Archive for the ‘最新のお知らせ’ Category
【MBA合格体験記】 星野愛さん(仮名):IEビジネススクール(スペイン)
名前 :星野愛さん(仮名)
年齢 :30歳(MBA受験時)
業界 :インターネット
MBA受験中のお住まい :東京都
進学校 :IE Business School MBA(スペイン)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていますか?
(星野愛さん、以下星野さん)AIベンチャーで経営企画部にて仕事をしています。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(星野さん)昔から海外で働きたいなという気持ちがあったのと、将来起業したいなという気持ちがあったので、両方を叶えるのに最適な手段がMBAの取得だと考えました。また、経営企画部にいて、全社の戦略策定から実施までを考える機会が多く、そのような領域のスキルを磨きたいなと思ったのもきっかけです。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(星野さん)2つ3つほど有名どころのサービスが提供している無料相談会に参加するなかで、川尻さんのみが「IEに行きたいなら倍率が比較的低い1月入学が良い」と他のサービスの相談会では提供してくれなかったプラクティカルなアドバイスをくれたので信用ができる方だなと一発で思いました。また、レスポンスの速さや、川尻さんの温厚な態度も自分自身と相性が良いと思い、MBALoungeサービスに申し込みを決めました。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(星野さん)やはり海外MBAは情報が体系的にまとまっていないので、川尻さんから最初にこういうスケジュールでいきましょうと提案してくれたのがとても有り難かったです。いつまでになにをすれば良いのか見通しをつけることができたので、私もそれに併せて自分のアクションを分解して設定することができました。
また、川尻さんより「IEが求める人物像」のTipsがあったため、それも自分自身をIEにどう伝えるかを考える大きな助けになりました。あと、過去の受講者による過去問の共有もめちゃめちゃ有り難かったです。あれによって相当準備時間が短縮できたと思います。
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(星野さん)やっぱり精神的に色々と励ましてくださったことだと思います。
私は心配性な傾向があり、また仕事も激務なので、この勉強と仕事の両立にかなり苦労しましたが、これまでIEの受験生を多く見ていらした川尻さんから「大丈夫です!」と言われると本当に大丈夫なんだろうなーと落ち着けることができました笑
(川尻)なぜIEを選んだのですか?
(星野さん)まず1つ目は卒業生の雰囲気が最も合うと直感的に思ったからです。2つほど海外MBAのイベントに行きましたが、IEの卒業生の方はみんなユニークで優しくとても協力的な方が多く、「あ、このコミュニティの中にいる自分が想像できるな」と直感的に思いました。2つ目はやはり起業精神を重んじているところ。他校のトップMBAも見ましたが、コンサル色が強い学校は私の卒業後の進路とも合わないし、自分の性格とも合わないと思っていました。そういった意味で、IEの起業精神は自分の将来のキャリア像や性格・価値観と合致していました。3つ目はクラスメイトの多様性です。他校ではアジア系が6割強だったりするので、できるだけこういったエスニシティの比率のバランスが良いところが良いと考えていました。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(星野さん)あまりなかったです。先述の通り、IEが一番直感的に合うと考えていたので。あとはOxford Saidとかも並列で見ていたのですが、私の場合IEだと英語のスコア提出が免除になり早期に渡航できるので、そういった観点でも早々にIEに絞っていました。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(星野さん)
情報収集はゆるく半年くらいしていました。
その後、私の場合はちょっと特殊で、大学は日本なのですが、学士号を英語で取得しているため、それによってIEの場合はTOEFL等の英語スコア提出が免除になる(Oxford Saidは学士号取得後◯年以内じゃないとだめという制約があり、該当せず)ことが発覚し、英語のスコアメイキングに時間は費やさずとにかくそれ以外の受験準備に集中することになりました(これは本当にラッキーでした)。なので、本格的な受験準備から合格まではトータルで3ヶ月半ほどです。多分、それほどうまくはないものの、英語が日常会話レベルでは問題なくできる状態だったのも大きかったと思います。
以下が詳細なタイムラインです。
情報収集は2024年の夏からゆるくやり、海外MBAのイベントに参加したりしていました。そこから少し間が空いて、年末から2025年のお正月あたりにやっぱり行きたいなと思ってMBAの学校を調べたりしていました。
2025年3月:志望校を選びしながら、様々なMBAのアドバイザーの無料相談会に参加
・ここで、私の場合は英語スコア提出が免除されることが発覚
2025年4月:MBA Loungeに申し込み。本格的な受験準備を開始。
・自己の棚卸
・CVの作成
・各種成績証明書の手配
・DMM英会話で毎日英会話の練習と英単語の勉強
2025年5月:Essayの作成と推薦者の確定
・DMM英会話で毎日英会話の練習と英単語の勉強
・出願の手続き
2025年6月:ieGATの準備と受験・Kiraの準備と受験・インタビューの準備・出願の手続き
2025年7月:インタビュー準備・インタビュー実施(7/9)→合格連絡(7/16)
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(星野さん)とにもかくにも勉強と仕事の両立です。
ベンチャーで働いていることもあり、どうしても長時間労働になりがちだったのでこれがハードでした。ひとまず気をつけていたことは以下のことです。
【絶対に体調を崩さないこと】
体調を崩すと仕事と勉強にも支障が出るので、面接の数週間前までは運動と自炊による栄養バランスの摂れた食事をとることで体調管理に心掛けていました。
【仕事では「やらないことを決める」こと。今日やらなくても死なない。】
とにもかくにもタスクの優先順位をつけて時間を捻出していました。
【時間は捻り出すもの。とにかく隙間時間を活用。】
平日は朝5時半に起きて1時間勉強。その後、通勤時間で英単語の勉強や、面接のフレーズの準備、英語のニュースのリスニング。帰宅したら2時間は勉強するように習慣づけていました。極力職場の飲みの誘いも断っていました。土日は使えるだけの時間を全て受験勉強に使っていました。
【タイムラインとネクストアクションを常に決める】
川尻さんに大まかなスケジュール感はもらっていたので、そこから更にいつまでになにをやるかを期間とタスクを自分でブレイクダウンして、毎日何をやるか、いつまでになにをやるかを決めて行動していたので割と無駄なく受験準備を進めることができました。
【とはいえ、ずっと仕事と勉強だと疲れるので休みたいと思ったら休む】
たまに、あー無理だなこれと思う時もあったりしたので、そういう時は同僚の人とご飯いったり友人と飲みにいったりしていました。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(星野さん)特段はないんですが、、私の場合英語スコア免除をもっと早くしっておけばよかったなと思ったので、海外MBA行きたい場合、こういった入学要件をなによりもさきにまず調べた方が良いと思います(わからなかったらDeepResearchに聞くか、無料相談会とかに参加してきく)
(川尻)MBA取得後のプランは?
(星野さん)ヨーロッパでtech×social impact系の企業に就職したいなーと考えています。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(星野さん)短い期間でしたが大変お世話になりました。川尻さんの即レスポンスに何度救われたかわかりません。またいつも心配性の私を励ましてくださりありがとうございました!
【MBA合格体験記】村上徹さん(仮名):ナンヤン理工大学(NTU) Fellows MBA(シンガポール)
名前 : 村上徹さん(仮名)
年齢 :34歳(MBA受験時)
業界 :人材サービス
MBA受験中のお住まい :東京都
進学校 :ナンヤン理工大学(NTU) Fellows MBA(シンガポール)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていますか?
(村上徹さん、以下村上さん)人材サービスの会社でアウトソーシングチームのマネジメントを行っています。並行して、デジタル人材へのリスキリングを目指した新規事業開発にも従事しています。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(村上さん)キャリアアップのためです。自分の目指すキャリアを実現するためには、ビジネスとしての持続性を担保する視点や、行政・教育機関との協働を可能にする力が不可欠であり、MBAでの学びが必要だと感じました。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(村上さん)自分のように国内勤務で働きながら海外MBAを目指す人にとって、明確な方向性と戦略が必要だと考えました。MBA Loungeは合格実績やネットワークが豊富であり、何より川尻さん自身の豊富な経験と「嘘のないフィードバック」が信頼できると感じ、申し込みを決意しました。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(村上さん)自分のキャリアや志望動機に一貫性を持たせ、他者に伝わる形に構築できたことが一番の変化です。川尻さんとのセッションを通じて、自分が本当にやりたいことが整理され、どのようにMBAでの経験を活かすべきかが明確になりました。
また、合格可能性の冷静な見極めと挑戦校への押し上げのバランスが非常に的確で、結果的にNTU Fellowsという第一志望に合格することができました。
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(村上さん)川尻さんから「君のようなバックグラウンドは希少価値がある。もっと自信を持っていい」と言われたことが今でも心に残っています。社会課題に真正面から取り組んできた自分の経験を、価値として認識してくれる方に出会えたことで、迷いなく出願に踏み出すことができました。
(川尻)なぜNTU Fellows MBAを選んだのですか?
(村上さん)NTU Fellowsは、エグゼクティブ志向かつ社会起業家精神に重きを置いたプログラムで、アジア地域でのインパクト創出を目指す自分にとって非常にフィット感がありました。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(村上さん)特にありません。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(村上さん)構想から数えると約5年半、実際に本格的な準備を始めてからは3ヶ月ほどです。仕事をしながらの準備だったので、川尻さんとの面談をペースメーカーにして、地道に進めていきました。
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(村上さん)忙しい本業と父の介護の両立の中で、集中してエッセイやインタビュー対策に取り組む時間を確保するのが一番大変でした。時間的な制約があるからこそ、優先順位と納得感のあるストーリー作りが重要でした。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(村上さん)最初に自己流で準備を始めてしまい、エッセイの構成が支離滅裂になったことです。もっと早く川尻さんに相談していれば、無駄な回り道を減らせたと思います。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(村上さん)起業を目指しています。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(村上さん)川尻さん、約1ヶ月にわたる伴走、本当にありがとうございました。どんなときも「冷静に、でも諦めないで挑め」と言ってくださった言葉が支えでした。自分のような社会福祉領域出身者にとって、MBAの道は見えにくいものですが、川尻さんの視点と後押しがあったからこそ、自信を持って進むことができました。これからも社会的インパクトを生み出すリーダーをたくさん送り出していってください。
【MBA合格体験記】佐藤亮さん(仮名):サシン経営大学院,Sasin EMBA,タイ
名前 : 佐藤亮さん(仮名)
年齢 :35歳(MBA受験時)
業界 :金融
MBA受験中のお住まい :日本→バンコク
進学校 :サシン経営大学院,Sasin EMBA(タイ王国)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていますか?
