半沢直樹が贈るMBAでキャリアアップを目指す君へのメッセージ
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MBAを取得してキャリアの充実を目指す多くのサラリーマンの方は多いですが、それはとても長い道のりになります。
MBA受験では、自己分析、英語力向上、スクール調査など仕事をしながら進めていかなければなりません。晴れてビジネススクールに入学したら、今後は数多くの課題や試練が待ち受けています。
そして、更には卒業後の進路はMBA前よりも充実したものにしなければ、そもそもMBAを取得した意味がないと感じる人も多いでしょう。
そこで今回は、作家池井戸潤さんの半沢直樹シリーズ4部作、
「オレたちバブル入行組」
「オレたち花のバブル組」
「ロスジェネの逆襲」
「銀翼のイカロス」
これらの半沢直樹たちの名言をピックアップして、MBAを通じてキャリアアップを目指す人たちへ応援のメッセージを送ります。
目次
三人称で考える
「感情をコントロールする方法。それは、三人称で考えること。」
(出典:「オレたち花のバブル組」著:池井戸潤、文春文庫 p56)一部変更
これは、半沢直樹の同期の近藤直弼が病気により銀行に入行した夢が絶たれ出向先に異動になった時のシーンです。
MBAプログラム履修中は、毎日毎日忙しくてつらい日々を過ごすものです。
「講義についていけずに無事に卒業できるか心配だ。」
「クラスメートとうまがあわず、ちょっとうつ状態。」
「慣れない土地でのハードな勉学は毎日憂うつ。」
ハードなMBA生活ではこんな経験も一度はするでしょう。エッセイやプレゼンが怒涛のように押し寄せ、クラスメートと喧嘩ばかりで、慣れない土地でも生活、、、、
うつになってしまいそうなMBA学生の方もいるかもしれません。
そんな時は、「三人称」で考えてください。
この経験をしているのは、「私」ではなく「彼」「彼女」であると。
ちょっと大変なくらいなら気合を入れて頑張ればいいですが、人によっては毎晩泣いたり、うつ状態になってしまう人もいます。そんなときは、三人称で考えると気持ちがスッとラクになります。
「自分は今、MBAに挑戦する若者の小説を読んでいるんだ。この絶体絶命のピンチ。普通だったら乗り越えられるとは思えない。さて、結末はどうなるんだ。」
それくらい一歩引いたところで自分を眺めてみてください。
それくらいリラックスして真剣に考えこむ必要は無いんです。
本当に辛くてどうしようもなかったら、一旦休学してもいいです。MBA Loungeの受講生さんの中には、進学したはいいけれど、状況が変わって休学をした人、そして復学をした人もいます。
辛かったら三人称で考える、そして場合によっては一旦中断してもいい。
それくらいリラックスしてMBAに臨みましょう。
夢を見続けるのは難しい
「夢を見続けるってのは、実はとてつもなく難しいことなんだよ。その難しさを知っている者だけが夢を見続けることができる。」
(出典:「オレたちバブル入行組」著:池井戸潤、文春文庫 p355)
これは半沢直樹が同期で親友の渡真利忍に電話で言った言葉。
MBAプログラムを実際に始めている人は、この言葉の意味もよく分かってくるのではないでしょうか。
あなたの夢はMBA取得ではないはずです。きっと、もっとその先をみて理想の仕事をすることだったり、人生を充実させることだと思います。
その夢を実現するために、MBA取得がきっと必要なんですよね。
通常、夢を見続けること、夢を追いかけることは長期的な視点が必要です。その長い道のりの中でモチベーションが下がったり、病気になったり、計画と違うことが起こったりと、あなたが夢を見続け実現していくまでの間に様々な障害があります。
その障害のどこかで挫折してしまう人も多いです。
あなたは夢を実現するための複数の障害を克服し、最後に夢をつかみ取ることができますか?
