MBA留学やその後のキャリアで上手くいく人、いかない人 ｜ MBA留学出願対策、日本人カウンセラー個別サポート

MBA留学を目指している人たちやMBA後のキャリアで成功しようと頑張っている人たちとお会いしたり、お話をしたりする機会は仕事柄大変多いです。

もちろん全員が全員上手くいっているわけではなく、うまくいっている人と上手くいっていない人がいます。

そして、MBA留学でも、その後のキャリアでも、なかなか想定通り上手くモノゴトを進められていない人たちには、大きく分けて2つのパターンが分かってきました。

1つ目は、やるべきことをやらない人。
2つ目は、やらなくてもいいことをやる人。

ここから分かることは、そしてとても重要なことは、モノゴトが上手くいくいかないは、「全て自分自身にかかっている」ということです。

環境が悪い、時期が悪い、運が悪い、など、うまくいかない要素を言い出したらキリがありません。それでもやはりMBA留学でも、その後のキャリアでも、上手くいく人とそうでない人を見てみると、自分の起こした行動または起こさなかった行動に最大の原因があるケースがほとんどです。

いつもモノゴトが上手くいかないなあ、と日頃から感じている人は、以下でお話しする内容をよく読んでいただき、自分がいずれかのパターンにはまっていないかもう一度よく考えてみましょう。

それによって自分の行動を見直し、MBA留学または今後のキャリアで少しでも成功に近づくことができるのではないかと確信しています。

やるべきことをやらない人

これは言われなくても重要である事はすぐにわかると思います。

例えば、MBA留学を目指してその準備を進めるのであれば、英語力がない人はIELTSやTOEFLのスコアアップを目指して粛々と進めていかなければいけません。仕事がとても忙しいとは言え、それでも、何とか時間を捻出して勉強をしなければ、いつまでたっても英語力が上がらず、MBA出願をすることができません。

MBA出願エッセイやインタビュー対策も同様です。経歴の棚卸しをして、どのようなエピソードがビジネススクールの心に響くのかなどをしっかりと考えていく必要があります。

MBA留学を検討している人であれば、MBAフェアなどのイベントにも積極的に参加して、スクールの担当者や在校生、卒業生とコミュニケーションを取り情報収集をすることも必要です。

また、MBA出願を効果的に進めるためにはMBA Loungeのような出願カウンセラーを利用する必要も出てくるかもしれません。自分に合ったカウンセラーを選んで確実に出願対策を準備していくことも重要になります。

やるべきことをやる、というのは、当たり前のことですよね。このやるべきことを、何かと理由を付けてやらない人は、もちろん成功が遠のいていってしまいます。

やらなくてもいいことをやる

MBA留学やその後キャリアがうまくいってない人にありがち、でも見落としてしまいがちなのは、「やらなくてもいいこと」をやってしまうケースです。

この「やらなくてもいいことをやっている人」は、私の周りを見渡しても実は結構多いパターンです。

例えば、TOEFLのスコアをアップさせるべく英語学習計画を立てたとします。TOEFL対策の予備校を決めて、テキストを決めて、学習時間も計画して、いざ勉強開始です。

しかしながら、勉強を始めて試験を受けてみても、最初のうちは英語のスコアはそう簡単に短期間で上がるわけではありません。

MBA Loungeの受講生さんの中でも、よくこんな声をもらいます。

「スコアが悪かったから、さらに気合を入れて3カ月間頑張ったけれども、前よりもスコアが下がってしまいました。この3カ月間は一体何だったんだろうと悲しくなります。」

このような声は本当に多いんです。でも、残念ながら試験とはそんなものなんです。

スコアとして成果が見えなかったとしても、実力としては少しずつ溜まってきている可能性も十分にあります。ですので、同じことをコツコツと粘り強くやっていればさらに3ヶ月後、6ヶ月後には結果が出る場合ケースも多々あるんです。

なかなか成果が出ない人は、短期間で成果が出なかったからと、「このやり方はダメだ」と決めつけて別のテキストに手を出したり、予備校を変えてしまったり、あっちに行ったりこっちに行ったり迷子のようにウロウロします。

もちろん、早めに見切りをつけて新しいやり方で成功するケースもあります。でも、ちょっと結果が出なかったからとすぐにあちこち手を出して、結局焦点が定まらず、自爆してしまう人は多いです。

多少の期間成果が出なかったと言って色々と浮気すると路頭に迷うことになります。

まとめ

以上の通り、留学でもキャリアでも、うまくいかない人は、結局自分の行動に問題があるケースが多いです。
これだけを聞くと、当たり前のように思うかもしれませんが、実際自分がその立場になってみると似たような行動してしまうことが多々あります。そして、結局は環境のせいにしたり、周りの人間のせいにしたり、タイミングのせいにしたりしてしまうんです。

そうではなく、モノゴトが上手くいかない原因は自分自身の思考、そして行動に原因がある、と認識して進めていくと、突破できるんだと思います。