MBAは全く役に立たない!と断言しちゃう人の3つの理由
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MBAは本当に役に立つのかどうか、という議論はMBA留学を検討している人の中では必ずおこります。きっとこの記事を読んでいる皆さんも過去に「MBAは役に立つのか」というキーワードでグーグル検索などをしたことがあるんじゃないですか?
私はMBA留学コンサルタントという仕事をしていますので、もちろん「MBAは役に立つ」と思っています。
(そう思う色々理由はありますが、今回は長くなるので述べません。)
とは言うものの、「MBAは役に立たない」という意見を完全否定するわけではありません。そのような意見にもしっかりと耳を傾けたうえで、私はクライアントさん一人ひとりの将来のキャリアプランを踏まえた上で、その人にあった最適なアドバイスをしています。もちろん、人によっては「MBAはやる必要はない」と感じる人もいます。
今回の記事では、あえて「MBAは役に立たない」という意見を取り上げ、なぜMBAは役に立たないと考えられるのかを見ていき、それに対する私の考えも記述してみます。
スキルは現場で身に付けることができる
ビジネススキルを習得するうえで一番効果的なのは、ビジネスを「経験」することでしょう。そしてその経験をするには、実際の現場で苦しい思い、辛い思い、人間関係の難しさを体感することです。
そもそもMBAはビジネスを学ぶプログラムですから、現役バリバリで自分のやりたい仕事ができる環境であれば、わざわざ休職または退職をしてMBA留学をする必要はありません。MBAはあくまでも仮想ビジネス現場でリーダシップなり経営戦略スキルなりを身に付ける場所です。
特に業界の商品、情報、そしてプレイヤーなどの移り変わりが激しいハイテク業界に従事している人であれば、1年、2年という期間、業界を離れてしまうことは相当大きなブランクになります。
いま自分が従事している業界、業種、そして仕事を一緒にしている周りの人間が大好きということであれば、そのまま生々しい本当のビジネスの現場に身を置き続けることで、自分に必要なスキルを習得することも可能です。そしてその方がより効率的に自分に必要なビジネススキルを身に付けることができます。
しかしながら、考えて頂きたいのは、これからの人生100年時代に大切なのは周りの環境に合わせて自分も変化していくことです。ビジネスをしていくうえで業界の知識や人脈は確かに重要ですが、その知識や人脈の賞味期限は年々短くなってきています。10年後にはその業界自体が地球上から無くなってしまうことも十分に考えられます。
業界のプロになるのもいいですが、どの業界でも生きていける能力をMBAで身に付けることが、これからの時代に必要な能力です。
MBA相当の仕事を任せてもらえない
MBA留学から帰国してもMBAを役立てる仕事をさせてもらえないという話は本当に多いです。特に社費留学の人に多いです。
例えばこんなような話。すべて社費留学した本人から聞いた実話です。
「Financial TimesのGlobal MBAランキングで世界1位になったことがあるビジネススクールのMBAを取得したが、会社に戻った後に顧客データをパソコンに入力するだけの仕事をずっとやっている。」
「MBA留学から帰ってきたら何事もなかったかのように、留学前と全く同じ仕事をしている。まるでここにはお前が居る場所ではないからMBAを活かしてとっとと転職しろ、と言われているようだった。」
「女性に優しい企業アピールのだけために、私は社費留学の権利を与えられたんだと思う。」
MBAで身に付けたスキルを会社のために発揮してほしい、というよりも社員にMBAホルダーの数を増やして会社の人的資源に箔をでもつけたいような話になっています。
社費留学であれば、現在の業務の延長上で留学しているわけで、リスクがあるとは言えません。その会社に骨を埋める、またはしばらくは在籍するつもりであれば業務の一環として、MBAが役に立つ立たないに関係なく留学すればよいですね。
私費留学の方は、MBA取得後に自分の才能やスキルをしっかりと活かしてくれる会社を見極める必要があります。それさえできれば、苦労してMBAで身に付けたスキルを新たな環境で活かすことができるはずです。
MBAで学んだ知識は陳腐化する
MBAはビジネスを学ぶプログラムです。
そしてビジネスは変化がとても激しいです。
10年前、5年前の知識はもちろん1年前の知識でも陳腐化してビジネスの現場では役に立たないこともあるでしょう。
私がMBA留学をしたのは2007年から2008年にかけてです。もう随分と前のことですよね。確かにその頃に学んだ知識には役に立たないようなものもあります。
ただ、そう考える人は「MBA留学はビジネス知識を頭の中に詰め込みにいくもの」と思っている人です。
上述しましたが、これからの人生100年時代に大切なのは、周りの環境に合わせて自分も変化していくことです。そしてMBAプログラムは、どんな環境でも対応できる能力を身に付けることができるプログラムであると私は考えています。
要は「パンを与えるのではなく、パンの作り方を教えてもらう場所」です。
「MBAで学んだ知識は陳腐化する」のではなく、「MBAで学んだ環境に適応する能力は一生もん」だと私は思っています。
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