海外MBA受験：経歴が弱い人がインパクトを出す方法２つ ｜ MBA留学出願対策、日本人カウンセラー個別サポート

海外MBA受験の準備をしていますが、自分は経歴が全然輝かしくなんです。。。。

たまにこのようなMBA受験相談を受けることがあります。

「海外MBA受験をするような人は、一流大学を卒業し、その後も投資銀行や、外資系経営コンサルタントなどの輝かしい経歴を持っている」と思っている人も多いです。

では、輝かしい経歴とは一体何なのでしょうか？

投資銀行や外資系経営コンサルタントであれば経歴は輝かしく、それ以外は輝かしくないのでしょうか？

もちろんそんなことはなく、どんな経歴であってもアイデアを絞り出して表現を工夫すれば、弱いと思われるような経歴でもインパクトのある経歴になるものだと私は思っています。

そこで今回は、海外MBA受験において、自分の経歴が弱いと思っている人が、インパクトのある経歴に変身させるためのコツを２つお伝えします

大失敗をした経験がある

「失敗は経験のモト」
「失敗から学べることはたくさんある。」

このような言葉は、皆さんも小さい頃から耳にタコができるほど聞いているかと思います。

ほとんどの人がこの言葉の意味を理解できると思うのですが、実際にこの言葉の通り実行している人は少ないものです。

それゆえに、海外MBA受験においても自分の失敗談を多く語らず、受験生自身で闇に葬り去ってしまうことがあります。

海外MBAのビジネススクール入学担当者にとって、受験者の失敗談はとても興味があるテーマです。失敗の度合いが大きければ大きいほどそのインパクトは強く、そこからのリカバリーや学びは、受験者にとって何にも変えがたい宝物であることを理解しています。

失敗をしている人は、積極的にリスクを取り行動し、そこから大きな学びを得ている証明になります。このようなリスクをとり、行動力のある受験者を海外MBAのビジネススクール入学担当者は好むものです。

MBA Loungeの出願サポートの受講生さんも、ご自身の失敗談をうまく利用し、よりインパクトのある経歴に変身させました。

彼らの失敗談とは例えば、

・社内での連携が取れず自分の独りよがりでプロジェクトを進めてしまい、会社に大損害をもたらした。

・軽はずみな言動で取引先を怒らせてしまい、契約打ち切りとなってしまった。

これと似たような経験を持っていれば、よりインパクトのある経歴に変身させる大きなチャンスです。

そのような経験を持っている人は、闇に葬り去ることなく堂々と語り、そこから何を学んだのか、しっかりと語れるように頭の整理をしておきましょう。

趣味が多彩

一流大学卒でもなく、一流企業に勤めてない自分の経歴は弱過ぎる、と思う必要は全くありません。プライベート面でインパクトのある経歴に変身させることができます。

海外MBAプログラムでは、仕事ができるヤツが合格できるとは限りません。
海外MBAのビジネススクール入学担当者には、今までの人生で勉強と仕事しかしてこなかった人は非常に平凡で魅力のない受験生に映る可能性があります。

人間として魅力のある人とは、仕事も一生懸命、遊びも一生懸命の人たちです。

様々な趣味を持っている人は、それだけで人間的に大きな魅力があり、結果的に仕事でも成功を収める可能性が高いと見なされます。

MBA Lounge の出願サポートの受講生さんの中には多趣味の人も非常に多くいます。

ある受講生さんは、仲間とロックバンドを結成し、ワインソムリエの資格を持ち、副業で自分のビジネスを持っているという方です。

他には、日本中のマラソン大会に何度も出場し、語学学習が趣味で、お笑い研究会に所属しているという方もいます。

このように、様々な趣味を持っている人は、海外MBAのビジネススクール入学担当者にとって非常に魅力的に映るものです。

仕事で一生懸命なのはもちろんのこと、趣味として様々な分野に手がけている人は、そこから多くを学び、多くの仲間と交流し、人生を楽しんでいる人たちです。

海外MBAのビジネススクール入学担当者は、このような魅力的な人間を合格させたいと感じるものです。

自分は趣味があまりない、と思っている人も多いかもしれません。そんな人は是非一度、子供の頃まで遡って、今までどんなスポーツや、習い事、課外活動やボランティア活動の経験は何かなかったか、洗い出してみましょう。

場合によっては、今から何か新しいことを始めるのもいいかもしれません。気になってはいたけれど、仕事の忙しさを理由に結局手を付けていない趣味や習い事があれば、まずは始めてみるのもいいです。

このような活動を通じて、多くの人と交流することで様々な発見や学びがあるはずです。そのような小さな積み重ねにより、人生が充実し、自身が魅力的な人間と変化していくキッカケにもなります。

まとめ

海外のMBA受験では、基本的に以下を準備する必要があります

エッセイ
インタビュー
実務経歴書
IELTSやTOEFLなどの英語試験
GMAT、GRE
GPA（大学の成績証明書）

一般的な海外MBA受験では、これら一つひとつ厳密に審査され、総合的に判断されます。

GMATのスコアが高ければ合格するわけでもなく、一流大学卒や一流企業勤務経験だけで合格できるわけではありません。

人間的に魅力のある経歴に仕上げていくこと、

それが海外MBA合格の秘訣といえます。