私費留学でも怖くない。就職活動に強力なネットワークを築くMBA
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MBAを私費留学で考えている人の最大の心配事は、MBA取得後の就職活動でしょう。
長年勤めていた会社を辞めて無職となり、新たにMBA留学に挑戦。学費だけではなく、現地での生活費も含め全て自己負担となれば、MBA取得後の就職が上手くいくか、心配にならない訳はありません。
今回の記事では、そんなMBA私費留学生に向けてお伝えしたいお話です。
目次
トキワ荘の話
その前に、ちょっとある話をさせてください。
皆さんは、「トキワ荘」をご存知ですか?
トキワ荘とは、1952年(昭和27年)から1982年(昭和57年)にかけて東京都豊島区に存在した木造2階建アパートです。この小さな木造アパートに手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫など日本を代表する漫画家が居住していたことで知られています。
このトキワ荘に入居するためには、4つのルールがあったそうです。
1)『漫画少年』の投稿欄「漫画つうしんぼ」の中で優秀な成績を収めていること。
2)協調性があること。
3)最低限、プロのアシスタントが務まったり、穴埋め原稿が描けたりする程度の技量には達していること。
4)本当に良い漫画を描きたいという強い意志を持っていること。
※トキワ荘のWikipediaより
これらのルールをパスし漫画で有名になる!と心に決めた若者がこのトキワ荘での共同生活をスタートさせました。そして、そこから多くの著名な漫画家が誕生したことから、トキワ荘は漫画の「聖地」とも言われています。
同じ目標を持つ人たちと交流を深めて、切磋琢磨しあうことで、1+1は2以上の効果をもたらします。これはMBA留学で得られる最大のメリットの一つでもある「クラスメートとのネットワーク」に通ずるものがあると思います。
ビジネススクールには情報が集まってくる
上述の通り、トキワ荘には将来有望な漫画家が集まっていました。トキワ荘入居ルール2)、3)のように、お互いに漫画のアシスタントなどをしあったり、穴埋め原稿を描いたりして協調性を持ってサポートをしあっていました。漫画の編集者もトキワ荘には有望な漫画家が入居していることを知っていますので、頻繁に出入りをしていたそうです。
特に将来有望な新人漫画家にしてみれば、先輩の仕事に触れることができ、漫画編集者とも知り合いになるにはこれ以上ない環境です。
MBAを履修するためのビジネススクールにも同じことが言えます。
ビジネススクールには将来有望なビジネスパーソンが世界中から集まってきます。業界、職種、国籍、育った環境などが様々なバックグランドのクラスメートとグループワークやプレゼンテーションなどの共同作業を行います。
自分の強みは積極的にクラスへ貢献して、逆に弱い部分はクラスメートからサポートをもらうことでお互いが成長していく機会となります。
ビジネススクールには将来有望なビジネスパーソンが集まっていることを知っていますので、MBAホルダーの採用を積極的に行っている地元企業は、積極的にビジネススクールとコンタクトと取ろうとします。
また、多くのクラスメートも就職活動を行っているわけですから、彼らと交流することで就職活動に関するイベントや交流会、求人情報なども自ずと集まってくるはずです。
トキワ荘の新人漫画家のように、MBA私費留学生にとってビジネススクールは、新しいことを学ぶだけではなくMBA取得後の就職活動を見据えたネットワーク形成や情報収集には最適な環境です。
頑張っているクラスメートから刺激を受ける
トキワ荘入居のための4番目のルール「本当に良い漫画を描きたいという強い意志を持っていること。」
このルールがあるからこそ、トキワ荘の入居人はお互いにライバル心が生まれ「アイツが頑張っているんだから、自分も負けられない」とモチベーションも上がっていったのだと思います。
言うまでもなく、ビジネススクールにはあなた以外にも数多く私費留学生がいるはずです。貯金を切り崩して学生生活を過ごしている人から、学生ローンで借金をしている人まで、きっと色々な方法で学費と生活費を賄っているはずです。
MBA Loungeの元受講生さんからもよく聞くのですが、特に途上国から私費で留学している学生たちのモチベーションは凄まじいモノがあります。
彼ら彼女らにとって先進国のMBAプログラムの学費とそこに生活する費用は、相対的にとても高額になります。まさに満を持して、人生を賭けてMBA留学をしている、と言っても過言ではないでしょう。
彼ら彼女らの勉学に取り組む姿勢、そしてMBA後を見据えたキャリア計画やインターンシップでの頑張りなどを見た日本人の私費留学生の方々は大きな刺激になるはずです。
「貯金のほとんどがなくなる」とか「社費生が羨ましい」とか言う前に、日本よりも貧しい国から人生を賭けて留学をしているクラスメートから刺激をもらいながら、積極的に自分のキャリアの再設計をしていきましょう。
インターンシップを行ったり、就職活動の情報収集などを行ったりして、Post MBAをしっかりと見据えた行動を取る覚悟があれば、MBA取得後のキャリアもきっと成功に大きく近づくはずです。
まとめ
私費でMBA留学を考えている人たちは、決してその後の就職を恐れる必要はありません。
ビジネススクールには、あなたと同じく大きな野望を持った私費留学生が大勢集まっています。彼らとネットワークを形成し、情報を共有し、お互いにサポートしあいながら協力をしていくことでMBA取得後の就職活動も成功できるはずです。
もしあなたが将来的にMBA取得が役に立つと感じているのであれば、就職活動を心配して委縮するのではなく、MBAで得られるメリットを最大限に活かすつもりで、勇気をもって最初の一歩を踏み出してみてはどうでしょうか。
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