MBAのクラスメートとの起業を成功させるための4つの秘訣。
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MBAを学ぶ人たちは、MBA取得後に会社で管理職に就くだけではなく、ビジネスを自ら立ち上げ、起業を志す起業志向の強い人たちが多くいます。ビジネススクールを出た後に、また会社に戻って雇われの身になるよりは、まずはスモールビジネスを立ち上げ、自らのビジネスをコツコツ育てることに大きなモチベーションを持つ人たちです。
そんな人たちにとって、ビジネススクールは将来のビジネスパートナーを見つける絶好の場となります。
実際に、多くの人たちがMBAで知り合い意気投合したクラスメート、つまり友人と共に、ビジネスを立ち上げています。
一緒にビジネスを立ち上げると言う事は、「友人」から「ビジネスパートナー」に変わることを意味します。これは人によっては、大きなストレスを感じることとなり、成功する人たちも多くいる一方で、友人だった二人の関係がギクシャクし、ビジネスが思う通りに進まないと言う人達も多くいます。
「友人」と「ビジネスパートナー」は大きく異なります。友人とは利害関係が発生しない関係が基本であり、お互いに見返りを求めず助けあったり協力しあったりするのが友人です。一方で、ビジネスパートナーはすべて利害関係によってコミュニケーションするのが基本です。「お金の切れ目は縁の切れ目」という言葉がありますが、ビジネスパートナーとはどうしてもそのようなあっさりとした関係になるのが通常です。
そのため、MBAを取得して起業する人たちの中には、友人とあえてビジネスパートナーにならないと固く決めている人もいます。しかし、ハードなMBAを共に経験してきた友人とだからこそ、お互いの強みも弱みも分かり、1+1は2以上のパフォーマンスを上げるチームワークを作り上げる可能性も十分になります。
それでは、友人と共にビジネスを立ち上げるときに気を付けるなければいけない事は何でしょうか
MBAのクラスメートとの起業を成功させるための4つの秘訣。
1.友人に対して遠慮してしまうくらいなら組まない。
相手が友人だと、相手との関係性を考えてどうしても遠慮してしまうことがあります。そのような場合にはビジネスを組むのを諦めた方が賢明です。ビジネスに対するとても強い意志を持つことが大切です。どんなビジネスでも、仲良しグループで、楽しくやりながら成功するほどビジネスは甘いものではありません。
それでもMBA取得後に起業する人たちにありがちなのが、友情がギクシャクした関係になることを恐れ、お互いに遠慮をして自分の意見を率直に言えないことです。そうすると、お互いがリーダーシップがないような印象を受け、お互いのビジネススキルに対して疑問を持つことになります。「本当にこの人とビジネスをやって成功するのかな。」と言う不安を相手に与えることになるのです。
特に日本人の場合は、自分の意見を率直に言う事を嫌います。その友人との関係の度合いにもよりますが、相手が友人であればどうしても普通のビジネスパートナーとの違い、遠慮してしまうことがあるでしょう。そのような関係性であれば、彼らとは友人のままでいてビジネスパートナーにならないほうが賢明です。友情もビジネスも、両方破綻してしまう可能性があるからです。
2.相手を説得させるだけの論理的思考を持つ。
自分のビジネスは絶対に成功する、自分の考えは会社にとって間違いなく利益がある、強くそう信じるのであれば、それを相手に論理的に説明することが必要になります。
友人であるビジネスパートナーは、あなたの意見に対して反対をするかもしれません。そこで、「友達なのになんで自分の意見を理解してくれないんだ。」と感情的になって自分の意見を相手に押し付け合ったりして喧嘩になっては、うまくいくはずのものもうまくいきません。
ビジネスに対して、自分がいかに強い思いを持っていて、何をどうすることによってそのビジネスが成功に近づくのかを論理的に説明し相手を納得することが必要です。これは、相手が友人に限ったことではありませんよね。
3.一歩引いてつかず離れずの関係を保つ。
友人とは、通常何の利害関係者ない仲間同士が集まり、助け合い喜びや悲しみを共にする関係の人たちのことです。友人の間柄では、お金の損得は一切考えることはありません。それが友人と言うものです。しかしながら、ビジネスパートナーとしてその友人を迎え入れる場合には、ビジネスビジネスと割り切ってあくまでも友人からビジネスパートナー意識を変えることも必要になるかもしれません。
MBAのクラスで苦楽をともに出してきた仲間として一緒に頑張りたい、と言う気持ちはわかりますが、ビジネスパートナーとして迎え入れるのであれば、ある程度の距離を保ち、お金の損得の話もしていくことが必要になってきます。
4.既に深い信頼関係を構築している友人とのみビジネスを組む。
友人として、互いの信頼関係がとても深いものであれば、友人をビジネスパートナーとしてビジネスを立ち上げていく事ができるでしょう。ビジネスパートナーとは友人との関係とは違い、利害関係が発生してきますが、お互いにパートナーは自分を裏切らないと言う厚い信頼があれば、パートナーとしてビジネスを立ち上げることが可能です。
まとめ
友人をビジネスパートナーとして迎え入れ、主にビジネスを立ち上げたいのであれば以下の点に気を付けることが重要です。
1.友人に対して遠慮してしまうくらいなら組まない。
2.相手を説得させるだけの論理的思考を持つ。
3.一歩引いてつかず離れずの関係を保つ。
4.既に深い信頼関係を構築している友人とのみビジネスを組む。
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