MBA取得後の転職パターン3つと出願エッセイ・インタビュー対策
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MBA取得を目指す方々は、ビジネススクール卒業後の就職、転職について不安でいっぱいかと思います。
MBA出願時のエッセイやインタビューでも、「MBA取得後のゴール」を明確にすることを求められ、これにしっかりと対応できなければ合格からも大きく遠ざかってしまいます。
今回の記事では、MBA取得後の転職パターン3つを一つひとつ確認すると同時に、MBA出願のエッセイ、インタビュー対策として留意するべき点をお話します。
MBA前と同じ業界に転職する
一つ目は、MBA前に働いていた業界に転職し、そこで更にキャリアアップを目指すパターンです。
同じ業界に転職と言っても、もちろんMBA取得後もずっと同じ仕事を継続するという意味ではありません。MBAで学んだ知識、スキルを駆使して、MBA取得直後または近い将来、更に責任感のあるマネジメント職に就くことを前提に新しい職場に転職をします。
MBAはビジネスリーダーを養成する短期合宿訓練所のようなところで、会社経営や組織運営手法を身に付け、世界中のビジネスネットワークを構築することが可能になります。そのため、MBAで習得したこれらのスキルやネットワークを駆使して、MBA前よりも更に上のレベルで、会社全体のマネジメントに携わることになります。
■出願エッセイ・インタビュー対策
このキャリアパスは、MBA出願においてビジネススクールの入学審査官が最も安心するパターンと言えます。なぜなら、全く違う業界に挑戦したり、起業したりするよりも、キャリアが安定しておりキャリアで失敗するリスクが低いからです。
もちろん、「リスクが低い=挑戦していない」というわけではありません。自分の適性や興味のある分野が同じ業界であれば、その業界でキャリアを構築していくことはごく自然な流れです。
今自分がいる業界や自身の強み、弱み、興味などをよく分析をして、MBA取得後も同じ業界でキャリアを積んでいきたいのかどうかをしっかりと考えていくことが大切です。
MBA前と違う業界に転職する
二つ目は、今までと違う業界への転職を目指すパターンです。
折角MBAを取得するなら、卒業後は未経験の業界に転職してみたい、という方も多いです。多くの受験生が持つMBA取得の目的の一つとして、ビジネス知識やスキル、ネットワークの習得だけではなく、キャリアの大きな方向転換があります。
普通に会社員として仕事をしていて、いきなり別の業界へ転職するのは簡単ではありません。特に30代や40代にもなると長年携わっていた業界から離れて、新しい世界で挑戦すると言っても「他業界から来たあなたは一体何ができますか?」と言われてしまいがちです。
そんな業界を跨ぐ転職の前に「MBA取得」というワンクッションを置くことで、その可能性を大きく高めることができます。
上述の通り、MBAはビジネスリーダーを養成する短期合宿訓練所のようなところです。そこで習得した知識やスキルを駆使して、業界のサービスや商品に詳しくなくても、マネジメントのプロとして、新たなキャリアを構築できる可能性があります。
また、MBAを通じての別業界転職という意味でおススメなのがコンサルティング業界への転職です。理由としては2つあります。
1つ目として、MBAとコンサルティングは相性がいいです。
MBAでのワークでは、コンサルタントとして(または経営者・経営幹部として)顧客企業の問題をどう解決するのかという訓練を繰り返し行います。
それにより、コンサルティングに必要なツールやマインドを身に付けることができると思います。
2つ目として、コンサルティング業界はあらゆる業界出身者を採用したがっているためです。
事業会社でその業界にどっぷりと浸かった業界のプロの目線でコンサルティングができる人材が求められます。事業会社で働いた経験がなく新卒からずっとコンサルティング業界にいる人よりは顧客の気持ちが理解でき、業界特有の習慣なども分かるはずです。そのような人材がコンサルタントとして活躍する場がコンサルティング業界にはあります。
■出願エッセイ・インタビュー対策
MBA出願において、Post MBA Goalとして別業界への転職を考えている話をする場合、論理的な説明ができるようにしっかりと準備をしておくことが大切です。
ただ単に別の業界に興味があります、というだけでは「この人は自分自身のことを客観的に見ることができていないのは?」とマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。
重要なことは自己分析を通じて、「自分自身について誰よりも自分自身を理解する」ということです。
自分の強みは何か?
自分の弱みは何か?
なぜ自分は別業界でのキャリアで成功すると思っているのか?
これらを論理的に話ができるようにしっかりと準備をしておく必要があります。
起業する
三つ目は、自分でビジネスを立ち上げるパターンです。MBA Loungeの受講生さんの中にも、MBA取得後には起業を目指すという方も毎年一定数いらっしゃいます。
想像するまでもなく、イチからビジネスを立ち上げて起業する場合、経営、マーケティング、会計、人事など幅広いビジネスのハードスキルが必要になります。それと同時に、社員や取引先、株主とのコミュニケーションを円滑に行うためのソフトスキルも必要になります。そして、それらのスキルを短期間で効率的に習得する場としてMBAは最適です。
MBAで学んだ知識やスキルをフルに活かすことができるのが起業でしょう。
■出願エッセイ・インタビュー対策
「将来は起業したい。」
ビジネススクールの入学審査官に対してこのようなセリフを簡単にいう人がいますが、そのビジョンがしっかりと説明できなければ大変危険なセリフとなってしまいます。
なぜなら、「起業したい」という受験生は多い一方で、そのビジョンをしっかりと語ることができる人は非常に少ないからです。
しっかりとしたビジョンがなければ「考えが甘い。」「自分自身を理解できていない。」と思われる可能性が高いです。
「将来は起業したい。」とPost MBA Goalを語るのであれば、そのビジョンを明確にしておきましょう。
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