MBA生はすでに起業家!学生気分で入学すると失敗する3つの理由

2018/03/31

起業して自分のビジネスを始めるためにMBAを取得したいと考える人も少なくありません。
起業は、MBAで学んだ知識を最大限に生かすことができるとても遣り甲斐のある挑戦です。

でも、MBA学生としてビジネススクールに入った時点で実は起業家のようなものである、ということを知っていますか?

ビジネススクールに入ったら、あなたは学生に戻るのではありません。
ビジネススクールというマーケットで起業家になっているんです。MBA学生は全員が全員、起業家そのものなんです。

それは一体どういうことなのか、
今回は「MBA学生はすでに起業家!学生気分で入学すると失敗する3つの理由」としてその理由を説明しましょう。

MBA学生はすでに起業家!学生気分で入学すると失敗する3つの理由

1.自分の強みをアピールしなければならない

まずプログラム開始初日、オリエンテーションで他のクラスメートの目がギラギラしていることに気付くはずです。学生気分でスクールに行ってしまうと、まずここでいきなり出鼻をくじかれます。

あなたのクラスメートは、ビジネススクールというマーケットの中で生き残るだけではなく、輝かしい実績を作ることに野心を燃やして世界中から集まってきているんです。

自分は何者で、
今までどんな経験をしてきて、
どんな特技を持っていて
どんな価値を生み出せるのか
必死になってアピールします。

そうすることでスクール(起業家でいうマーケット)に認めてもらい他のクラスメート(起業家でいうビジネスパートナー)からの信頼も得ることができるからです。

つまり、営業です。

多くの起業家は最初は一人でスタートしますよね。

起業家は創業時、まずはマーケットを調査してマーケットにあった商品やサービスを開発します。(MBAでは、これはスクール調査と出願にあたります。)

そして次にやることは、お客さんに自分を認めてもらい、ビジネスパートナーからの信頼を得ることです。
(つまり次はこの段階です。)

お客さんやパートナーからの支持をえなければビジネスがそもそも成立しません。
(つまりドロップアウト、退学です。)

起業家の最初の仕事は「営業」です。「自分は営業出身ではないから。」なんてことは通用しません。

まずは「営業」で自分の強みをアピールしていかなければいけません。

「え、なんで?クラスメート同士、和気あいあいとできないの?」

と思われるかもしれません。

はい、もちろん和気あいあいとやりますよ。

表面上は。

でもグループワークなどチームを組むときは、みんな優秀なクラスメートと組みたがります。

ポンコツと組んでも自分が苦労するだけですから。

なので、表面上で和気あいあいとやっているかもしれませんが、その中でもお互いに自分は誰と組んだらいいのかをしっかりと見ているんです。

MBAが始まったら自分をアピールすることを意識しましょうね。

2.時間管理は自分で行わなければならない

MBA学生も起業家も時間管理は自分で行わなければなりません。
別に社会人であればそれは当然だろう、と思うかもしれませんが、それは少し違います。

MBA学生にも起業家にも上司はいません。
会社員であれば、仕事の仕方が悪かったら上司が注意してくれたりアドバイスをしてくれたりします。でもMBA学生も起業家も作業のやり方は悪くても誰も注意してくれません。

ビジネススクールの教授だって大の大人に細かくサポートしてくれません。もちろん個別にサポートを求めれば対応してくれますが、自分から自発的に行動しなければいけません。起業家がコンサルタントを雇うようなイメージですね。

会社員が平日昼過ぎまで寝ていていたら、会社から電話がかかっています。

でも、MBA学生も起業家も朝ずっと寝ていても誰にも文句は言われません。
怒られることもありません。
ただ単に、自分の評判が下がりMBA学生であれば退学、起業家であれば廃業になるだけです。

またMBAの場合、科目によっては出席率が評価に関係がない科目があったりします。その場合、大真面目に講義に出る必要はありません。自分にとって必要だと思ったら出るし、必要でないと思ったら出ません。それもすべて自分で判断します。
起業家もあの人とは将来ビジネスに繋がらないと判断したら、商談をキャンセルします。それもすべて自己責任で判断します。

すべて自分の判断で決めて、最適な時間の使い方をしていくことが求められるんです。

3.パートナーは自分で発掘しなければならない

MBAでは多くのグループワークが課されますので、作業をチームでやることが多いです。
会社員があるプロジェクトを進めるのであれば会社から「●●さんとプロジェクトを進めてください。」と指示がきますよね。

MBA学生の場合、スクール側が「あなたは●●さんとグループを組みなさい。」といってくれません。自分達で決めなければいけません。
起業家も同じです。お客さんが「●●さんとチームを組んで下さい。」なんて言わないですよね。自ら自分の弱みをサポートしてくれるビジネスパートナーと契約したり社員を雇ったりしなければなりません。

MBAのグループワークでは、グループでプレゼンテーションをしたりエッセイを書いたりしますが、成績は基本的にグループ単位で付けられます。つまりグループのプレゼンが100満点中70点だったら、そのグループメンバー全員に70点が付けられます。なので、みんな優秀なクラスメートと組みたがるんです。

起業家も同じです。優秀なビジネスパートナーや社員と働くことによって自分の事業がマーケットから評価されるわけですから、人選には最善の注意をはらいます。

MBA学生も起業家も自分でパートナーを見つけていかなければいけないんです。

まとめ

どうでしょうか。

以上のようにMBA学生と起業家はとても似ていることが分かって頂けたかと思います。MBA学生一人ひとりが起業家であって、決して大きな団体(大学)に所属している社員(学生)ではないんです。

自らが起業家精神をもって行動していかなければ生き残ることはできません。それくらいの心意気でビジネススクール初日を迎えたいとところですね。

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