仕事が辛い人、病気で辛い人へ。絶対にあきらめないで。

2025/03/11

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MBA Loungeの相談会では、毎日の仕事が辛くて大変だという人たちや、病気にかかり今後のキャリアに対して不安を抱えている人たちとお話をする機会があります。

今回はそんな仕事や病気で辛い思いをしている人たちへの励ましのメッセージです。

成功する大経営者は「３つのT」のいずれかを経験している、と言われています。

３つのTとは、
・大病
・逮捕
・倒産

では、なぜこの３つのT、「大病」「逮捕」「倒産」を経験すると大成功すると言われているのでしょうか？

大病も逮捕も倒産も経験したことがない私が言っても何の説得力もないかもしれませんが、私の個人的な考察を踏まえたうえで、仕事や病気で辛い思いをしている人たちへの励ましのメッセージとして贈りたいと思います。

あの頃には戻りたくないという強い思い

特に倒産、逮捕を経験した場合には、「絶対にあの頃には戻りたくない」という強い思いが仕事への意欲を湧かせます。

倒産したり逮捕されたりして、周りのみんなから冷たい目で見られた経験（実際は倒産すること自体に冷たい目で見られる筋合いはないのですが。）をすると今まで培ってきた信用を全て失ったような感覚を持つと思います。

「あんな酷い仕打ちは二度と受けたくない！」

そんな強い思いが、毎日の行動に変化をもたらし、その積み重ねが結果となって表れているのではないでしょうか。

MBA Loungeの川尻、私自身、現時点では倒産したことも逮捕もされたことも無いのですが、（そんな人間がそもそもこのテーマを語ること自体説得力がないかもしれませんが）「あの頃には絶対に戻りたくない。」という経験でいえば、上司や先輩からイジメられた会社員時代の経験が思い浮かびます。

朝起きて満員電車に乗って、事務所に着いたら朝から上司や先輩に怒鳴れ、頑張った仕事も評価がされない、なんていう日々を過ごしてきました。

死ぬ苦しみは嫌だけど、一瞬で消えられるならそれでもいいかな、なんて考えてしまうこともありました。

でも今はそんな経験に感謝です。

もしも、みんな和気あいあいして毎日の仕事が楽しい状況だったら、私は恐らく起業はしていなかったと思います。起業していたとしても、少し上手くいかないことがあったら、「また会社員に戻ればいいや」という軽い気持ちで、すぐに会社員に戻っていたと思います。

私などは全く成功しているわけではなく、その途上ではありますが、それでも「あんな酷い仕打ちは二度と受けたくない！」という気持ちから今も頑張れているのが現状です。

ですので、皆さんも逮捕、倒産とまでは行かなくても、以前の私のように仕事や職場の人間関係で辛い思いをしている人は、これからのキャリアで最高させる大きなチャンスです。

この辛い思いを辛いだけで終わらすことがないように、この辛い思いを糧にできるように、踏ん張って頑張ってください。

考え方が大きく変わる

大病を経験した人の多くは、その後の人生において考え方が大きく変わるものです。
実際にMBA Loungeの相談会に参加された方の中には、「病気を経験して、人生このままでは終われない、とMBA受験を決意した。」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

忙しい日々を過ごしているときは、仕事に夢中となりガムシャラに頑張りますが、病気で休養を取らざるを得なくなったときには、ふと人生について考えるよい時間になったりもします。

実際に病気になって休養をとることで時間の使い方が変わります。ゆっくりと読書をする時間を取り、そこで運命的な本に出逢うことは決して珍しいことではありません。ベッドでボーっとしていて、今後の人生について何か決断をするキッカケになることも珍しくありません。同じ病気を持つ人たちと交流することで、運命的な出逢いをするかもしれません。

大病を患うことで時間の使い方が変わり、貴重な人生をどう過ごすのかを考える大きなチャンスとも言えます。