キャリアプランはスクールに寄せたほうがいいですか?(MBA受験対策)
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MBA受験を決心したら、最初の段階で始めることは自己分析です。MBA Loungeの受講生さんにも、最初にMBA Lounge専用の自己分析シートに取り組んでいただき、自身のことを深く深く理解するところからスタートします。
MBA受験向けの自己分析では、
自分の強み
自分の弱み
今までの仕事での学び
Why MBA
MBA後のプラン(ゴール)
などを通じて、自分自身の理解を深堀していくことなります。
そんな自己分析をしている中でよく頂く質問があります。
「MBA後のプラン(ゴール)はスクールの希望に寄せたほうがいいですか?」
つまり、MBA取得後のキャリアプランについて、自分の本音で語るのではなくビジネススクールが喜びそうなことを答えた方がいいのか?ということですね。
これは関しては、受講生さん一人ひとりの経歴、資格、MBA後のキャリアの本音と建前を伺ったうえで総合的に判断することになるので一言で回答することはできません。
しかしながら、一般的な話をすると、「ビジネススクールへは本音のキャリアプランを語るべき」です。
MBA取得後のキャリアプランについて本音で語ると、給料アップが見込めないからスクールのランキングに貢献しないと思われるのではないか、と心配する人もいます。
それでもはやり、本音で語った方がいいと思います。その理由を2つ説明します。
受験生の想いは伝わる
MBA受験のエッセイやインタビューでは、ビジネススクールは受験生のポテンシャルやスクールの貢献度を重要視しています。よって、決して本心ではなくても、ビジネススクール受けする回答を用意した方がいいという言い分も成り立ちます。
また、エッセイやインタビューでは論理的に語る必要もあります。よって、MBA取得後のキャリアを語る際は、突拍子もないサプライズ回答よりも、自分の経歴や性格を理解した上で実現可能性が高いプランを回答する方が聞き手も安心します。
その一方で、MBA受験生は自分のキャリアを真剣に考え、自分の殻から抜け出し、大きなことに挑戦するぞ!という情熱や感情も評価される要素の一つでもあります
自分が本当にやりたいこと、興味があること、MBA取得を決意したキッカケが、ビジネススクールが期待するプランとは違うかもしれません。でもきっと、自分が望むキャリアプランなら想いを一生懸命伝えることができるはずです。
逆に本心ではないプランを相手の目をみて情熱的に語ることができますか?という話です。
これは人によるかもしれませんが、多くの人は本心ではないことを情熱的に語るのは難しいものです。自分では出来ていると思っていても、聞き手は違和感を持っている、ということも多々あるでしょう。
毎年数多くのMBA受験生を見ているビジネススクールの担当者なら尚更です。
そこをじっくりと考えて作戦を練っていく必要があります。
本音のキャリアプランは実現の可能性を高める
ビジネススクールに寄せることなく、本当に自分が望むMBA取得後のキャリアプランを真剣に考えることで、その実現可能性が大きく高まります。
もしかしたら、そのキャリアプランは第三者から見たらハードルが高すぎると思われるかもしれません。実現の可能性が薄いと思われるかもしれません。
世の中で成功している多くの人は、そのような状態から出発しています。
そして、みんなにバカにされるようなプランであってもへこたれることなく、「どうしたら達成できるか」を一生懸命考え続けることで、その実現の可能性を少しでも高めてきます。
現状と夢のギャップを測り夢を実現するには、
・どんなスキルが足りないのか、
・どんな経験が足りないのか、
・どんなネットワークが足りないのか、
これらを真剣に考えるものです。
そして、そのスキル、経験、ネットワークを習得するためには、どこに行けばいいのか、何をすればいいのかを真剣に考えるものです。
MBA出願用エッセイやインタビュー対策は、これらを考える絶好の機会となるはずです。
一方で、ビジネススクールに寄せた建前の回答を考えた場合はどうでしょうか。
本気でそれに必要なスキル、経験、ネットワークについて考えることができるでしょうか?
実際はそんなに簡単ではないはずです。
受験戦略は人による
以上のとおり、基本的なMBA取得後のキャリアプランについては、ビジネススクールに寄せた建前ではなく、自分が本気で実現したい本音で語るべきだと思います。
しかしながら、冒頭で少し触れた通り、これが全ての人に適用できるわけではありません。その人の経歴、性質、GMATスコアなどによっては、本音よりも建前を語った方が合格率が上がる可能性もあります。このような戦略的案件は、どうしても個別のカウンセリングが必要になります。
MBA Loungeの受講生さんは、自己分析を行っていく段階でこの辺についてもしっかりと考えて志望するビジネススクールにあったMBA受験対策をしていくことになります。MBA Loungeの受講生さんでなくても、ウェブサイトでビジネススクールについて調べたり、客観的に自分自身を分析することで、それなりのヒントを得ることができるかもしれません。
いずれにしても、MBA受験は数か月で完了できるものと考えず長期目線で戦略を立てていくことをおススメします。
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