FT MBARanking 2018発表されたけど、あれ?!!

2018/01/30

1月28日、MBAランキングの中でも大変影響力のあるFinancial Times(FT)のGlobal MBA Ranking 2018が発表されました。
※フルランキングは巻末に記載

FT Global MBA Ranking 2018トップ30

1. Stanford Graduate School of Business (US)
2. Insead business school (France/Singapore)
3. University of Pennsylvania: Wharton (US)
4. London Business School (UK)
5. Harvard Business School (US)
6. University of Chicago: Booth (US)
7. Columbia Business School (US)
8. Ceibs (China)
9. MIT: Sloan (US)
10. University of California at Berkeley: Haas (US)
11. Iese Business SchoolFeatured business school (Spain)
12. Northwestern University: Kellogg (US)
13. University of Cambridge: Judge (UK)
14. HKUST Business School (China)
15. Yale School of Management (US)
16. Dartmouth College: Tuck US
17. Cornell University: Johnson (US)
18. National University of Singapore Business School (Singapore)
19. Duke University: Fuqua (US)
20. Esade Business SchoolFeatured business school (Spain)
21. HEC Paris (France)
22. Nanyang Business SchoolFeatured business school (Singapore)
23. New York University: Stern (US)
24. IMD (Switzerland)
25. UCLA: Anderson (US)
26. University of Michigan: Ross (US)
27. University of Oxford: Saïd (UK)
28. Indian School of Business India
29. SDA Bocconi (Italy)
30. Georgetown University: McDonough (US)

1位に輝いたのはStanford Graduate School of Business、
2位は昨年の覇者INSEAD、
そして、3位にWharton Business Schoolと続きます。

あれ?!

しかし、今年のランキングを見て

「あれ?」と思うことがありました、、、、

何のことが分かりますか?

そう、あのIE Business Schoolが入っていないのです。

IEといえば、言わずと知れたスペインの名門校。

FT Global MBA Rankingでも上位ランクの常連校で、2016年は12位、2017年は8位でした。

そんなIEは2018年はランク外??

「どうしたIE!」

何があったのでしょうか?

IE Business Schoolが入っていなかった理由

ビジネススクールなどの記事を発行する米国メディアPoets&Quantsの記事によれば、対象となる2014年卒業生から審査のための十分なアンケート回答がIEからは得られなかったから、ということです。

FTのGlobal MBA Rankingは、3年前にMBAを取得した卒業生の現在の給料レベル、給料増加率などを主な指標として審査されます。ですので、FTは毎年各スクールの卒業生にアンケートをとり、そのデータを回収しています。審査に必要な回答率は20%以上、そして少なくとも20人のフル回答が必要になります。

今回のIEのケースでは、IEのClass of 2014は577人なので、115人以上の回答が必要だった、ということですが、その数字に達しなかったということです。

FTでは、

「アンケートに未回答=スクールに満足していなかった」

という判断をしているようですが、IEの場合はそれに当てはまるのでしょうか。

記事によれば、IEの2014卒業生が現在も使用している有効メールアドレスが少なく、彼らの多くはFTからのアンケート依頼に気付かなかった、ということらしいです。FTでは通常、毎年9月にアンケートを依頼して提出期間は10月末。未回答の場合は、数回リマインダーを出したりして回答を促しています。IEでは、昨年10月末に多くの学生が回答していないことを知り、数人の卒業生からアンケート依頼自体に気付いていなかったことが確認できたようです。

こういうことも起こるんですね。

というか、

世界には何千というビジネススクールがありますが、実はほとんどのスクールがこのような理由(MBA認証有無など他にもありますが)で審査対象外となっているんです。

FTのホームページによれば2017年のランキングで審査対象となったスクールは156校。スクールだけではなく、卒業生の協力もなければランキングは維持できないものなんですね。でも、IEほどのスクールであれば今回の教訓を得て来年はきっと再び上位に割り込んでくることでしょう。

(出典:https://poetsandquants.com/2018/01/28/why-ie-business-school-lost-its-ft-ranking/)

※FT MBA2018フルランキング
http://rankings.ft.com/businessschoolrankings/global-mba-ranking-2018

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