(佐藤亮さん、以下佐藤さん)金融機関で海外出資先の管理、新規出資の検討の仕事をしています。日本では長年M&Aアドバイザリーに携わっていました。グローバルに自社のプレゼンスを高めるのに貢献したいと思い、アドバイザリーから企画系の仕事にシフトしました。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(佐藤さん)今後も現在の領域の仕事を続けていくことを考えているので、投資関連のノウハウだけでなく、経営全般について自分の中で軸となるようなものを身に着けたいと思ったからです。出資元として一歩引くのではなく、自分も陣頭にたって運命を共にするくらいの気持ちで、先方からもパートナーとして信頼を得られる存在になるための一歩としてMBAを取得しようと思いました。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(佐藤さん)川尻先生のお人柄やサービスについての評価の高いコメントが多数あったことと、各社の支援サービスごとに特色がそれぞれある中でMBA Loungeは自分の考えていたアジア圏への支援実績が多かったことです。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(佐藤さん)MBA受験のことをあまり調べる時間的な余裕もなく、アレンジを全てお任せするくらいのイメージで申し込ませていただいたのですが、プロセスの管理から個別の対応(CV、エッセイ、QA、面接準備等)までキメ細かくフォローしていただいて助かりました。
また期限までに予定していたタスクをこなせないこともあったのですが、川尻先生はレスポンス早くいつも対応していただけるので、その点もありがたかったです。
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(佐藤さん)CVの作成時に、人生の振り返りを一緒にしていただいたのですが、自分ではあまり大きいと思っていなかった出来事でも使えるネタ出しをしていただき、プロならではのアドバイスをいただけたのが思い出に残っています。
また英語面接の準備においても、気づいたところ指摘いただき、本番で加点につながったかなと思っています。
(川尻)なぜSasinを選んだのですか?
(佐藤さん)アジアのトップスクールとしてシンガポールにあるところと比較しましたが、カリキュラムが相当洗練されていたこと(講師陣がほぼ米国MBAと同じで、講義のたびに出張してくる)、赴任先がバンコクであったことと、オフラインでのクラスメイトとの関係構築も重視していたので、Sasinを選びました
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(佐藤さん)入学したところを「正解」にしよう、と思っていたので、あまり悩みはしませんでした
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(佐藤さん)赴任先および赴任のタイミングが諸事情で直前まで決まらなかったので、Sasinに絞った準備は出願直前となりましたが、IELTSの準備等は1~2年前から徐々に始めていました
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(佐藤さん)昔の仕事のエピソードを振り返ろうとしたときは、記憶が薄れてきている部分もあって、多少苦労した
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(佐藤さん)大きなことではないものの、大学から指定された面接時間が日本時間だった(タイにいる、かつ実地での面接なのに)。そのため一回面接をすっぽかして、別日に振り替えてもらったが、しっかり確認すればよかった
(川尻)MBA取得後のプランは?
(佐藤さん)グローバルな事業領域で、日本の秀でたところと現地の秀でたところをうまくハイブリッドして、自社の強みを追求できるような役割を率先垂範して担っていきたいと考えています
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(佐藤さん)深夜、土日でもいつもクイックにご対応いただいてありがとうございました。早速MBA LoungeのOBの方とつながることができ、MBA生活のアドバイスをいただいてまして、先生の作られたネットワークの絆の強さを感じています。ぜひ意欲のある後輩の方々を引き続き導いていっていただければ幸甚です。お忙しいと思いますので、お体ご自愛ください
9/21(日)~23(火)シンガポールキャンパス訪問ツアー【受講生さん限定】
(昨年のツアーの様子)
シンガポールのビジネススクールSMU、NUS、NTU、INSEAD)4校キャンパス訪問ツアーを開催いたします。
9/21(日)にシンガポールの各スクール在学のMBA Lounge受講生さんとの交流会(予定)を開催します。9/22(月)と9/23(火祝)の2日間でSMU、NUS、NTU、INSEADの各キャンパスを訪問してアドミニとのミーティング、キャンパス内見学を行います。9/24(水)は予備日です。
ツアーというよりは「川尻がちょうどこの日時で訪問するので一緒に行きたい人は行きましょう」というカジュアルなものです。
昨年開催の様子はこちらからご覧ください。
シンガポールMBA出願にあたり情報収集の大変貴重な場となりますので、ご都合がつく方は是非ご参加ください。
日時(予定)
9月21日(日)午後:MBA Lounge受講生さん交流会
9月22日(月)10時 SMU、14時30分 INSEAD
9月23日(火)11時 NTU、15時 NUS
※先方の都合により日時は変更になる場合があります。
※INSEADは先方の確認がまだ取れていませんので仮です。それ以外の日時はほぼ確定です。
内容
・SMU、NUS、NTU、INSEADの各キャンパス・アドミニ訪問します。
・各日、現地集合、現地解散です。
・1校のみ参加も可能ですが、他校比較検討の観点から全日程参加を推奨します。
対象者
MBA Lounge受講生さんのみ
定員
最大5名程度
料金
無料
注意事項
航空券、ホテルは各自で手配ください。
スクール側や当社の都合により本イベントが中止になった場合、費用等の責任は負いかねますのでご注意ください。
(万一川尻が同行できない事情が発生しても、スクール側で対応してくれますのでキャンパス訪問自体は開催となります。)
IESE MBA(スペイン)西田朋史さん対談
IESEビジネススクール(スペイン)の西田朋史さんをお招きして、対談をさせて頂きました。
西田さんは、現在IESEのMBA Admissions Deputy Directorとして主にアジア地域における学生のリクルートメント業務や入学審査の企画などに携わっています。
ご自身もIESE MBA Class of 2016の卒業生である西田さんに、IESEビジネススクールの特徴や魅力、その他バルセロナの魅力やご自身のIESE体験談についてお話をさせて頂きました。あわせて、西田さんからMBA Lounge川尻への質問として、川尻の普段の業務について話をさせて頂いた他、生成AI、MBAを跳躍台にして将来活躍できる人材について西田さんと議論させて頂きました。
詳細は、以下の動画にてご覧いただけます。IESEの魅力を知る貴重な動画ですので、是非ご覧下さい。
第1回:IESE MBAの紹介
・西田さんの自己紹介
・IESE MBAプログラムの紹介
-カリキュラム、ダイバーシティ、グループワークについて
-主たる教授法であるケースメソッドの効用と留意点
第2回 理想の学生像、出願、就職、バルセロナの生活編
・IESEが求める学生像
・出願について
-IESEは英語スコアをどこまで見ているのか
-日本人受験生が陥りがちな罠
-受験生の西田さんとのコミュニケーションについて
・就職活動
-日本人卒業生を中心とする昨今の就職実績とそれを支えるスクールのサポート体制
・生活について(西田さん体験談)
-キャンパスライフ(辛かった経験、楽しかった経験、タイムマネジメント)
-キャンパス外バルセロナ生活の魅力と留意点
最終回 出願時の生成AI利用、活躍できる人材
・MBA Loungeについて
-普段の働き方
・MBA受験における生成AIの活用について
・MBAを跳躍台にして将来活躍できる人材について
・西田さん、川尻からのメッセージ
Alliance Manchester GOMBA 田添菜穂子さんインタビュー(MBA Lounge受講生さん)
現在マンチェスター大学のOnline MBA(Alliance Manchester Global Online MBA)に在籍中のMBA Lounge受講生さんでもあるアナウンサー田添菜穂子さんにManchester MBAのプログラムについてインタビューをさせて頂きました。
田添さんは、現役のアナウンサーとして国内でご活躍されている一方、Alliance Manchester GOMBAを受講中で、毎日四苦八苦しながら頑張っていらっしゃいます。今回はそんな田添菜穂子さんへのインタビューです。
以下はインタビュー内容をかなり省略、意訳してまとめたものになります。フルバージョンのインタビュー動画にてご覧いただけます。
●Manchester GOMBA 田添菜穂子さんインタビュー前編(現地ワークショップ編)
●Manchester GOMBA 田添菜穂子さんインタビュー後編(普段の生活編)
