ダイバーシティな環境がビジネススクールで重要な3つの理由
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ダイバーシティ(Diversity)という言葉を聞いたことがありますか?
ダイバーシティ(Diversity)は多くのトップスクールが学生をリクルーメントする際に考慮している概念で、「多様性」を意味します。ダイバーシティ(Diversity)は、ビジネススクールでMBA出願する際、そしてMBA取得後のキャリアを考えていく上で重要な役割を果たします。
まず、ほとんどのビジネススクールでは、早期出願は合格に有利に働きます。
その理由はダイバーシティ(Diversity)。ビジネススクール側は、学生プロフィールをなるべく多国籍、多業界、多業種にしたいと考えているためです。
もしあなたがこれからMBA取得を目指すなら、MBAを取得する過程でダイバーシティ(Diversity)のは切っても切り離すことが出来ない大切な要素となります。なぜダイバーシティ(Diversity)はMBA学生にとってそれほど重要なのか?
今回はダイバーシティ(Diversity)な環境がビジネススクールで重要な3つの理由を取り上げます。
目次
ダイバーシティ(Diversity)はストレスが溜まる
MBAではクラスメートと数多くのグループワークを行います。その中で異なる文化、考え方、経歴を持つ人たちとひとつのプロジェクトを仕上げていくのは本当にストレスが溜まります。
クラス内で数十分間のワークをやるくらいならさほどストレスは溜まりませんが、数週間かけてその科目の成績にかかわるような大きなグループワークを一緒にみっちりとやるとなると、そのストレスは決して小さくはありません。
なぜこの人はこんなヘンな考え方をするんだ?と感じたり、
自分の考え方を受け入れてくれなかったり、
見下されていると感じたり、
さらには、時間にルーズで打ち合わせにいつも遅れてくる、
メールも返信もなにもしない、
など、ストレスの原因を挙げたらキリがないほど多く出てきます。
特に、これまでの社会人生活の中で日本人との共同作業に慣れている人であっても、上司や同僚とはこのようなストレスを感じることは多いでしょう。それが育ってきた文化もいままでの仕事の環境も違う人たちとも共同作業であることを考えると、この違いは衝撃的かもしれません。でも、実際のビジネスの世界で、多種多様の人たちと仕事をしていくと似たようなケースが多いのです。
こういうストレスも、実社会でビジネスをするための訓練であり、ビジネススクールもこのような環境を故意に提供しているんです。
MBAで出題された課題について、グループ意見や考え方が合わず喧嘩になることもあるでしょう。しかし、喧嘩をしても解決するわけではありませんし、課題を放棄することもできません。グループ内でどんなに意見が合わなくても、最終的にはグループとしての意見をまとめて締め切りまでに課題を提出しなければ単位を取ることができません。これが本当のビジネスだったら、お金を儲けることができません。
ビジネススクールではそんな訓練をしているんです。
ダイバーシティ(Diversity)は楽しい
普通に日本で生活していたり、同じ会社に勤めていたりしていたら、決して出逢う機会のない人たちと知り合い、ハードなプロジェクトを共同で行うという経験は人生においても最大の財産になりますし、大変楽しいことです。
私もMBAでは本当に様々な経歴の人たちと出逢い、彼ら彼女らと共にグループワークを行いました。
オーストラリア人の医者
ブラジル人の弁護士
インドの王族
ドイツの軍人
韓国のテレビプロジューサーなど。
日本で普通に生活していては、かすりもしないような人たちばかりです。
そんな人たちと数週間じっくりと時間を取りMBAのワークだけではなく、時にはプライベートなことも話し合った経験は大変貴重なものとなっています。
多くの人は、MBA取得後ビジネスの実社会に復帰すると、きっと多くの場面で海外の人たちと仕事をすることになると思います。MBAで知り合ったクラスメートと似た経歴や考え方をもった人と仕事をすることもきっとあるでしょう。そんなとき、MBAでのダイバー氏ディの経験は、仕事上でもプライベート上でも、彼らと高いコミュニケーションをするための強固な基盤となるはずです。
ビジネススクールは学生プロフィールにダイバーシティ(Diversity)を入れることで学生にこのような経験を提供してくれるんです。
ダイバーシティ(Diversity)はネットワーク形成に役立つ
ビジネススクールはダイバーシティ(Diversity)を取り入れることで、学生に対して強力なネットワークを提供してくれます。
それはMBA取得後のキャリアに大きな影響をもたらします。私の場合、ビジネススクールで知り合った台湾人の紹介でMBA取得後に台湾へ渡り、台湾で就職することができました。
また、私のクラスメートは世界中に散らばって世界各国で様々なビジネスを展開しています。何か新しいビジネスをやろうとしたとき、すぐに声をかけられるクラスメートが、シンガポール、香港、台湾、コロンビア、チリ、オーストラリアなどにいます。
海外の主要ビジネススクールでは30カ国、40カ国、多いところでは100カ国以上の学生が集まっています。このようなビジネススクールを出た学生が実社会に復帰した場合を想像してみて下さい。世界中にコネクションを持ち、海外出張である国を訪問した際も再会できる可能性も高く、もしかしたらビジネスパートナーシップの話をすることができるかもしれません。
ダイバーシティ(Diversity)はMBA取得後に新たなビジネスを構想する上でも役に立つのです。
まとめ
ダイバーシティ(Diversity)は、多くのビジネススクールが出願からカリキュラムに取り入れている要素で「多様性」を意味します。
多くのビジネススクールでは、学生プロフィールをなるべく多国籍、多業界、多業種にしたいと考えているため、出願時期が早いほど合格する可能性が上がりますMBA生活が始まると、ダイバーシティは非常にストレスが溜まるものだと感じることでしょう。しかしながら、自分と違う文化や考え方を持つ人たちとの交流はとても楽しいものです。またそのようなネットワークはMBA取得後も大変役に立ちます。
だからこそ、ビジネススクールでは学生が経験してほしい要素として、ダイバーシティを重要視しているんです。
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