MBA持ってないのにMBAホルダーっぽくする5つのセリフ
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MBA相談会では、毎回様々なご相談を頂きます。
その中でたまに「MBAには前々から憧れていました。」とおっしゃる方々がいます。とは言っても憧れだけでいくにはハードルは高いかもしれませんね。
時間的にも経済的にも。
そこでMBAカウンセラーである私が考えたのは「MBA持ってないのにMBAホルダーっぽくする方法はないのか?」というものです。
これさえできれば、MBAを取らずともMBAホルダーっぽく振る舞うことができ、時間もお金も節約できます。
今回は、そんな目から鱗の「MBA持ってないのにMBAホルダーっぽくする5つのセリフ」をご紹介します。
目次
「後はどうマネタイズするかだよね~」
新しいビジネス案を検討したり、何かしらの会議のときに使用できるセリフです。
「マネタイズ」というワードが「イケてるヤツ感」を煽り立てます。
更には、冒頭で「後は」ということは、ビジネスモデルはとりえあず作ってみたということで、聞き手に「ゼロからイチを構築するビジネスアイデアをもっているんだ。」「お金の嗅覚が鋭い」という印象を与えることができます。
実際のMBAの講義やグループワークでも、まずはお金の匂いがする金脈に目を付けて、それを収益化する方法を考えていく作業も発生します。
今の経済や社会を鑑みて、これから何が流行るのか、人々の潜在意識の中で求めているものは何か、を誰よりも早く特定する必要あります。次は、これを予算内でどうやって社会に認知させるのか、どうやって興味もってもらうのか、そしてどうやって収益化するのか、というビジネスモデルを考えていく必要があります。
MBAではこのような作業の繰り返しです。
「後はどうマネタイズするかだよね~」
中身は無くても、とりあえずこのセリフを言っておけばMBAっぽいです。
「クイックでcoffee chatしようか」
何かしらの意見交換や報告などをするときに使えるセリフです。
単純に「打合せをしましょう。」と言えばいいものを、あえて「クイックでcoffee chatしようか」言うことで「イケてるヤツ感」を出すことができます。
まず、「クイックって何だよ」となるかもしれませんが、これは「少しの時間でいいので」というような意味です。律儀に本当にコーヒーを注文する必要はありませんが、coffee chatというからには、会議室というよりもカフェで打合せをするニュアンスが強いです。
でも、試しに事務所内の会議室を予約して「クイックでcoffee chatしようか」と言ってみるのもアリかもしれません。
MBAの受験生は、海外の各ビジネススクールの担当者が来日したときに、coffee chatを行うことがあります。先方は出張ベースで来ているので都内などのカフェで個別に学校説明をしたり、自分をアピールする機会としてcoffee chatを行います。
「クイックでcoffee chatしようか」
このセリフを言えば「おお、MBAっぽい。」と思われるかもしれませんし、「普通に打合せをしましょう、と言えよ。」と思われるかもしれません。
「ちょっとNYで起業してるアイツに聞いてみようか」
何かの打合せをして行き詰ったときにこのセリフをいうと効果的です。
最大のポイントは「アイツ」です。何か凄いことをやっている人をアイツ呼ばわりすることで「親しい仲感」をアピールすることが可能です。その他のポイントは「ちょっと」です。何となく凄い人に気軽に聞ける感がより一層「親しい仲感」を駆り立てます。
そんな知り合いがいない場合は、その後に「あ、でもアイツ忙しくて中々繋がらないんだよね。」と言っておけば大丈夫です。
実際のMBAでは本当に「ちょっとアイツに聞いてみよう。」と言える相手が爆増します。それは様々な国、業界、年齢、役職に渡り、WhatsAppやLinkedinなどのツールで気軽に聞けるんです。中には経営幹部だったり成功している起業家だったり、本当にネットワークが広がります。
また、実社会では経営者や経営幹部などスペックの高い人であっても、MBA内ではあくまでも同じクラスメートというフラットな関係性です。そこに忖度は入る余地もありません。MBA外では忖度しまくらなければならないような人たちとも同じ立ち位置でビジネスについて議論できるというのもMBAの魅力です。実際にそのような活動を一緒に続けていけばクラスメートはみんなアイツ呼ばわりでも何の違和感もありません。
MBAホルダーは嫌味ではなく、本当に「ちょっとNYで起業してるアイツに聞いてみようか」というセリフが出てきてしまうものです。注意点として、MBA受講中にクラスメートとしっかりとした関係性を作っておかなければ、連絡した際に本当に中々繋がらなくなってしまいます。
「DX化が課題だよね~」
DX(digital transformation)という言葉は様々なところで耳にするようになりました。
DXとは、デジタル技術を駆使して業務改善や新たなビジネスモデル及びサービスを創り出すプロセスですが、この意味が分からなくても「DX化が課題だよね~」ととりあえず言っておけば問題ありません。今はどの業界でもDX化が課題ですので。
ちなみに海外ではDXと言わずにしっかりとdigital transformationと言います。ですので、MBAのエッセイやインタビューではDXと言わないように注意をしましょう。
「クリステンセン教授の、、、、」
戦略やイノベーションに関する議論のときに使えるセリフです。
クリステンセンとは、アメリカの経営学者でハーバード・ビジネススクールで教鞭をとっていたクレイトン・クリステンセン(Clayton M. Christensen)教授(故人)です。
有名な著書にはイノベーションのジレンマ (The Innovator’s Dilemma)があり、MBAの講義では恐らくどのビジネススクールでも取り上げるでしょう。
なので、「クリステンセン教授の、、、、」と言っておけば「なんか凄そう」というのは伝わります。別バージョンとして「コトラー教授の、、、、」や「ポーター教授の、、、、」などがあります。
実践的なMBAとは言え、MBAではこのようなアカデミックの要素も欠かせません。このような著名な学者や教授の理論をじっくりと学び習得できるというメリットがあります。
業務に追われこのような理論をじっくり学ぶ時間もない人であっても、人生のどこかで少し時間を作って、彼らの理論を学ぶことが更なるビジネススキル向上につながります。
まとめ
以上が、MBA持ってないのにMBAホルダーっぽくする5つのセリフです。
振り返ってみると横文字を使うことが一つのポイントになりそうですね。
ただ、重要なことは表面的にMBAっぽくしても何の意味もないということです。あわせて、本当にMBAを持っていたとしても中身がなければ全く意味がなく、それこそ時間とお金の無駄使いです。
結局はビジネスの世界では、全て中身で評価されるという当たり前のことを頭に入れておきましょう。そのうえで、自分の強みと専門性で社会に貢献していく、という当たり前のことをやっていきましょう。
MBAがあろうかなかろうが、そんなことは関係ありません。
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