Q. 簡単な経歴を教えて頂けますか?
アナウンサーと広報官の両方の活動をしています。
アナウンサーしては、TBS系列の東北放送に7年間在籍して、今はホリプロ所属でフリーアナウンサーをしています。NHKのFMでクラシック番組のご案内役として担当しています。
広報官としては、子供たちに楽器を無償で与えて音楽教育を行うというNPO団体でエル・システマジャパンの広報官を担当しています。
Q. マンチェスターを選んだ理由を教えて頂けますか。
はい、この質問にはWhy MBA, Why International MBA, Why UK, Why Manchesterの順番でお話をさせて頂きます。
●なぜMBAを取りたいと思ったのか
エル・システマジャパンでクラウドファンディングを行ったのですが、その経験がなかったのでその前にファンドレイジング講座を受けたんですね。そこではセオリーを学んで実践したわけですが、そこで大きな効果を生みました。更に学んで他のセオリーを学んで実践していきたいな、と思いMBAを受講することを決めました。
●なぜ海外なのか、なぜイギリスなのか
エル・システマジャパンの仕事で国際会議出席のためロサンゼルスに行ったときに、素敵な女性が生き生きと活躍している姿を目の当たりして、自分のマインドセットを変えたいと思いました。そのため、どうせやるなら海外のMBAで多国籍の人と切磋琢磨したいと思ったのがキッカケです。
その後、色々と調べているうちに、日本で働きながら学べるオンラインMBAというものがあるのを知りました。学部時代にイギリスへの留学経験がありましたので、各大学の名声やイギリスが好きという理由からイギリスを選びました。
●なぜManchesterなのか
イギリスにも色々な大学があるので悩みました。入学時期、学費、準備が間に合う、という条件で最終的には3校に絞りました。
そんな中、Manchesterが日本で一日の体験マスターコースに参加したときに、その授業がとても魅力的でした。また、マンチェスターには香港、ドバイ、上海、シンガポール、そしてマンチェスターにキャンパスがあり、オンラインであっても現地でのワークショップで色々なところで学べるところも魅力に感じました。
また、同窓会の組織も活発に活動しており、色々な方々にお会いすることができ、卒業後の仕事面でも役に立っているという話を聞いて、Manchesterを第一志望としました。
Q. 田添さんは既に香港での現地ワークショップに行かれたということですが、そこでの体験談を教えて頂けますか。
基本的には1年目は自分のホームに現地ワークショップに行くことになっており、日本からですと香港キャンパスでのワークショップになります。そのため、日本の他、韓国、台湾、香港などのクラスメートと学ぶことになります。
入学してすぐ3日の必須のワークショップで、みんな英語は外国語ですが、みんな性格で採用されたのかな、と思うくらいお互いに協力しながら和やかに進んだイメージがあります。
平日の開講でしたが、2つの日程があって選ぶことができます。必須ですがどうしても行けない場合は、代わりの課題を提出することになります。
Q.4月にはイギリスのマンチェスター現地でのワークショップに行かれたということですが、そこでの体験談を教えて頂けますか。
マンチェスターのワークショップは、2日間のゲーム理論講義と4日間のグループワークの合計6日間でした。朝9時から夕方6時までずっと勉強漬けで、キャンパスから一歩も出ることがほぼありませんでした。お昼ご飯も学校から提供されるので、それもキャンパス内で過ごしました。外出は休み時間の5分間だけキャンパス裏のスターバックスにコーヒーを買いに行くぐらいです。
その中でも、合間を見て皆さん仕事のメールをしたり、電話で家族と話をしたりしていましたね。
市内観光をする時間もなかったのですが、講義の終わりの夜にはみんなでパブに呑みに行き、帰国前にはたまたま公演が行われていたミュージカルを鑑賞しました。
Q.日本でのオンラインMBAの生活について教えて頂けますか。
前期、後期に分かれていて前期は3科目でした。
3科目のうち必ず1回はグループワークが対面又はバーチャルがあり、アサイメント
提出が必要です。もう一つは必ず個人のアサイメントがあります。その合間に動画講義と資料が送られてきて、自分でタイムマネジメントをしながらこなしていくことが求められます。あわせて、ライブ授業が1科目あたり約5回あります。
ライブ授業はUK時間の正午開始、夕方開始が設定されており、日本時間ですと夜8時、9時からの授業に出ることになります。月にすると2回か3回ライブ授業を受けるペースになります。これはアーカイブされており、後から視聴することもできます。
Q.入学前と入学後で想像と違ったところはどんなところですか。
想像以上に異文化交流がたくさんできたこと、自分の視野がとても広がったと感じます。これはクラスメートの影響が大きかったと感じます。
韓国のエネルギー事業に携わる人、香港の不動産デベロッパー、イギリスの物理学の先生、
医療関係の方々、ナイジェリアに住む金融関係の方など、とにかくバックグランドが多岐に渡っていて、その方の仕事の話や将来のゴールを聞くだけでもとても刺激になりました。
想像以上に大変だったことは、Manchesterがタイムプレッシャーを与えてくることです。例えば、アサイメントの課題が与えられるのが必ず締切の1カ月前となっており、意図的に数か月前からゆっくりと準備ができないようになっています。そのため、課題が与えられたと同時にその1ヵ月で集中して進めていかなければなりません。
でも、この大変な環境をやり遂げることで自信を持てるようになり、自己肯定感に繋がったりしていますね。
Q.印象に残っているクラスメートはいましたか?
様々なバックグランドの人たちがそれぞれの強みを持ち寄って形にしていくわけですが、先生をやっているクラスメートはその仕切りが上手だな、と思いました。
例えば、オックスフォード大学を出て、現在マンチェスター大学で物理学の先生をしているクラスメートは、リーダーシップが半端ないです。彼自身は、マーケティングやオペレーションについては全然分からないけれど、グループの方針を示すのが上手いですし、勉強についていけないメンバーを、彼らの尊厳を損なわない形で上手くサポートするなど、立ち回りがとても長けていると感じました。
Q.印象に残っている授業について教えてください。
最初の香港のワークショップで受けたLeading Global transitionという授業で、実体経済と金融経済の乖離についての話が面白かったです。私も学部時代は経済学を専攻していたのですが、それも25年前ですので、今回の授業ではその後に起こった話についてとても引き込まれながら理解しながら授業を受けていました。
その授業のアサイメントは、企業を一つ選んで実体経済と金融経済の乖離を分析するようなものでした。つまり、それは乖離なのか、それともただ単に追い付いていないなのか、経営者が株価操作等のために見せかけで言っているのかを見破れ、というような内容で、これがとても面白いな、と思いました。
Q.最後に、Manchester GOMBAはどんな人に適していると思いますか。
仕事をしながらMBAをやりたいという方には適しています。ほとんどの人が仕事を持ちながらやっておりますし、ワークショップに行くごとに色んな視野を広げてくれますので、世界をしっかりと感じることができます。
そんな体験をしたい人にはManchester GOMBAはとてもお勧めです。
Q.ありがとうございました。田添さんも卒業まで楽しみながら、苦しみながら残りの授業も頑張ってくださいね。
UC Berkeley Haas MBA紹介とキャンパス散策
UC Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校)は、1868年に設立されたサンフランシスコ郊外に位置する名門大学です。カリフォルニア州に点在する10箇所のキャンパスの中でも、バークレー校は最古の歴史を持ちます。
MBA Loungeによるスクール紹介動画はこちら。
UC BerkeleyのMBAプログラムは、Haas School of Businessにて提供されています。
Haasが掲げる重要な考え方はDefining Leadership Principles(DLP)です。
DLPは以下の4つの言葉で表現されています。
1.Question the Status Quo
2.Confidence Without Attitude
3.Students Always
4.Beyond Yourself
この4つの言葉は、キャンパスの建物に彫られているなど、キャンパスの至る所で目にすることができます。Haasにとって、これらはとても重要な意味を持つことが分かります。
また、今回取材をさせて頂いた在校生さんによれば、Haasの特徴として挙げられるのは、InclusiveとProgressiveとのことです。Inclusiveの観点では、Haasは学生に対してDEI(Diversity, Equity, Inclusion)の関与度を期待します。Progressiveの観点では、脱炭素化、社会的平等などに係る課外活動や授業科目が数多くあり、卒業後のキャリアにおいてもその道を志す人が多いのが特徴です。
Haas MBA
24ヵ月 (9月スタート)
クラスサイズ : 約300人
International students: 約38%
GMAT Focus : 615-675 (Middle 80% Range), 660 (Median)
GRE Verbal : 155-168 (Middle 80% Range), 161 (Median)
GRE Quant : 154-167 (Middle 80% Range), 162 (Median)
平均実務経験年数: 5.6年
出身業界 :
23% Consulting
21% High Technology/Electronics
17% Financial Services
7% Non-for-Profit
6% Health/Pharma/Biotech
5% Military
4% Energy
4% Government
3% Consumer Products/Retail
10% Others
出身学部 :
25% Enginnering
18% Economics
13% Business/Commerce
12% Social Science
7% Arts/Humanities
7% Natual Sciences
4% Finance
4% Math/Physical/Science
4% Computer Science
9% Others
UC Berkeley Haasキャンパス散策
Berkeley Haas School of Businessの看板です。ここが写真撮影スポットです。
Haas School of Businessの学生はこのキャンパスで大半の時間を過ごすことになります。
MBAの授業が行われるクラスルームです。
グループワークを行うBreakout roomです。
UC Berkeleyの正門、Sather Gateです。ここから広大なキャンパスの中に入ることができます。
スタンフォードビジネススクール(Stanford)MBA紹介とキャンパス散策
スタンフォード大学(Stanford University)は、カリフォルニア州サンフランシスコ郊外に位置する私立の名門大学です。当時のカリフォルニア州知事でセントラルパシフィック鉄道の創立者であるリーランド・スタンフォードと夫人によって、若くして他界した一人息子の名を残すために1891年に創設されました。
スタンフォード大学の卒業生には、ナイキ(Nike)のフィル・ナイト、グーグルのセルゲイ・ブリンカ、ラリーペイジ、Paypalのピーター・ティールなど、数多くの起業家たちが名を連ねます。日本人としては、ミスミグループ本社の名誉会長である三枝匡さんもスタンフォードの卒業生です。
MBA Loungeによるスクール紹介動画はこちら。
スタンフォードのMBA関連のプログラムは大きく2つに分けられます。
Stanford MBA(two years)
24ヵ月 (9月スタート)
クラスサイズ : 約400人
International students: 約39%、72ヵ国
男女比 : 男性55%、女性45%
Stanford MSx(one years)
ミッドキャリア向けのプログラムで、120科目の中から選択科目を選ぶことができるが魅力です。
12ヵ月 (9月スタート)
クラスサイズ : 約80人
International students: 約63%、26ヵ国
男女比 : 男性62%、女性38%
平均実務経験年数 : 12.5年
Standfordキャンパス散策
キャンパス内の図書館とスタンフォードのランドマークであるフーバータワー
Stanford business schoolの建物(The Knight Management Center)です。
スタンフォードビジネススクールの柱に彫られた言葉。アントレ精神を垣間見ることができます。
MBAプログラムに関するイベントも開催されます。
とてもきれいなキャンパスです。
キャンパスというよりも植物園のようにたくさんの緑と花があります。
【MBA合格体験記】小林里沙さん(30歳)Manchester Global MBA (Alliance,イギリス)
名前 :小林里沙さん
年齢 :30歳(MBA受験時)
業界 :化粧品
MBA受験中のお住まい :名古屋市
進学校 :マンチェスターGlobal MBA(イギリス)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていますか?
