ナイキから学ぶMBA取得後に就職で困らない人材の特徴5つ
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NIKE(ナイキ)から学ぶMBA取得後に就職で困らない人材の特徴5つ
MBA留学を目指しているクライアントさんの口から出る心配事で多いのは「MBA取得後の進路」です。当社のクライアントさんは、会社を辞めて私費で留学する人が多いので、出願対策中であってもどうしてもそのような不安が出てきますよね。
では、そのような不安を取り消すにはどうしたらいいでしょうか?
それは「就職に困らない人材」とはどのようなスペックをもった人なのかを知っておくことです。
そこで今回は、スタンフォード大学MBA取得者でもあるNIKE(ナイキ)の創業者フィル・ナイト氏の自叙伝「SHOE DOG」からナイト氏がNIKE(ナイキ)にどのような人材を求めているのか分析してみます。
「NIKE(ナイキ)から学ぶ、MBA取得後に就職に困らない人材の特徴5つ」をお届けします。
目次
世界中を旅行した経験がある人材
海外MBAは、ビジネスのエキスパートであるだけではなく、国際派ビジネスパーソンの証でもあります。留学先の国はもちろんのこと、それ以外の国、地域を旅行した経験も国際派の証明です。
世界5大陸にはどのような国があって、それらの国に住む人々はどのような文化を持ち、どのような考え方をもっているのか、を直に体験することは、グローバル化した社会の中で大変役に立ちます。フィル・ナイト自身も20代の頃、ハワイに始まり、日本、香港を含むアジア諸国、インド、エジプトやケニアのアフリカ大陸、そしてフランス、ドイツなどのヨーロッパ各国を6カ月に渡り旅をしました。
その道中で、日本では後のサプライヤーとなる「オニヅカ」を訪問したり、ギリシャの勝利の女神、アテナ・ニケ神殿を見物したりして、後のナイキ企業に大きな影響を与える経験をしています。(出典:SHOE DOG 著:フィル・ナイト 訳:大田黒奉之 2017年 52ページ)
MBA出願でも旅行にしろ出張にしろ海外経験が豊富な方が有利な場合も多く、それはMBA取得後の就職活動でも一緒です。就職する前に、世界を見て回った経験とグローバルな感覚は多くの会社によって魅力のある人材として映ります。
負けず嫌いの人材
フィル・ナイトはとても負けず嫌いで有名です。
陸上選手として青春時代を過ごし、勝利への信念と負けることに対する苦痛を何度も経験しています。自身も「負けることは私にとって格別の苦しみ」(204ページ)と述べています。
また、彼は勝利についてはこのようにも述べています。
「勝つことは、社会に貢献できるということ。何かを作り、改善し、何かを伝え、新しいものやサービスを多くの人に届けることができる。負けたらこれができない。」
(出典:SHOE DOG 著:フィル・ナイト 訳:大田黒奉之 2017年 50ページ)
また、フィル・ナイトは「ビジネスは銃弾のない戦争だ」と表現しています。
確かにそれは言えますよね。ビジネスはライバル会社との飯のタネの奪い合いです。負けてしまえば家族が路頭に迷ってしまいます。確かに、生きていくためには勝ち続けなければいけないのがビジネスです。そもそもNIKE(ナイキ)の意味は、ギリシャのアクロポリスの丘に建つアテナ・ニケ神殿の勝利の女神から来ているようです。それくらい勝利への執着心が強いのがナイキの創業者なんです。
このような負けず嫌いの経営者のもとでは、競争に勝って社会や企業に貢献する意欲のある人材が求められます。
自主的に行動する人材
フィル・ナイトは「放任主義」のリーダシップスタイルをとっています。
メンバーに細かい指示をすることはほとんどありません。失敗してもいいから自分の好きなようにやってほしい、そういうスタイルを取っているんです。
(出典:SHOE DOG 著:フィル・ナイト 訳:大田黒奉之 2017年 428ページ)
「放任主義」は上司からのストレスは少ないかもしれませんが、自分自身へのプレッシャーはとても大きなものです。そのプレッシャーの中で給料に見合った成果を出すことが求められる世界です。
MBAの学生生活も「放任主義」です。ホームワークをやっていなくても、講義に出席しなくても教授から怒られることはありません。ただ単に成績が悪い評価を付けられ後から自分が困るだけです。
自分が担当するビジネスをしっかりと理解して、業績を上げるためにはどうするべきかを正確に判断して自ら実行していくスキルが求められます。
天職を追い求めている人材
フィル・ナイトは20代の若者に向けて次のようにメッセージを贈っています。
「仕事や志す道を決めつけるな。天職を追い求めてほしい。それによって疲労に耐え、失意を燃料とし、これまで感じなかった高揚感を得られる。」
(出典:SHOE DOG 著:フィル・ナイト 訳:大田黒奉之 2017年 543ページ)
MBA取得してからの短期的なゴールと長期的なゴールをしっかりともっておきましょう。MBAを取得して次に就職する先が必ずしも最終ゴールではありません。5年後と10年後は全く違うことをやっていてもおかしくありません。
就職する際は、自分の夢にはどん欲に常に自分にとって一番理想的な仕事を追い求める姿勢が評価されるはずです。
人間性が優れている人材
フィル・ナイトが好きなセリフがあります。
「自分の価値は、自分に関わる人たちで決まる。」
(出典:SHOE DOG 著:フィル・ナイト 訳:大田黒奉之 2017年 526ページ)
これは英語『最高の人生の見つけ方』(原題:THE BUCKET LIST)のセリフの一部のこと。
特にビジネスではチームワークはとても大切です。フィル・ナイトはナイキの前身であるブルーリボン創業から一貫してチームワークを大切にしてきました。それらのメンバーとのチームワークがあったからこそ事業を大きくしていくことができたんです。
MBAでもグループで行うケーススタディやプレゼンテーションは、チームワークの訓練です。相手の意見を尊重するのと同時に、自分が正しいと思った考えはしっかりとチームメンバーに伝え、チームとして最高のパフォーマンスを上げる貢献をしなければなりません。
そして、その訓練の成果を就職先の企業で活かしていくことが求められるのです。
まとめ
MBA留学のあとの就職先を心配する声がよく聞かれます。1年ないし2年という時間、そして数百万円にもなる費用というリスクを背負っての挑戦となりますので、同然ですよね。
そんな心配を払拭するためには、就職に困らない人材とはどういう人材なのかを知っておくことです。
NIKE(ナイキ)から学ぶMBA取得後に就職で困らない人材の特徴5つは以下。
1.世界中を旅行した経験がある人材
2.負けず嫌いの人材
3.自主的に行動する人材
4.天職を追い求めている人材
5.人間性が優れている人材
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