MBA受験の歩き方:発言するのが苦手でクラス貢献が不安な人へ。

2023/08/22

MBA受験のためインタビューやエッセイ対策をしていると、「クラスへの貢献(Contribution to the school/ class/ community」というキーワードにぶち当たります。

これは、ビジネススクールに入学してMBAプログラムを開始した際に、スクールやクラスメート、コミュニティに対して自分はどんな貢献ができるのか?を問われています。

MBAでは、ビジネススクールに入学してビジネス科目を一方的に教わるのではなく、自分の経験などを基に他人に貢献することが求められるということです。

MBA受験生の多くは自分がMBAクラスに貢献できる項目として、「講義中に自分の専門分野について多くの発言をする」ことをアピールしていきます。

と、同時にMBA受験について調べていくとスクール担当者、在校生、卒業生、ネット上から以下のような声が聞こえてきます。

「MBAのクラスでは発言することが重要。」
「発言をしなければ存在していないのと同じ。」
「クラスへ貢献できない学生はいらない。」

そんな言葉を聞いてブルブルと震えてしまう人もいるかもしれません。

大丈夫!

発言するのが苦手な人もできるMBA受験の歩き方があります。

人の話を聞くことに徹する

発言するのが苦手でクラス貢献が不安な人が徹するべき役割。

MBA受験のためインタビューやエッセイ対策をしていると、「クラスへの貢献(Contribution to the school/ class/ community」というキーワードにぶち当たります。それは、「Listen」
聞くことに集中することです。

発言することが苦手なら聞くことに徹しましょう。

話すのが苦手でプレッシャーに感じるのであれば、無理に話そうとする必要はありません。
無理に話そうとすれば、それこそ間の悪い発言や的外れな発言をしてしまい、自分の評価が下がってしまう可能性が高くなるだけです。

人の話を聞いて、しっかりと相手の考えを理解をして、最後に一言、二言、それについて自分の意見を述べるだけでも最初のうちは大丈夫です。

まずは、そこからスタートしてみましょう。

「発言しない」ことは強みになる

日本人は基本的にシャイな人が多いので、発言することに対して億劫になってしまいがちですが、MBAを学びにくるような人たちの中には、我が我がと自分の意見を発言するのが大好きな人も大勢います。

中には、自分が発言することだけに頭を支配されていて、相手の話を全く聞かないという人もいます。

MBAのグループワークでそのような人達ばかりになると、全く議論になりません。それぞれが自分の意見を発信するだけで場を回す人がいませんから。それが続くとグループは崩壊してしまいます。

そんなグループを回すことができるのが「発言しない」人です。

もちろん、ただ話さないだけではグループを回すことはできません。

MBA受験のためインタビューやエッセイ対策をしていると、「クラスへの貢献(Contribution to the school/ class/ community」というキーワードにぶち当たります。相手の話を聞いて、その内容を理解し、的確なフィードバックをすることができなければいけません。

野球で言えばキャッチャーのような役割でしょうか。普段は自分から球を投げることはなく、相手のストレート、カーブ、スライダー、フォークなど様々な球種の球を受け止めます。
でも、一塁ランナーが盗塁しようとするような、「いざという時」に鋭い球を投げるような役割です。

もちろん、この「いざという時」の発言がとても難しいのですが。。。

「いざという時」の発言をどうしたらできるか


では、その「いざという時」の発言をどうやったらできるのでしょうか。

MBA受験のためインタビューやエッセイ対策をしていると、「クラスへの貢献(Contribution to the school/ class/ community」というキーワードにぶち当たります。それは、場の空気を読む、ことです。

グループメンバーが発言をしている時は、その発言に集中することです。決して「次は何を話そうか。」とか「どう返答しようか。」などを考えてはいけません。

アメリカのジャーナリストのケイト・マーフィーさんの書著「Listen-知性豊かで創造力がある人になれる」によれば、即興コメディが得意な人は聞くことが上手いそうです。
必ずしもジョークが抜群に面白いというわけではなく、そのような人達は常に場の空気を読んで、その場の雰囲気に合った発言をするからジョークが受けるんです。

MBAも同じです。

必ずしも頭が切れる発言を毎回しなければいけないわけではありません。自分の今までの経歴や知識に自信をもって場の空気を読んで発言をすることができれば、その発言でグループに貢献することが、きっとできます。

まとめ

MBA受験のエッセイやインタビュー対策でよく耳にするのが「クラスメートや学校への貢献」です。

多くの受験生は「自分の経験や知識を講義内で発信することでクラスに貢献します。」という話になります。でも日本人はシャイな人が多いので、クラスで発言をすることに恐怖を感じてしまう人もいます。

そんな時は、「相手の話を聞くこと」に徹しましょう。

とは言え、本当に話を聞くだけで終わっては流石にダメです。重要なことは、相手の話をしっかりと聞いて、理解して、場の空気を読む。そして、短い言葉でもいいので、適切なフィードバックを返してあげること。

そうすることでクラスに貢献することができるはずです。

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