(小林里沙さん、以下小林さん)海外向け商品の企画をしています。中東、中南米、ヨーロッパ等の幅広い地域を担当しています。
現在、社会人7年目になり、3社目です。MBAを受験しようと思った時点は、今の会社に入社して2年経った頃でした。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(小林さん)自分のキャリア成長を加速させるためです。
私は結婚しているのですが、いずれは家族を増やしたいと考えた時に、それに伴う産休・育休で自分のキャリアが停滞してしまうことにとても大きな不安と焦燥感を持っていました。将来的なライフとキャリアの両立にイメージが持てず、出来ないかもしれない不安ばかりを嘆いていた頃、「できない言い訳ばかりではなく、できることにフォーカスしてみたら」という夫からの一言で、ハッとしました。
色々調べる中で、仕事はもちろん、育児と両立しながらMBAを取得された女性の方々がいることを知り、興味を持ちました。オンラインでMBAを取得することにより、現職を続けながら知識や経験の厚みを足せることはもちろんですが、将来的に転職を志す場合にも、自分のキャリアへの情熱やコミットメントを証明し、他の人とも差別化できる材料になるのではないかと考えました。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(小林さん)効率よく合格し、MBAをスタートさせるためです。他の皆さんと同様、仕事をしながらの出願になるため、できるだけ効率よく行いたいと考えておりました。MBAが本番なので、受験に労力を使うことは勿体ないと思っていました。ですが、自分自身、海外MBA受験に関するノウハウも持ち合わせておらず、学校選定にも悩んでいました。
また、身近にもMBA経験者がいなかったため、話を聞ける方もおらず、インターネットで調べていた際にMBA Loungeのことを知りました。ウェブサイトに掲載されているお客様の声を読み漁らせていただき、お人柄やスピード感という点でかなり好評だったため、安心してお願いできそうだなと思いました。実際にその通りでした!
加えて、金額次第では独力で受験することも検討せざる得なかったと思いますが、良心的な価格で有り難かったです。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(小林さん)サービスを申し込む前から自分で受験準備をしていたわけではないので、何か変わったという点はありません。ただ、MBA Loungeでご紹介いただいたMBA卒業生の方々からお話を伺う機会をいただけたお陰で、自分の中で吟味し納得して、志望校を絞ることができたと思います。
私の場合は漠然とMBAに興味を持ち始めた頃に、無料の面談をさせていただきました。MBAを志すことを決め、申し込みをした後に、まずは志望校の選定で具体的に相談をさせていただきました。その際に、私が候補にした学校の卒業生から2〜3名をご紹介いただきお話を伺ったのですが、どの方もとても親切に色々教えてくださる方ばかりで大変有り難かったです。MBA Loungeのサービスを受けられたみなさまの中での、素敵な繋がりや連鎖がを感じました。私もいつかお力になれることがあれば、快くお受けしたいです!
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(小林さん)とにかく迅速なフィードバックやメールのやりとりがとても有り難かったです。また、フィードバックの内容も的確で、自己分析の内容も汲んでいただけたお陰で、とてもよいCV/エッセイに仕上げることができたと感じております。
奨学金を目指していたため、そのための出願期限が早期に設定されており、それに間にあわせるためにもスピード感が不可欠でした。CVやエッセイ、どれも最低3回はブラッシュアップをしたと思いますが、テンポよく進めることができました。川尻さんのご予定も事前にお知らせいただけていたため、自分も提出〜FB〜修正のスケジュールを意識しながら取り組むことができました。
また、自己分析をしっかり行い、シャープなエッセイを提出できたので、効率よくスクールにも自分のことを伝えられたのではないかと思います。従来は、出願者と面接のようなことも行なっていたようですが、自分の場合は面談という形で、最終確認のためスクールのheadとカジュアルに会話する場となりました。今では、CVを提出し奨学金のオファーをいただけた時点で、かなり合格は近かったのかなと感じております!!
(川尻)なぜManchesterを選んだのですか?
(小林さん)フレキシブルな点が良かったためです。
ヨーロッパ、オンラインBlended形式、インターナショナル、授業料で条件を設定し、いくつかの志望校に絞りました。中でもマンチェスターは日本に比較的近い香港に分校を持ち、CoreのWorkshopでは香港に、ElectiveではManchesterを含めた他の分校の中からも選んで対面の授業を受けられる点が魅力でした。香港であれば時差や移動距離的にも調整がしやすいですし、ライフとキャリアを両立する上でプラスでした。
最後は感覚的にいいなと思ったのが決め手でした。卒業生の話を伺ったり、学校のスタッフとやりとりしたり、YouTubeで学校のスタッフがパネルディスカッションしている動画などをみて、比較検討しました。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(小林さん)情報量が限られているということです。留学やMBAをテーマにしているネット記事はたくさんありますが、実際に自分が気になっている学校へ通った方の実体験はあまりありません。英語でもたくさん調べましたが殆どありませんでした。MBA Loungeを通して卒業生からお話を伺うことができたのは貴重でした。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(小林さん)2か月くらいです。私の場合はアメリカの大学を卒業しており、英語のテストも免除、準備でも英語面での障壁がなかったのは大きいと思います。
2024年12月末:MBAを検討し始める
2025年1月初旬:MBA Lounge無料面談
1月中旬:家族にも相談し理解を得た後、MBA Lounge申し込み
2月上旬:CV提出し、奨学金のオファーをもらう
2月下旬:出願完了(CV、エッセイ等)
3月上旬:Manchester Test実施と再試(Logical Assessmentのみ)、面談、July 2025 intakeの正式オファー
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(小林さん)重複しますが、やはり志望校の選定でした。人生において大きな投資になるため、納得して決めたいと考えておりました。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(小林さん)特にありません。最初から最後までMBA Loungeでサポートいただいたお陰です!
(川尻)MBA取得後のプランは?
(小林さん)いつか海外で働いて見たいという気持ちがあるので、転職なのか社内で駐在を目指すのかは分かりませんが、タイミングを見計らって、積極的にチャレンジしたいです。
というのも、家族も大切にしたいので、状況に応じてフレキシブルに対応していければと思っています。何か選択しなければならない時に、MBA取得により、選択肢の幅が広がればと願っています。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(小林さん)合格まで導いていただき、ありがとうございました。
スピーディーかつ丁寧なご対応のおかげで、ストレスなくスムーズに出願準備をし、最終的には第一志望校からオファーをいただくことができました。周りにMBA受験を検討している人がいたら、ぜひMBA Loungeを紹介させていただきたいと思います!
合格者懇親ランチ会2025年6月@東京
6/22(日)、東京にて2回目となる2025intake合格者さんランチ懇親会を開催しました。
前回3月末に開催した際の参加者は16名でしたが、今回はこじんまりと4名の方々に参加頂きました。
皆さんの進学先はそれぞれ、イギリス、フランス、香港(オンラインMBA含む)です。
オンラインMBAの場合は、既に1月からプログラムを開始している方もおり、リアルタイムで仕事と学習の両立のお話も頂くこともできました。
皆さんの今後ご活躍を心より応援しています。
※以下は前回開催時の様子
【MBA合格体験記】二宮栄希子さん 上海交通大学 Antai Full time MBA(中国)
名前 :二宮 栄希子さん
年齢 :27歳(MBA受験時)
業界 :デジタルマーケティング
MBA受験中のお住まい :日本
進学校 :上海交通大学 Antai MBA(中国)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていますか?
(二宮栄希子さん、以下二宮さん)中国の情報を発信するコンテンツクリエイターとして活動しながら、企業のSNS戦略の立案や運用を支援するSNSマーケティングコンサルタントとして働いています。具体的には、Webサイトのデザイン・開発、インフルエンサーとのコラボレーション、SNSコンテンツの最適化などに携わっています。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(二宮さん)一番の理由は、中国市場への理解を深めるためです。現在、デジタルマーケティングに関わる仕事をしていますが、今後は単なる発信にとどまらず、より本格的にビジネスを展開していきたいと考えています。そのためには、マーケットの動向や経営戦略を体系的に学び、自身のスキルを強化する必要があると感じました。
合わせて、実際にビジネスとして拡大していくためには、現地企業とのパートナーシップの構築や、ターゲット市場に合わせたマーケティング戦略の立案が重要になります。MBAを通じて、ビジネスフレームワークや実践的な経営知識を学ぶことで、こうした課題に対応できるようになりたいと考えています。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(二宮さん)MBAを受けるかどうか検討していた時からよくサイトを拝見していたため、どこか親近感がありMBALounge一択でした。初回カウンセリングでの川尻さんのお人柄と、「合格まで必ずサポートします。」という心強い一言でここで頑張りたいと思いました。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(二宮さん)もし川尻さんのサポートを受けていなかったら、間違いなくMBA受験が一年遅れていました。MBA Loungeに申し込んだ時は、IELTSを一度も受験したことがない状態で、応募締め切りまでわずか2ヶ月という状況でした。今年の受験は難しいのではないかと諦めていましたが、川尻さんが的確にアドバイスをくださり、迅速に添削をしてくださったおかげで最短で合格することができました。
また、私はMBAには非常に優秀な人ばかりが集まるというイメージを持っており、自身の特殊な経歴がどのように評価されるのか不安に感じていました。しかし、サービスを受ける中で、「それこそが私らしさであり、強みになる」と気づくことができ、自信を持てるようになりました。
さらに、「なぜMBAに行きたいのか?なぜ今なのか?なぜこの学校なのか?」といった問いを何度も掘り下げることで、自分の志望動機がより明確になりました。 その結果、志望校への説得力のある出願ができただけでなく、今後のキャリアの方向性にも自信を持てるようになりました。
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(二宮さん)最も印象に残っているのは、川尻さんにスクール選択を相談させていただいたことです。時間が限られている中でしたが、アドミッション担当者やアラムナイの方をご紹介いただき、リアルな声を聞くことで納得のいく選択ができました。特に、悩みに悩みどうしようもなくなった時にご連絡した際も、川尻さんは将来のキャリアの方向性も含めて親身に話を聞いてくださり、一緒に整理していただいたことで、最終的に自信を持って決断することができました。
(川尻)なぜ上海交通大学を選んだのですか?
