MBA受験ではワークライフバランスを捨てるべきですか?
HOME > MBA受験ではワークライフバランスを捨てるべきですか?
昨今、ワークライフバランスという言葉がよく使われるようになりました。
MBA相談会でも、「ワークライフバランスを捨ててでもMBA受験に集中するべきですか?」いう相談も多くいただきます。
海外MBA受験は、英語試験、GMAT/GREはもちろんのこと、自己分析、エッセイ対策、インタビュー対策など様々なハードルをクリアしていく必要があります。
特に多くの場合は、通常の仕事をしながら、仕事始めや仕事終わり、休日の時間を上手く理由して進めて行かなければならないわけで、本当に自分にできるのか、ワークライフバランスを捨ててでも進めるべきか、悩ましいところです。
そこで今回は、MBA受験ではワークライフバランスとどう上手く付き合っていくべきについて解説します。
目次
結論
結論から申し上げますと、それは受験生の方がどうしたいかによります。
ワークライフバランスを維持しながら合格できそうなビジネススクールもあれば、ワークライフバランスを捨てなければ合格できないビジネススクールもあります。
ワークライフバランスを維持しながら合格できそうなビジネススクールとは、例えばGMAT/GREが不要であり、且つ受験生がそれなりの英語力を既に持っている、更には将来やりたいことがある程度明確である、というケースです。
英語力は必ずしも受験開始時点でビジネススクールが求める最低スコアをクリアしている必要はありません。例えば、受験開始時点でTOEFL80以上、IELTS6.0以上あり、その後にしっかりと対策を取っていけば、ワークライフバランスを維持しながら合格できる可能性があります。
ここで誤解しないで頂きたいのは、「GMAT/GRE、英語試験=MBA受験」ではない、ということです。MBA受験で重要なのは、インタビュー、エッセイ、CVであり、過去の棚卸しをしたうえで、しっかりと準備していかなければなりません。それ故に、将来やりたいことがある程度明確であれば、専門家のサポートを受けつつ比較的これらの対策もスムーズに進めて行くことができるでしょう。ただし、MBA受験もそんなに甘くはないので、例えば1週間だけ一時的にワークライフバランスを崩す必要が出てくるかもしれません。
ワークライフバランスを捨てなければ合格できないビジネススクールとは、いわゆるトップスクールです。GMAT/GREで高いスコアを求められ、世界中からハイスペックの受験生が多く集まってくるスクールでは、試験スコアだけではなく、人一倍、インタビュー対策やエッセイ対策も万全にしていく必要があります。
特に、受験時点で英語力にも不安を持っているのであれば尚更です。一定期間、ワークライフバランスを崩してでも、英語試験、GMAT/GRE対策、自己分析などを同時進行ですすめていかなければならないケースもあります。
仕事とMBA受験について、どこまでワークライフバランスを維持しながら進められるのか、数週間なり数か月なりワークライフバランスを一時的に崩す必要があるのか、などMBA受験における作業量やスケジュール感は、MBA Loungeの受講生さんとはよく話し合うトピックです。
成功とはワークライフバランスを崩すこと
MBA合格に限らずですが、成功する過程においては、多くの場合一時的にワークライフバランスを崩す必要があります。(最初から最後までワークライフバランスを捨てる必要はありません。あくまでも、「一時的に」ワークライフバランスを崩すということです。)
飛行機で例えると、上空を飛んでいるときは、ワークライフバランスが維持できている状態であり、離陸や着陸のときはワークライフバランスを一時的に崩している状態です。東京からニューヨークに行きたいのであれば、必ず「離陸、上空飛行、着陸」のステップを踏まければニューヨークにはたどり着けないですよね?それと同じです。
「ワークライフバランスを崩す」とは「リスクを取る」ということです。飛行機であれば離陸と着陸が一番事故の可能性が高いです。仕事でもMBA受験でもワークライフバランスを崩せば、体を壊すリスク、人間関係が悪くなるリスク等があるかもしれません。
それでも、成功を手にしたいのであれば、短ければ数日、長ければ数か月間でいいので一時的にワークライフバランスを崩す覚悟は必要です。
MBA Loungeのワークライフバランス
私もMBAカウンセラーとして活動しているわけですが、私にはワークライフバランスという言葉はありません。
MBA Loungeの受講生さんからはよく「川尻さんは返信が非常に早い」「川尻さんはいつ寝ているんですか?」と言われることがありますので、傍から見ると毎日、馬車馬のように働いて、働いて、働いているように見えるかもしれませんが、本人にはそんな意識はありません。
MBAカウンセラーとして受験生の皆さんと話をするのは大好きですし、アドバイスさせて頂くことが大好きです。そのため、MBA Loungeの仕事も家族や友人と一緒に過ごす時間のように生活と一体化しているという表現の方が正しいかもしれません。
そのため、働き過ぎて体調を崩すことは全くありませんし、周りの人間関係が悪化するということもあまりありません。生活の一部になっているという感覚ですね。
まとめ
MBA相談会では「ワークライフバランスを捨ててでもMBA受験に集中するべきですか?」いう相談も多くいただきます。
それに対する回答は、受験生の方々がどうしたいかによります。ワークライフバランスを維持したいのであれば、それが可能なスクールを受験できます。自分が志望するスクールの入学要件が高いのであれば、一時的にワークライフバランスを崩す必要があります。
成功の過程では、多くの場合ワークライフバランスを崩す必要があります。最初から最後までワークライフバランスを維持して通常運転で成功を手にできるほど世の中は甘くありません。
プライベートを充実させながら仕事ができる時期もあれば、プライベートを犠牲にしてでも必死に取り組まなければならない時期もあります。ワークとライフのバランスではなく、これらの時期のバランスを取ることの方が大切です。
【無料メルマガ】MBA出願や留学生活のノウハウを無料で公開
第1弾:MBA出願メルマガ(全7回)、第2弾:留学生活編(全7回) 無料登録はこちらから
【無料診断】あなたはMBAに向いている?MBA診断
あなたのポテンシャルを知りましょう。 無料MBA診断はこちらから
【無料動画】MBA出願対策無料動画講義
MBA出願対策の無料動画で、出願のノウハウを掴みましょう。 無料視聴はこちらから
【MBA Loungeラジオ配信中】MBAからキャリアまでのノウハウ集
勉強や作業をしながらでもお聞きください! MBA Loungeラジオはこちらから
【無料語彙力チェック】スマホで学べる。TOEFL語彙無料クイズ全10回配信
全10回配信。TOEFLスコアアップに悩んでいる方全員が有効に活用できる語彙力アップツールです。 無料登録はこちらから