。

ダイバーシティを重要視する

ダイバーシティ

これについても他のビジネススクールでも共通しますが、ダイバーシティが重要視されるでしょう。要するに、学生のプロフィールを国籍、経歴、言語などが多様化するようなクラス構成を理想としているということです。

著書『トランプ最強の人生戦略』(101ページ)の中で、「ダイバーシティは刺激的かつ創造的なアイデアをビジネスにもたらす。」と述べており、そもそもビジネスの世界は自分と違った人々と働かなくてはならない世界であると考えています。実際にその考え方を現政権で活かしているのかという議論がありそうですが。。。

他のビジネススクールでもそうですが、他の学生と被らないユニークな経歴や考え方などがあると入学審査官に強くアピールできるポイントとなります。

ファイナンスにフォーカス

ファイナンス

本人も長いキャリアの中で不動産投資をしてきたビジネスパーソンであることから、ファイナンスの大切さを語っています。

著書『トランプ思考』(123ページ)の中で、若者に対して金融リテラシーを身に付けるべきだと語っています。大学においても、専攻が何であれ金融の授業を取るべきだと言っています。

確かにそうかもしれませんね。金融の勉強を通じて世界のトレンドや情勢を知ることができます。特にMBA取得を目指すのであれば、金融のエキスパートにならないまでも基礎的な知識とそれをもとにマーケットを分析するスキルは必須です。

まとめ

もしもトランプ大統領がビジネススクールを運営したら、以下のような特徴をもったビジネススクールになると思います。

●意地でもMBAランキングを上げる
●適性重視の入学審査
●ダイバーシティを重要視する
●ファイナンスにフォーカス

特に適性重視とダイバーシティは他のビジネススクールにも共有するところです。

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