(二宮さん)上海交通大学を選んだ理由は、中国ビジネスの中心地である上海に位置しており、国際的なネットワークやビジネスチャンスが豊富に存在しているからです。また、上海交通大学は上海でトップのビジネススクールとして長い歴史を誇り、中国市場に対する深い理解と実践的なビジネス教育を学べる点が非常に魅力的でした。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(二宮さん)スクール選びで最も悩んだ点は、場所選びでした。中国は広大で、北京と上海ではビジネス環境や文化、雰囲気が全く異なります。北京は政府機関や国の政策に近いビジネスが多い一方、上海は国際的なビジネスの中心地であり、グローバルなネットワークや企業活動が盛んです。これらの違いが、自分が将来どのようなキャリアを築きたいかに大きく影響すると感じたのでかなり悩みました。
例えば、上海は多国籍企業が集まり、国際的なビジネス機会が豊富です。私は、将来的にグローバルな環境で活躍したいという目標があったため、上海で学ぶことが最適だと判断しました。そのため、スクール選びでは、自分のキャリアの方向性を考え、どの都市やビジネス環境が自分に最も適しているかを慎重に判断することが重要だと思います。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(二宮さん)志した時からトータルで約半年の準備期間がかかりました。英語の勉強は2024年9月から始め、2025年1月にMBA Loungeに申し込んでから、2月に書類を提出し、3月に面接と、非常に短期間での準備となりました。
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(二宮さん)正直、全てが大変でした。2ヶ月と限られた時間の中で準備を終わらせなければならず、特にIELTSのスコアをクリアしながら、エッセイや推薦状の準備を同時並行で進めるのは非常にハードでした。さらに、英語での面接は人生で一度も経験がなく、対策期間が短かったため、精神的にも大きな負担でした。
ただ、そんな状況でも「なぜMBAに行きたいのか?」という明確な理由があったからこそ、乗り越えることができたと思います。受験準備では大変なことも多いですが、目的意識をしっかり持つことが、最後までやり抜く力につながると感じました。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(二宮さん)「もっと早く相談すればよかった」 ということです。最初は一人で情報収集をしていましたが、やはりMBAの受験プロセスは複雑で、特に短期間での準備となると、効率的な戦略が必要でした。川尻さんに相談したことで、自分に合った学校選びのアドバイスをもらい、スムーズに準備を進めることができたので、もっと早い段階でプロに相談していれば、より余裕を持って準備できたと思います。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(二宮さん)MBAで得た知識を活かして、現在行っている事業の基盤を強化し、日中間の架け橋のような存在として、両国相互の文化理解や教育のサポートを拡大していきたいと思ってきます。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(二宮さん)
今回の合格は川尻さんにサポートいただいたおかげで勝ち取れたものだと心から感謝しています。スケジュールがかなりタイトで、川尻さんにも負荷をかけてしまいましたが、迅速にご対応してくださったおかげで短期間で受験を終えることができました。本当に有り難うございました。ここからがスタートだと改めて気を引き締めて頑張ります!
【MBA合格体験記】 長岡雄平さん(仮名):IEビジネススクール(スペイン)
名前 : 長岡雄平さん(仮名)
年齢 :35歳(MBA受験時)
勤務先 :建設業界
MBA受験中のお住まい :東京都
進学校 :IE Business School MBA(スペイン)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていますか?
(長岡雄平さん、以下長岡さん)ゼネコンで研究開発を行っています。緑地の価値向上や異常気象への適応などを研究の目的としています。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(長岡さん)一つの組織で長く働く中で、自分の思考の柔軟性が低下していると感じ、多様な価値観を持つ人々の中に飛び込みたいという漠然とした思いがありました。そんな中、研究開発において戦略的な視点の重要性を実感する出来事があり、MBAの取得を志すようになりました。
また、成長には失敗が欠かせないと分かっていながら、経験を積むにつれて失敗を避けがちになっている自分に気づき、「もっと挑戦し、失敗から学びたい」という気持ちもMBAへの挑戦を後押ししました。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(長岡さん)実はGMATの専門塾でエッセイやインタビュー対策まで依頼しようと思っていました。ただ、同塾の対応の淡白さはGMATで苦しむ私にとってやや辛く、実績と思いやりがある会社を探し始めました。
そうした状況の中で、このヒーローインタビューを見つけ、そして川尻さんのYouTubeを見て、MBA Loungeに申し込みました。まずは認めてくれる姿勢、対応の速さ、的確なアドバイスなど、私が求めていた通りのサービスを受けることができ、とても感謝しています。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(長岡さん)2025年9月intakeを目指して月単位のスケジュールを描いていたものの、スコアメイクもままならず、いよいよエッセイにも着手しなければ、と追い込まれていた状況の中、2024年10月末にMBA Loungeに申し込みを行いました。最初に川尻さんから詳細なスケジュールをご提示頂いたおかげで、いつ何に何%の力を注ぐかが明確になり、余計な焦りが減りました。精神的にとても有難かったです。
CVとエッセイの作成前には、フォーマットに従って様々なエピソードやその時の感情を棚卸しました。川尻さんからは「この視点面白いですね」「この経験はぜひアピールしましょう」とのコメントのほか、深堀質問を投げかけて頂きました。それに対し「こんなところがアピール点と感じるの?」と驚くことも多く、自分自身の過去の決断を潜在的に過小評価していることに気づかされることもありました。最終的に、川尻さんが面白いと思ってくれた内容(なりたかった職業)を軸としてエッセイを作成することを決断しました。当初の私であれば考えもしなかったストーリーだったため、やや不安な気持ちもありましたが、IEの入学審査官からは好評を得ました。
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(長岡さん)「大丈夫です、まだ時間は十分にあります。」「まずは○○に集中しましょう。」という言葉はとても力になりました。また、深夜にメールをしても、コーチング、コンサルティング、カウンセリングを兼ねた返信が届くので、本当に心強く感じました。
また、模擬面接とフィードバックをして頂いた後、川尻さんから一言目に「英語力も大丈夫と思いますよ」と言われたことは、私にとって救いでした。Interviewにおいて、どれくらいの英語力が求められるか分からない状況の中で、このレベルでも大丈夫なんだと知れたことはとても有難いことでした。ちなみに、決して大丈夫な英語力ではなく(笑)、必死で覚えた内容を繋ぎ合わせて(つぎはぎだらけで)言葉にしている状態でした。本番まで時間がない中で、とりあえずはこのアプローチで洗練作業をしていこうと決断できたので、とても意味がある一言でした。
(川尻)なぜIEを選んだのですか?
(長岡さん)先進的な環境政策を推進している欧州の中で、2年間のプログラムを提供している機関を選択肢として考えていました。IEを選んだのは、サステナビリティを重視したビジネスを学べるデュアルディグリープログラムがあったこと、テック系に強いこと、IEに対する卒業生の熱意が高かったこと、GMATのスコアを持っていなくても受験ができること、治安がよいことなどが主な理由です。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(長岡さん)欧州で2年間のプログラムを提供している機関のすべてが高い英語のスコアを要求しており、スコアを上げる努力を続けるべきか、別の地域に出願するか、とても悩みました。結局前者を選びましたが、お金も時間も健康も(笑)、色々と費やしました。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(長岡さん)
約1年9か月を要しました。
2023年8月 :会社の留学候補生に選んで頂く(14か月以内にTOEFLの基準を超えることが条件)
2024年9月~ :単語と文法を中心に学ぶ
2024年12月~:TOEFLの勉強&継続的に試験を受験
2024年8月 :IELTSに切り替え、継続的に試験を受験
2024年10月 :MBA Lounge申し込み
2024年11月~:CVとエッセイの作成
2025年3月~ :IELTSを中止し、Duolingo English Testを受験
2025年4月 :IEに出願。KiraとIEGATを受験
2025年5月 :Interviewのちょうど1週間後、合格通知
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(長岡さん)スコアメイクです。まずはTOEFLの勉強をしていましたが、100点の壁を超えることができず(正直に言えば、もっと手前の壁にぶつかり続けていました)、IELTSに切り替えました。それでもIEの英語要件であるoverall7.0をクリアできず、最終的にはDuolingo English Testも受験しました。しかし、いずれの試験も英語要件をクリアできず、IELTS6.5(R7.0, L6.0, W6.5, S7.0)で出願しました。ちなみに、Speakingは6.0が続いていましたが、仮定法過去完了とnot only A, but also Bを入れると決めて受験したところ、最後の試験で7.0に上がりました。
各セクションの最高スコアやキャリアの希少性を理由として、入学審査官にInterview試験の実施をお願いしましたが、1回目は不調に終わりました。そこで、私が入学することによるIEのメリットを様々な角度から説明したところ、次の選考に進むことを許可頂きました。
他の受験生よりKiraやInterviewの結果が求められる中で、MBA Loungeに蓄積された過去問のおかげで、辛うじて合格を頂くことができました。過去問を残してくれた先人たちと、データベースを整備してくださったMBA Loungeがなければ、合格はなかったと思っています。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(長岡さん)テストは運要素もあるため、受験回数を重ねていましたが、最後まで目標点は取れませんでした。スコアメイクの観点からは、独学ではなく専門学校で習う方が効率的でコスパが良かったかなと思います。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(長岡さん)社費留学のため、会社に戻ることを前提としつつ、MBA期間中に得られる気づきや感情に向き合い、今後のキャリアを考えていきたいと考えています。その中でも、「自然」「技術」「まちづくり」「子供たちのため」という4つのキーワードは、これからのキャリアの柱として大切にしていきたいと思っています。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(長岡さん)CVやエッセイの添削だけでなく、心理面でも常にサポート頂き、感謝しています。信じてお願いをしてよかったです!現在進行形で苦しんでいるMBA受験生にも紹介したいと思います。
深夜でも返信を頂けるので、体調が心配になりますが、引き続き受験生を押し上げて頂ければと思いますし、私も何かしらの形で貢献できれば幸いです。
マドリッドにお越しの際には、ぜひお声がけください!
