MBA出願:推薦状についてよく頂く相談3つと回答
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MBA出願に必要な書類の一つに、「推薦状(Referee’s letter)」があります。
受験生はMBA出願にあたり、職場の上司や先輩、その他個人的に繋がりのある方にビジネススクールへ提出する推薦状を依頼することになるのですが、この推薦状がMBA受験生にとって悩みの種だったりします。MBA相談会でも、この推薦状に関する相談はとても多いです。
今回の記事では、MBA受験生を悩ます推薦状についてよく頂く相談3つについてお話を致します。
目次
推薦状提出までの流れ
よく頂く相談に入る前に、まずはMBA出願の推薦状の提出までの流れについて、簡単に説明します。
推薦状の提出までの流れはビジネススクールによって様々です。
一般的な流れとしては、受験生はビジネススクールに対して推薦者の「氏名」と「連絡先」を伝えます。その後、ビジネススクールはその情報をもとに推薦者に対して直接コンタクトをとり、推薦状に関する案内を送付します。推薦者はその案内をもとに、推薦状を作成し、直接ビジネススクールへ返信します。
推薦状の記載内容は、ビジネススクールによって大きく異なります。
多くのビジネススクールでは独自のフォーマットがあり、推薦者は記載された設問に回答していくという流れです。
一方で、ビジネススクールによっては決まったフォーマットがなく、推薦者が自由に書きたい内容を書いたり、受験生経由で提出できる場合もあります。
推薦状は誰に依頼するべきですか?
定期的に開催しているMBA相談会で、推薦状に関する相談で多いのは、「推薦状を誰に依頼するべきか分かりません。」というものです。
結論から言いますと、最適な推薦者は「受験生のことを良く知っている人」です。
推薦状の設問は主には以下のようなものです。
・受験者と知り合いの期間は?
・受験生との関係性は?
・受験生の強みは?弱みは?
・一番心に残っている受験生の成果は?
つまり、仕事またはプライベートにおいて、受験生のこのような内容について回答できる人間でなければならないということです。
社長や専務、または著名人など、必ずしも役職が高かったり有名人であったりする必要はありません。ビジネススクールにとっては、第三者目線で受験生の性格や考え方を深く理解している人であることの方が重要です。
ビジネススクールから推薦者に電話がかかってきますか?
定期的に開催しているMBA相談会で多い他の相談は、「実際にビジネススクールから推薦者にコンタクトを取ることがあるのか?」というものです。
実際にMBA Loungeの受講生さんには「ビジネススクールから推薦者に対して電話がかかってきた」というケースがあります。
私自身、欧米、アジアと数多くのビジネススクールと面談をしてきていますが、やはりビジネススクールから推薦者へコンタクトを取るケースも少なからずあるようです。
万一、推薦者の名前を勝手に借りて自分で推薦状を書いてしまうようなケースがあれば「私はそんな推薦状を書いた覚えはありません。」などと言われてしまい、全てが終了してしまいます。
そんな人はいないと思いますが、推薦者にはしっかりとMBA挑戦の旨を伝えて、その上で推薦状を依頼するというごく当たり前の手順を踏んでいくことが重要です。
推薦者が協力的ではありません。
MBA相談会では「会社の上司や先輩が協力的ではないので推薦者を決めることができません。」という相談を受けることがあります。
特に私費留学生の場合は「推薦状を依頼する=会社を退職する」というメッセージとなるため、それを打ち明ける時期なども非常に重要になってきます。
そうすると、必然的に以下の2つが課題となります。
「いつ誰にどのように依頼するのか?」
「渋る上司や先輩をどのように説得するのか?」
つまり、1)交渉する時期、2)交渉内容、3)相手から合意を引き出す、が重要であるということ。
これって何かに似ていませんか?
そうです、これは正にビジネス交渉そのもの。
推薦状の依頼は、自分の利益を獲得するために、相手と対峙して如何に交渉をするか、というビジネス訓練と捉えることができます。そして、ビジネススクールもそれを承知しています。本当に。
ですので、間違っても「推薦状を書いてもらうことができないんですが、どうしたらいいですか?」とビジネススクールに相談するべきではない、と個人的には思います。
もちろん、事情を聞けば「会社が頑固過ぎてどうしようもない。」ということは理解できます。でもそれは実際のビジネスでも同じです。
完全に推薦者を変える必要があるかもしれません。
交渉の余地があるかもしれません。
または他の解決策があるかもしれません。
MBA Loungeの受講生さんでもこのような状況に置かれた方々は少なからずおります。解決策は人それぞれですので、MBA Loungeの受講生さんとは、その辺の作戦会議を一緒にしていくことになります。
まとめ
MBA出願に必要な書類の一つ、推薦状(Referee’s letter)。
この推薦状一つでも様々な相談を頂きます。主な相談内容3つとその解決策は以下の通りです。
Q.推薦状は誰に依頼するべきですか?
A.あなたのことを一番よく知っている目上の人に依頼しましょう。役職が高ければ高いほどいいというわけではありません。
Q.ビジネススクールから推薦者に電話かかってきますか?
A.はい、ビジネススクールから連絡がくることはあります。事前にしっかりと推薦者と話をしておくことが大切です。
Q.推薦者が協力的ではありません。どうしたらいいですか?
A.非協力的な相手をどう説得するのか、もビジネス訓練の一つです。これに関してはMBA Loungeの川尻と相談しながら進めていく形になります。
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