私のこの記事をここまで読んでくれているのは真剣な証拠です。きっとあなたができると私は信じています。
ふて腐れず歩き出せ
「ふて腐れているだけ時間の無駄だ。前を見よう。歩き出せ。どこかに解決策はあるはずだ。それを信じて進め。」
(出典:「オレたち花のバブル組」著:池井戸潤、文春文庫 p361)
これは小説「オレたち花のバブル組」巻末での心の声。
MBAプログラムを履修していると、時にはふて腐れることもあります。
自信があった試験の成績が悪かったり、
教授に冷たくされたような気がしたり、
クラスメートと意見があわず孤独感を感じたり。
そんなときは、半沢直樹のこの言葉を思い出しましょう。
粘り強く、諦めず、ポジティブに進んでいくことです。
自分が悪かったらしっかりと軌道修正をすればいいんです。正しい道を進んでいればその道は間違いなく夢へとつながっているはずです。自分を信じて進んでいきましょう。
頑張れないなら文句を言うな
「今の仕事が嫌なら実力でやりたい仕事を勝ち取るしかない。それができないなら文句を言わず今の仕事をこなせ。仕事は与えられるもんじゃない。奪い取るもんだ。」
(出典:「ロスジェネの逆襲」著:池井戸潤、文春文庫 p172-173)一部変更
これは半沢直樹が部下の三木重行へのセリフ。
皆さんはなぜMBAを取得したいと思うのでしょうか?
きっと多くの人は、現状に満足していないからですよね。
現状に満足していないのであれば、努力して理想の状態を勝ち取る必要があります。当たり前ですよね。
そのためにMBAが必要であれば、努力してMBAを取得し、それを有効利用して自分が望む状況をつかみ取りましょう。
それができないなら、今の状況で満足するしかないのです。
お金では買えないもの夢もたくさんあります。たとえば、「MBA取得後に転職してCFOになりたい。」と言ってもどんだけお金を積んでも、会社に認められなければ合格しなければCFOにはなれません。
これはお金では買えないですが、「努力」で買うことができると思うんです。お金を貯める代わりに努力を貯めていけば、いつかきっと買うことができます。それは人にとって、会社にとって値段が違いますが。
でも、コツコツ努力をしていけばきっとCFOを努力で買うことができます。
努力して自分の望む状態をつかみ取るか、仕方がなく今の状況で満足をするか。
これに正解不正解はありません。
今の状況で満足できるのであれば、それはそれで幸せです。
でも、絶対に今のままでは嫌だ!という人は、夢をつかみ取る代償として労力と時間をかけて頑張るしか道はありません。
従うか、逆らうか
「従うより、逆らう方がずっと難しい。」
(出典:「銀翼のイカロス」著:池井戸潤、文春文庫 p208)
これは半沢直樹が正義をもって関係者の意向に背く稟議書を作成した時の言葉。
「自分が出世できるのはここまでか。」「これ以上高望みはできないか。」と自分で納得し「従う」のはとても簡単です。
出しゃばりもせず、会社の指示に従って行動していれば、会社から嫌われ路頭に迷うことはありませんよね。
でも、更に上を目指していきたいのであれば、会社が定めた自分の運命に「逆らって」でも努力をし続ける必要があります。
粘り強く出世を目指して頑張るケースもあれば、この会社ではダメだと見切って転職することも考えられます。更には起業することも。
逆らってでも自分の理想を貫くことは思っている以上に難しいことです。特に年齢が上がれば上がるほど、逆らうことに恐怖やリスクを感じてしまうものです。
人生で重要なのは幸せかどうか
「全ての働く人は、自分を必要とされる場所にいて、そこで活躍するのが一番幸せなんだ。」
(出典:「ロスジェネの逆襲」著:池井戸潤、文春文庫 p250)
これは半沢直樹が部下の森山雅弘に発した言葉。
必ずしも高い年収や高い役職がキャリアの成功ではありません。
私は人生において一番大切なことは「毎日が楽しいかどうか。」であると思っています。
年収が低くても、役職が低くても毎日が楽しくてずっと続けていきたいと思えばそれは、間違いなく成功です。
半沢が言う通り、自分が必要とされている場所で価値貢献できる人が一番幸せです。
年収が高いとかステータスが高い仕事を探すのではなく、そういう天職を見つけることに注力しましょう。
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