7/6(日)開催:海外Online MBAのススメ(ゲスト5名参加)
(画像は過去のイベント開催時のイメージです。)
働きながら学位を取得できるOnlineMBAに興味をもっていらっしゃる方々を対象に、「海外Online MBAのススメ」セミナーを開催します。
当日は、MBA Lounge受講生さんで、以下の各online MBAを受講されている方々にゲスト参加頂きます。
※ゲストの急な都合によって変更になる場合があります。
・Imperial(イギリス)
・Manchester(イギリス)
・HKUST(香港)
・Boston(アメリカ)
・Hult(アメリカ、イギリス)
※ゲストの急な都合によって変更になる場合があります。
彼ら彼女らに、
・海外Online MBAとは実際どんなものなの?
・海外Online MBA受講中の生活スタイル
・海外Online MBAのメリット、デメリット
など、さまざまの疑問に迫ります。
海外Online MBAを出願予定の方も、OnlineとOn campusのどらちにしようか迷っている方も、是非ご参加ください。
日時(日本時間)
7/6(日) 21時~22時30分予定
場所
Zoom
料金(税込)
MBA Lounge受講生さん 無料
一般 2,200円
定員
10名
こんな人におススメ
・海外Online MBAを出願予定の方
・OnlineとOn campusのどらちにしようか迷っている方
内容
・ゲストをお招きして、海外OnlineMBAの魅力に迫ります。
ゲスト
MBA Loungeの受講生さんで現在Online MBA在学生(5名予定)
アメリカ学生ビザに関する今後の動き方
先日、アメリカのサンフランシスコ、ロサンゼルスを訪問し、複数のビジネススクールの担当者や現地の学生さんと交流をさせて頂きました。
各ビジネススクールの紹介動画や記事は追々アップしていきますが、そんなアメリカ訪問中に、皆さんもご存じかと思いますが「アメリカ学生ビザ」に関する多くの報道がありました。
これは、米国務省が学生ビザの申請手続きに関連し、一時的な面接予約の制限をかけたとされるものです。一方、昨日は、その制限もまもなく解除するという報道がありました。
今回は、MBA出願におけるアメリカ学生ビザに関する今後の動き方についてのお話です。
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結論から言って「様子を見ましょう」です。
米国政府が決定することなので、どうなるのかは分かりません。昨日言っていたことと明日言うことが変わる可能性もありますので、やはり様子を見るしかありません。
留学生数を減らすとアメリカへの優秀な人材流入が減少し、将来アメリカの経済へ貢献してくれる人材数にも影響を与えてしまうので、個人的にはMake America Great Againのポーズに過ぎず、しばらくしたら元に戻る気もしますが、それも知る由もありません。
とりあえず、出願に関しては、どうしてもアメリカに行きたければ(アメリカでなければ行かないのであれば)、そのままアメリカMBAで出願を進めておくのがいいですね。後から「やっぱり行けるんだ」と分かっても手遅れになってしまいます。準備だけはしておきましょう。
留学先に柔軟であれば、欧州やアジア地域のスクールと併願してリスクヘッジするのがいいですね。
当たり前の回答になってしまいましたが、結局は投資の王道「リスク分散」です。
【MBA合格体験記】若林久美さん(仮名):エディンバラ Edinburgh MBA(イギリス)
名前 :若林久美さん(仮名)
年齢 :30歳(MBA受験時)
勤務先 :IT系
MBA受験中のお住まい :東京都
進学校 :エディンバラ Edinburgh MBA(イギリス)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていますか?
(若林久美さん、以下若林さん)新卒で入社した外資系IT企業でプロダクトマネージャー(PM)をしています。主に、サイトやアプリ内の機能開発を担当しています。業務では、各国のPMやエンジニアチームとのやり取りも多く、日本語と英語を半々で使用しています。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(若林さん)職場で尊敬する先輩方の多くがMBAを取得しており、新卒時代にMBAについて話を聞いたことがきっかけで、いつか自分も挑戦したいと考えていました。このタイミングでMBAを受験することを決めた理由は、主に以下の2点です。
1)業務が一区切りついたタイミングだったから
2024年夏ごろに担当していたプロダクトが無事にローンチしました。比較的心に余裕ができたこのタイミングで改めて自身の将来について考えた結果、新卒時代から憧れていたMBAに挑戦したいと思い、秋ごろから本格的に受験準備を始めました。
2)業務だけではカバーしきれない知識を補いたいと思ったから
担当しているプロジェクトで社内のリーダーシップ層や上司との対話を重ねる中で、自身のビジネス知識の不足を痛感することが多々ありました。こうした経験を通じて、改めてビジネスの基礎から学び直したいと強く感じ、ビジネスを包括的に学ぶことのできるMBAを志すことに決めました。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(若林さん)MBA対策を始めた時、いくつかのエージェントと面談を行いました。その中でも、MBA Loungeは以下の点で特に魅力的だと感じ、面談当日に申し込むことを決めました。
1)明確な価格設定
2)実際の受験データを含む豊富な受験資料へのアクセス
3)マンツーマンでの手厚いサポート
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(若林さん)何から手を付けて良いか分からない状態でしたが、川尻様に受験までのロードマップとタイムラインを作成していただいたおかげで、受験当日までにやるべきタスクが明確になりました。また、過去の受験データを閲覧できたことで、MBA受験に対する具体的なイメージを持つことができました。
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(若林さん)多くの方が書かれている通り、川尻様のレスポンスの速さには驚きました。
平日は仕事でエッセイやCVに時間を割くのが難しかったため、その分週末にMBA対策に集中しました。金曜の夜に川尻様にエッセイを送ると、土曜中にはフィードバックをいただき、日曜に修正を行って再送するという流れを何週か繰り返しました。平日にはなかなかエッセイ作成を進める時間が取れませんでしたが、川尻様の迅速なレスポンスに助けられ、なんとかエッセイを書き上げることができました。
(川尻)なぜSMUを選んだのですか?
(若林さん)エディンバラ大学を選んだ理由は主に以下の3点です。
1)AcademicとPracticalのバランスが良い点
2)学習環境(少人数制、コーチングプラン、ダイバーシティを重視している点)
3)Exchange programmeがあり、10〜12週間提携校で学べる点
上記に加えて、過去イギリスに留学していた際に何度かエディンバラを訪れたことがあり、その美しい街並みに惹かれたことも理由の一つです。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(若林さん)第一希望と第二希望はすでに自分の中で決まっていたため、特に悩むことはありませんでした。ただ、準備期間が限られていた中でスクールの特徴を比較し、自分に合ったスクールを複数選ぶことは、強いて言えば苦労した点かもしれません。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(若林さん)Total:約5か月半
9月~10月末:IELTS受験
11月~1月末:CV、エッセイ対策
2月~受験日:インタビュー対策
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(若林さん)苦労した点は、MBA受験に対するモチベーションの維持です。MBAを受験することについてはあまり周りに話していなかったため、仕事とMBA対策で疲弊する中、自分でモチベーションを保つのが大変でした。
また、MBA対策に最も時間をかけたかった年末に海外出張が入るなど、年末年始はスケジュール的に非常に忙しく心が折れかけたこともありました(笑) さらに、1月ごろまでは週末のみMBA対策をしていましたが、出願期限が迫った時期やインタビューが近づくと、平日の業務後にも対策をする必要があり、振り返るとなかなかハードな日々を送っていたなと思います。それでも、「MBA受験は2月中に終わらせる!」と自分の中で決めていたので、なんとか持ちこたえられたと思います。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(若林さん)もう少し早めに対策をしていれば、年末年始にバタバタすることもなかったのかもしれません。ただ、個人的には短期決戦だったからこそ乗り越えられた気もするので、結果的には11月からMBA Loungeを受講し、2月に受験を終えることができたのは良かったと思っています。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(若林さん)ゆくゆくは、今働いている会社のUK支社への異動を考えています。もともと就活生のときにUK支社で入社面接を受け今の会社に入ったという縁があるので、ロンドンのオフィスで一度は働いてみたいと思っています。
ただ、これまで1社しか経験がないので、MBA中に他業種についても理解を深めたいと考えています。また、何よりさまざまなバックグラウンドを持ったMBA受講生との交流を通じて、自分の将来の選択肢がどう広がるのかが楽しみです!
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(若林さん)右も左もわからないMBA受験でしたが、川尻様のサポートのおかげでここまで来られたと思います。合格まで導いていただき本当にありがとうございました!
