女性が海外MBAを取得するべき3つの理由

2018/07/31

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女性の方で、海外MBAを目指している方も年々増えてきているように感じます。

MBA Loungeのクライアントさんでも女性の割合は比較的高く、全体に40％くらいは占めているのではないでしょうか。その中には社費留学の方や休職で行かれる方、または会社を辞めて私費で行かれる女性の方もいらっしゃいます。

どの形態にしろその行動力は素晴らしいですね。

今回は、そんな海外MBAを目指す女性の方向けの記事です。

女性こそ海外MBAを取得して将来のキャリアップに繋げるべき理由があるんです。そんな女性のMBA留学について焦点をあてて「女性が海外MBAを取得するべき3つ理由」をお話しします。

女性の方が合格しやすい

まずMBA出願に関して言えば、現状、男性よりも女性の方が合格しやすいと言われています。
これはビジネススクール側がダイバーシティの要素を考慮しているためで、スクール側からすればなるべく男女比50：50を理想としているためです。多くのビジネススクールでは男子学生の方が多いのが実情ですので、必然的に女性である、というだけで実は有利なんです。

以前、某トップビジネススクールの東京でのイベントのあと、アドミッションの方々と一緒に食事をしました。その際アドミッションの方は私に「日本人女性の学生をもっと呼び込みたい。」と言っていました。

海外MBAでは、日本人としての目線だけではなく、女性としての目線もクラスに貢献できる大きな武器になるんです。

また女性はコモディティの一般消費者の立場としても大変貴重な意見をもっていると言えます。コモディティを中心とした世の中の流行の多くは、若い女性が一番敏感に捉えています。この点についても、経営戦略やマーケティング戦略の重要なオピニオンとして貴重な存在であると言えますね。

女性の社会進出を実感する

海外先進国のスクールや企業では、女性が積極的に社会進出をしています。
ビジネスで海外先進国の企業とのやり取りを行ったり、出張で現地訪問をしたりした経験がある方の中には、海外では日本よりも多くの女性マネージャーが活躍していることを実感した人も多いのではないでしょうか。

先進国の海外企業ですと、多くの若い女性が重要な案件を決定するプロジェクトマネージャーとしてそのポジションについており、自らの判断で俊敏に決定していく様を多く見かけます。

日本でもだんだんそのような風潮になりつつはありますが、私の見る限りでは、日本企業はまだまだ男性社会。ビジネスで女性が活躍する場は限られているように思います。

女性でMBAを目指している方は、世界の女性の活躍を目の当たりにしてほしいと思っています。日本の社会の中に閉じこもっていることでどれだけ損をしているのかを知ることになるかもしれません。自分の将来のキャリアや考え方を大きく変えるチャンスであると思いますよ。

MBA留学で海外ビジネスにもっと接することで、先進国における女性の社会進出を実感することができ、自分のキャリアアップへのモチベーションも更に上がっていくことでしょう。

さらに女性が活躍する時代がくる

これからは女性の社会進出はどんどん盛んになっていくことが予想されます。

「女性が活躍する社会」は、今後のトレンドになると私は思っています。これは日本でも当てはまると思います。

キャリアを積んで社会で活躍していきたいと考える女性の方は、そのチャンスもどんどん増えてくるでしょう。

ですので、キャリア志向の女性の方は、これから訪れるチャンスのために下準備をしておく必要があるということです。現在の職場が女性の仕事を尊重してくれる職場であれば、どんどん新しいことに挑戦させてもらいましょう。

そして、まだ自分のビジネススキルに自信がない女性の方は、今はまだ「仕込みの時期」として現在の会社で経験を積んでおくなり、MBA留学でビジネススキルに磨きをかけるなりして、今のうちにその準備をしておくことが大切です。
そして、至るべき女性の社会進出全盛期には、「収穫時期」として仕込んでいた知識、スキルを発揮して活躍してください。