MBA留学を目指すなら。日本人カウンセラーによる出願対策。
エッセイ添削、インタビュー対策、個別サポート。

MBA相談会では、MBA受験やその後のキャリア相談はもちろんのこと、人生相談に近いお話になることも多々あります。

その中で、大学院受験やMBA受験を考えていらっしゃるような方々は、やはり今後のキャリアや人生を何かしらの形で変えていきたい、という強い想いが見て取れます。

「今までのキャリアや人生において中々上手くいかない。でも、大学院留学やMBA留学をキッカケに新しい未来を掴み取りたい。」そんな想いです。

今回の記事では、今までのキャリアや人生、そしてMBA受験で失敗続き、中々上手くいかなくて落ち込んでいる君たちへのメッセージです。

失敗して初めてスタートできる

世の中のモノゴトの多くは、失敗したときの対応方法で最終的に成功するか or 成功しないか、が大きく変わります。成功は「失敗しなかった結果」ではありません。成功は「失敗した後に上手く対応した結果」です。

例えば、MBA受験のGMATでいいスコアが取れなかったらそこがスタート地点です。スコアが取れなかったら、

・なぜ取れなかったのか、
・どうしたら取れるようになるのか、
・次の試験では何をどう変えるのか、

など、課題がたくさん出てきます。それを一つ一つクリアしていくことで成功（失敗した後に上手く対応した結果）を手にすることができます。

もしも、「たまたま」最初のGMAT試験で高スコアを出してしまったら、それはそれはHappyですし、心から「おめでとう！」と言いたいです。でも、その高スコアが本当に実力であればいいですが、「たまたま」だった場合、「失敗した後に上手く対応した経験」を失うことになります。要するに、「なぜ上手くいったのか分からない」という形で、結果に実力が伴っていないことになります。

「失敗した後に上手く対応した経験」を一つ一つ積み上げていくことで、仕事やプライベートで応用できるスキルとなります。GMATの受験費用を支払うことでこのような経験ができたことを逆に喜ばなければいけません。

私の場合、仕事では様々な失敗をしてきました。
海外進出コンサルタントをやろうとして、全くお客さんがつかずに大失敗をした経験もあります。

だからこそ、
・なぜ契約できなかったのか、
・どう変えていくべきなのか、
・次回からどうするべきなのか、

を必死になって試行錯誤することになりました。このビジネス自体は結局売上ゼロで終わってしまいましたが、「失敗した後に上手く対応した経験」を積み上げていくことで、今のMBA Loungeに繋がっています。

もしも、あのとき「たまたま」お客さんがついていたら、「なぜお客さんがついたのか分からない」ままとなり、MBA Loungeで応用することはできなかったはずです。

私の場合、あのとき失敗したからスタートできたんです。

マイナスをプラスに変える

私は、モノゴトが上手くいかなかったときは常に、それを材料にしてプラスにできないか、を考えるようにしています。

モノゴトが上手くいかなかったときは、労力も時間も損をした気持ちになりますよね。そして、それを本当にそのままにしておけば、それは現実になります。

上手くいかなかったときの労力、時間を無駄にしたくないのであれば、その現実を材料にプラスにできることを考えます。

これもMBA受験のGMATを例にすると、「GMATスコアが取れなかった」という事実を受け止め、その後の行動からプラスを生み出す努力をします。

GMAT講座受講をしてみたり、好スコアを取った人の話を聞きにいってみたりすれば、そこで新たな人との出逢いが生まれます。その人たちとの出逢いがゆくゆくはMBA受験を超えて人生を語れる間柄になるかもしれません。

GMATスコアが取れなかったから、講座に通うようになりその道中に街中で面白い広告を目にして、新しいビジネスアイデアが生まれるかもしれません。

GMATスコアが取れなかったからこそ、いま貴方はこの記事を読んでおり、何かヒントを得ることができるのかもしれません。

あの時上手くいかなかったからこそ、出逢うことができた人、言葉、本、映画、光景、などが必ずあります。

ちょっとこれらはポジティブ過ぎる思考かもしれませんが、マイナスをプラスに変えてやる、という気持ちがあるのでしたら、そのくらい「転んだらタダでは起きない」思考を持ってはどうでしょうか。

失敗する者は救われる

以上のように、一度失敗をすると様々な追加の経験ができるようになります。（せざるを得ない状況になります。）

そこから生まれる思考、そこから出逢う人や経験は何よりも大事な財産であり、今後の自分を大きく成長させてくれる材料にもなります。

「信じる者は救われる」なんていう言葉がありますが、「失敗する者は救われる」ということでしょうか。

ちょっと内容がポジティブ過ぎますかね？

もちろん、世の中はそんなに甘くないのは分かっています。何度やっても失敗が続くことも多々あります。性格的にそんな思考をすることができない、という人もいるでしょう。

でも、間違いないことは、失敗した人の手元にあるのは「失敗」だけです。それを材料にして次の行動を起こさなければ、失敗はずっとそのまま失敗のままです。

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