6/22(日)『IE出願対策研究会(EMBA, MBA, Online)』ウェビナー:合格者も登壇
(前回開催の様子)
6月22日(日)21時より、2026intake以降でIEを目指す方々を対象のセミナー『IEMBA出願対策研究会』を開催いたします。
当日は、IEに進学された元MBA Loungeの受講生さん4名をゲストとしてお招きして、受験体験なども語って頂きます。
日時
6月22日(日)21時~22時30分
内容
スクールの受験対策、傾向
エッセイ対策
インタビュー対策
KIRA対策
IEGAT対策
ゲストによる受験体験談
対象者
2026intake以降でIEへ受験をする方
定員
10名ほど
会場
Zoom
料金(税込)
MBA Lounge受講生さん 無料
一般 3,300円
【MBA合格体験記】張学長さん(仮名):INSEAD Full time MBA
名前 : 張学長さん(仮名)
年齢 :30歳(MBA受験時)
業界 :マーケティング
MBA受験中のお住まい :東京都
進学校 :INSEAD Full time MBA
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていますか?
(張学長さん、以下張さん)投資銀行にてフィナンシャルアドバイザーを務めており、M&A案件を担当しております。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(張さん)社会人になってからずっと金融の仕事をしてきましたので、会社のオペレーションに関する知識が足りていないと感じているので、MBAを取得しようと思いました。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(張さん)MBAイベントに参加して川尻さんのブースが一番人気でしたので、川尻さんであれば、きっと力になっていただけるのではないかと思い、MBA Loungeのサービスに申し込みをしようと思いました。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(張さん)MBAの申請プロセスやスケジュール管理はもちろんのことですが、一番良かったのはエッセイの添削です。コメントやアドバイスが鋭く的確で、良いエッセイを作成できただけではなく、実際でも自信がつきました。
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(張さん)MBA Loungeのサービスは実に2回を受けていました。1回目の際に大学からオファーを頂きましたが、自分が本当に一番行きたいところか、と疑問を持つようになりました。
入学前にやはりもやもやしていましたので、川尻さんに改めて相談し、折角MBAを取得するのであれば、自分が一番行きたいところにすべきだとアドバイスをいただき、もう一度受験する決断に後押しをしていただきました。非常に勇気をもらいました。心より感謝しております。
(川尻)なぜINSEADを選んだのですか?
(張さん)メインキャンパスはフランスとシンガポールにあり、また、1年間のプログラムでコストが一番抑えられるのではないかと思い、INSEADを選びました。なお、会ってきた卒業生が全員純粋で助け合う傾向にありますので、自分もその一員になりたいと思い、INSEADを選びました。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(張さん)円安の影響もあり、海外MBAのコストは年々高くなっていました。スクール選びにはコストを最優先に考えていたので、ROIについては悩みました。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(張さん)受験準備に通算1年間弱時間を要していました。個人差が出てくると思いますが、スコアメイクは約半年間を使いました。エッセイも学校によりますが、大体1〜2ヶ月を使って仕上げました。書類通過後の面接準備も大体1〜2ヶ月かけました。
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(張さん)GMAT点数の更新は一番苦労していまいした。一回目の受験でそこそこよい点数を取得できましたが、点数にこだわりすぎて準備が万全でない状態であっても、試験を受けに行きましたので、なかなかよい点数を更新できました。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(張さん)面接の際に面接官(卒業生)のバックグラウンドはきちんと調べる時間がなく、面接時に思ったようなトークができなかったな、と感じが部分がありました。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(張さん)MBA取得後のキャリアプランは未定ですが、学校で学んだことを活用し、会社のオペレーションサイドと関連するコンサル業界、PEやVC業界等を考えています。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(張さん)できることは全部最後までしっかりとやり切るのであれば、絶対に良い結果がそこに待っているんだ、と教えて頂きました。その他のトップ校を含め全て合格することができました。ありがとうございます!
【MBA合格体験記】平岡純子さん(仮名) INSEAD GEMBA(シンガポール/フランス/アブダビ)
名前 :平岡純子さん(仮名)
年齢 :30代後半(MBA受験時)
勤務先 :IT業界
MBA受験中のお住まい :東京都
進学校 : INSEAD GEMBA(シンガポール/フランス/アブダビ)
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていますか?
(平岡純子さん、以下平岡さん)外資ソフトウェア企業の日本支社の代表をしています。日本支社全体のマネージメントと主に売上げに関する責務を負っています。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(平岡さん)自分のリーダーシップのスタイルが経験ベースのため、どんな環境や状況にも適用するフレームワークを学びたいと思っていました。特に今後のキャリアでは、日本だけでなく海外でのリーダーシップも経験したいため、会社経営やビジネス戦略についての知識を深めたいことが大きな理由です。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(平岡さん)アプリケーションに様々な必須条件があり、それらが限られた時間内に全てクリアできるかどうか不安があったため相談をしたかったことと、いろんな学生をサポートされた経験のあるエクスパートの精神的なサポートが欲しかったからです。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(平岡さん)当初はMBAのアプリケーションまで1年間の準備期間を設けてスケジューリングをしていましたが、川尻さんにご用意いただいたタイムラインを見ると、全く時間がないことに気付かされました。また、アプライに必要なエッセイやCVの添削も無駄なやり取りがなく、思ったよりもスムーズで早く完成まで持っていくことができました。テストのスコアメーキングなどのマイルストーンを達成した際に川尻さんからお褒めの言葉をいただき、自信につながり大変感謝いたします。
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(平岡さん)自己分析を行う面談の中で、川尻さんが「これまでの自分と向き合って、しっかり棚卸し作業をしましょう」という言葉がとても印象に残っています。そのおかげで、自分の強みや弱みなどをふくめ、しっかりと頭の整理ができ、質の高いエッセイ作成、インタビュー準備ができたと確信しています。
(川尻)なぜINSEADを選んだのですか?
(平岡さん)圧倒的なブランド力とアジアでプログラムが受講できる点が魅力的でした。またグローバルでキャリアメイキングしたかったので、クローバルのリーダーシップ養成プログラムで知名度があり、複数カ国でキャンパス展開していること、そして、何より話をした卒業生の方々の人柄が素晴らしく、この仲間に入って学びたいと思いました。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(平岡さん)INSEADと最初から決めていたので特にありません。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(平岡さん)1年間です。
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(平岡さん)育児と仕事と受験準備の両立です。いかに睡眠時間を削らず時間の捻出ができるかが、ポイントでした。そんな時間のやりくりをしながら、EAのスコアメイキングのため、数学の参考書を解きまくりました。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(平岡さん)EAの勉強を始めるタイミングです。もう少し早く準備を始めていれば、焦らずに済んだと思っています。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(平岡さん)まだ未定です。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(平岡さん)この度はサポートいただき、どうもありがとうございました。おかげさまで無事第一志望のスクールに合格ができました。ここからがスタートなので、気を引き締めて、入学に向けて準備を進めたいと思います。また私がお力になれることがありそうでしたらいつでもお声がけください。
【MBA合格体験記】海風琴波さん(25歳)香港科技大学(HKUST)full time MBA
名前 :海風琴波さん(仮名)
年齢 :25歳(MBA受験時)
勤務先 :IT関連
MBA受験中のお住まい :非公開
進学校 :香港科技大学(HKUST)full time MBA
(MBA Lounge 川尻、以下川尻)どんなお仕事をしていますか?
(海風琴波さん、以下海風さん)外資系IT企業でアナリストとして働いています。日本の大手航空会社向けに進められている予約システム刷新プロジェクトに携わっており、主にインド拠点のエンジニアチームと日本のクライアントとの間に立ち、橋渡し役を担っています。具体的には、要件定義や進捗管理、課題の整理・解決といった業務を担当しています。
インドチームと進めるハイブリッド体制の中で、異なる文化や価値観を持つメンバーと信頼関係を築きつつ、スムーズなコミュニケーションと調整を行い、チーム全体の成果に貢献できることにやりがいを感じています。
(川尻)なぜMBAを取得しようと思ったのですか?
(海風さん)業務でインドメンバーの持つ高い技術力に触れる中で、もともとはコンピューターサイエンスなどの専門分野で大学院留学を考えていました。しかし、学生時代から抱いていた「海外で働きたい」という目標が、社会人経験を重ねる中でより現実的なものとなり、グローバルなビジネス環境で活躍するためには、技術的なスキルだけでなく、ビジネススキルも必要だと強く感じるようになりました。
現在も外資系企業で働いていますが、今後さらに視野を広げ、多様なバックグラウンドを持つ人々と共に国際的なビジネスの現場で活躍するためには、MBAが自分にとって最適な選択だと感じました。また、MBAを通じて築けるネットワークは、今後のキャリア形成において非常に重要な財産になると思いました。実務経験がまだ浅いため、さまざまな経験を持つ仲間と出会い、刺激を受けながら学びを深めていきたいと考えています。
(川尻)なぜMBA Loungeのサービスに申し込もうと思ったのですか?
(海風さん)初回のカウンセリングで、川尻さんのお人柄がとても良かったことが大きな決め手でした。
また、日本語でコミュニケーションが取れるため、時差の心配がなく、スムーズにやり取りできる点も魅力でした。さらに、LINEで簡単に連絡が取れるため、気軽に相談できる環境が整っていると感じました。加えて、私が進学を考えていたアジアの大学院に対する進学実績やコネクションが豊富であり、信頼してサポートをお願いできると確信したからです。
(川尻)MBA Loungeのサービスを受けてどう変わりましたか?
(海風さん)受験を決めた当初は、仕事の忙しさもあり、何から始めればよいか分からず不安ばかりでした。そんな中、MBALoungeのサポートによって明確なスケジュールを立てることができ、やるべきことを整理できたことで精神的にも大きな余裕が生まれました。どんな小さな疑問にも迅速かつ丁寧に対応いただけたことで、安心して準備を進めることができました。
(川尻)MBA Loungeのカウンセリングで思い出に残っていることは?
(海風さん)MBALoungeのサービスに申し込んで数週間後、QSのMBAフェアに参加する機会があり、来日されていたアドミッションの方とコーヒーチャットを行うことになりました。この貴重な面談を川尻さんがセッティングしてくださり、当日も同席してサポートしてくださいました。面談では、学校の担当者から「川尻さんの生徒さんは今まで素晴らしい生徒さんばかりだ」と非常に好印象を持っていただけたのを感じました。その瞬間、「MBA Loungeを選んで本当に良かった」と心から思いました。
面談中はかなり緊張していましたが、終了後に川尻さんから英語力やコミュニケーション力を褒めていただき、大きな自信につながりました。一方で、選考を進める中でネイティブの方との模擬面接を受けた際には思うように話せず、厳しいフィードバックをいただいたこともありました。しかし、それも含めて本音でしっかり向き合ってくださる川尻さんの姿勢に、強い信頼を抱くことができました。
(川尻)なぜHKUSTを選んだのですか?
(海風さん)一言で言えば、「キャンパスに一目惚れした」からです。受験を決める前に実際にキャンパスを訪れた際、高台から見渡せる青い海と空の景色に思わず心を奪われました。もともとマリンスポーツが好きだったため、このロケーションは自分にとって大きな魅力でした。また、学生向けのマリンスポーツアクティビティが充実していると聞き、学業だけでなく生活全体を豊かにできる環境だと感じました。
さらに、学部と大学院の建物がMBAの校舎のすぐ近くに位置しており、異なる分野の学生との交流がしやすい点も大きな魅力でした。選択科目のバリエーションが豊富で、特にテクノロジー分野における強みを持っていることにも強く惹かれました。MBAプログラム内でも自分の関心のある分野を深く掘り下げることができる環境が整っていると感じています。
また、プログラム期間の選択肢がある点も決め手でした。16ヶ月という期間は、香港内の他の短期プログラムと比べて、じっくりと学びを深める余裕があり、時間的に十分な余裕を持って授業や課外活動に取り組むことができると感じました。さらに、交換留学のオプションが豊富に用意されている点も、自分の国際的な視野を広げたい私にとって非常に魅力的でした。
(川尻)スクール選びで悩んだことは?
(海風さん)大きな意味で迷いはありませんでしたが、HKUSTは非常にインテンシブで厳しいという話を多くの人から聞いていたため、一時は他の香港の学校も検討したことがありました。ただ、それはどのスクールでもある程度共通する部分だと思い直しました。そして、自分が最も成長できる環境で学びたいという思いが強くなり、最終的にHKUSTを第一志望にしました。
(川尻)受験準備には通算でどのくらいの期間を要しましたか?
(海風さん)10月上旬にMBA Loungeのカウンセリングに申し込んでから、オファーレターをいただくまではおよそ3か月でした。12月上旬に出願し、その約1か月後にはオファーレターを受け取ることができました。限られた期間ではありましたが、集中して取り組んだことで、短期間でも納得のいく準備ができたと思います。
なお、オファーをいただいた後も、奨学金額の交渉やスコア更新を目指して、GMATの学習は継続していました。10月上旬から3月上旬まで学習を続け、複数回試験を受けながら、自分のベストスコアを目指して取り組みました。
(川尻)受験準備で一番苦労したことは?
(海風さん)一番苦労したのは、GMATのスコア更新と仕事との両立でした。特にエッセイに集中していた時期はGMATの勉強に手が回らず、結果的に半年間の中で中だるみしてしまった期間もありました。振り返ってみると、実際にしっかりと勉強に集中できたのは、合計で1か月半から2か月ほどだったと思います。
また、最初は独学で進めていたため、効率的な学習方法がわからず、試行錯誤が続きました。途中からサブスクリプション型のオンライン塾に加入し、ある程度ペースを掴むことができましたが、ひとりで淡々と進めるスタイルだったため、モチベーションの維持が難しい時期もありました。今振り返ると、もっと早い段階で外部のサポートを積極的に活用していればよかったと感じています。
仕事後は疲れてなかなか勉強が進まなかったので、もともと朝型だったことに加えて、リモートワーク中心の勤務スタイルを活かして、平日の朝に平均して3時間以上を確保し、学習に取り組んでいました。GMATは非常に難易度が高く、集中力が要求される試験なので、受験日のコンディションや試験を受ける時間帯まで意識しながら、戦略的に試験対策をしたことも、自分なりの工夫でした。
(川尻)受験準備で失敗したなあ、と思ったことは?
(海風さん)すでに触れた内容と重なる部分ですが、GMATに苦しみ、複数回受験することになってしまった点は、「もう少しうまくやれたかも」と感じています。十分な準備ができないまま試験に臨んだ結果、受験回数が増え、費用もかさむことになってしまいました。
また、最初の頃は独学で進めていたため効率が悪く、中だるみしてしまったことも反省点のひとつです。振り返ると、「しっかり準備してから試験に臨む」という基本をもっと徹底すべきだったと強く感じています。
(川尻)MBA取得後のプランは?
(海風さん)香港での就職を目指しています。金融分野に強みを持つ香港という環境を最大限に活かし、以前から関心を持っていたデータ分析やFintechの分野に挑戦したいと考えています。
(川尻)川尻にメッセージをお願いいたします。
(海風さん)受験期間中は、精神面や学習面で不安が多く、細かいことまで心配し何度も質問してしまいましたが、毎回丁寧に対応していただき、心から感謝しています。川尻さんのサポートがあったからこそ、最後まで走り切ることできたと感じています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
医師として開業を目指す: HEC Paris MBA 犬竹祐樹さんインタビュー(MBA Lounge受講生さん)
MBA Loungeの受講生さんでフランスのHEC Paris MBA Full MBAを卒業された犬竹祐樹さん(仮名)にインタビューを行いました。犬竹さんは、医師として大学病院に勤務されたのち、2023年にfull MBA学生としてHEC Paris入学しました。2年目にはアメリカのケロッグへ交換留学をして、現在日本で再び医師として働いていらっしゃいます。子育てもしながら毎日大変ながらも楽しい日々を過ごしているようです。そんな犬竹さんにCambridge Judge Business Schoolでの生活について伺いました。
Q: 簡単な経歴を教えて頂けますか?
もともと、医師として病院に勤務しておりました。大学病院で働いている頃に、病院運営における非効率や、チームワークの欠如などの問題を目の当たりにして、これらの問題に取り組むために経営の知識が必要であると考えるようになり、MBA留学を決意しました。
Q:MBAの一日の生活について教えてください。
平日は授業があるので、授業以外の時間も授業の予習、復習に時間をあてることが多かったです。週末は、時間に余裕があったので、パリ市内に観光に行ったり、ヨーロッパの他の都市に旅行に行ったりしていました。時間の使い方は人それぞれで、ご家族がいらっしゃる方は、ご家族での時間を大切にされている方も多かったように感じます。ネットワーキングを優先している方もいらっしゃいました。
Q:入学前に想像していたことと違ったと思うのはどんなところですか?
まず1つ目はなんといっても「英語」です。ネイティブスピーカーは話すスピードが速く、インフォーマルな表現を使うことも多いという印象を受けました。また、すべての人が辞書通りのアクセントで話すわけではないので、入学直後は(自分の英語の苦手さは自覚していましたが)予想以上に英語で苦労した記憶があります。
次に授業ついてですが、学生によってもともと持っている知識の量が違います。自分には馴染みのない内容でも他の学生にとっては簡単な内容ということもあったので、学生同士の助け合いが大事だということを気付かされました。
Q:MBA以外の生活で楽しんでいることはありますか?
勉学以外では欧州内の旅行を楽しむことができました。LCCのおかげで比較的安価に欧州内を移動できるのと、シェンゲン圏内は移動が容易なので、長期休みの時などはよく旅行に出掛けていました。日本から欧州へ旅行に行くのは時間的にも経済的にも大変なので、留学先では時間があるときに旅行に行くのはおすすめです。
Q:なぜ交換留学(Kellogg)をされたのでしょうか。そこではどんな生活をされていましたか?
もともと交換留学にはそこまで興味はありませんでしたが、友人のすすめもあって最後のtermはKelloggに交換留学に行くことにしました。Kelloggを選んだ理由についてですが、米国には多くの有名スクールがあるのでそれらのうちのどこかで学んでみたいと思ったのですが、KelloggがあるEvanstonは比較的治安が良く、Northwestern Universityのキャンパスの美しさも決めての一つになりました。
実際、Kelloggでの生活は充実したものでした。米国のトップスクールだけあって、優秀な学生が多く、授業の内容も充実していました。課題の量が多い授業もありましたが、学ぶことが多かったのであまり苦には感じませんでした。また、EvanstonはChicagoの隣にあるので、授業がない日はChicagoに行って観光や食事を楽しむ機会にも恵まれました。
Q:印象に残っているクラスメートについて教えて頂けますか?
私が最も印象に残っているのはKelloggに留学していた頃に出会ったドイツ人の学生です。彼はドイツ出身でスイスのスクールの学生でしたが、私と同じようにKelloggに交換留学生として来ていました。いくつか同じ授業を履修していたのですが、彼はとても優秀で、教員が投げかけた質問にいつも的確な回答をしていました。なかなかいないような逸材という印象だったのですが、休日は旅行に出掛けたりクラブ活動に精を出したりといった感じで、優秀なだけでなく、タイムマネジメント、公私のバランスなどの面でも学ぶことが多かったです。
Q:将来のゴールについて教えてください。
目下の目標は自分の専門分野で専門医の資格を取って開業することです。経営が軌道に乗れば多院展開して、医療の需要があるにも関わらず未だに不十分なところに医療を届けたいと考えています。具体的には、在日(訪日)外国人向けのクリニックをつくる、海外に日本人向けのクリニックをつくる、国内で人手不足で経営継続が困難なクリニックを経営支援する、途上国の医療機関をM&Aして海外の医療の発展に貢献する、などです。
これらに関しては、今後、さらに勉強して、具現化するために何が必要かということを吟味していく必要があると考えていますが、いずれにしてもHEC ParisやKelloggで学んだことを活かして医療の世界に貢献したいと考えています。
とても貴重なお話をありがとうございました。開業の夢を応援しています!
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