将来が見えずに不安で仕方がない君たちへ(キャリア相談)
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MBA Loungeで定期的に開催しているキャリア個別相談会で、23歳の男性から以下のようなご相談を頂きました。
(記載内容は本人了承済)
「キャリア相談についてです。現在23歳の日本人男性です。昨年、日本の地方大学を卒業してオーストラリアにワーキングホリデーに来ています。大学を卒業してそのまま就職するにはあまりにも時間が勿体ないと思い、渡豪したのですが、ワーホリ終了後のことを考えると不安で仕方がありません。英語は渡豪前から勉強しており、更にオーストラリアでも真面目に勉強してきておりますので、多少の自信を持っております。今は中国語も勉強中です。
これらを生かして世界中で働ける日本語教師になっていきたいのですが、今後どのように動いていけば宜しいでしょうか。同級生は既に就職しており自分だけ遅れを取っていると感じています。
以上を踏まえて、同じように自分の将来が見えずに不安で仕方がない若者の君たちへキャリア相談のアドバイスです。
目次
自分が歩んで来た道は正しいと信じる
キャリア相談でよく頂くのは、「大学や会社の選択が正しかったのか」というものです。
「他の大学、他の学部に行っていたら別の専門性を習得できていたかも。」
「他の会社に行けばもっと活躍できていたかも。」など。
でも、それはその時ご自身が真剣に悩んで決断した選択であったのであれば、後悔する必要はありません。当時の自分の決断に誇りを持って、自分が歩んで来た道は正しいと信じることです。
たとえ、当時何も考えず適用に選んだ決断だったとしても、そこで出逢った友人・知人、先生、先輩、上司の方々から何かしら影響を受けて学んだことも多いはずです。
今回のキャリア相談の相談者さんのように、ワーホリで一年間オーストラリアで遊んでしまったとしても、そこで得た経験、ネットワークは将来の自分にとって大切な教育素材です。相談者さんのように、必ずしも、「同級生が就職して頑張っているのに自分はただフラフラしているだけだ。」と悲観する必要はありません。そして、やはり同じように当時の自分の決断に、自分が歩んで来た道は正しいと信じることです。
過去は変えることはできません。でも、未来は自由に変えることができるんです。過去に培ってきたスキル、ネットワーク、経験、知識を未来にどう生かすのか、どのように未来を変えていきたいのか、そこを真剣に考えていくことです。
好きな分野・得意な分野で一点突破を目指す
社会人としてキャリアを成功させていくためには、自分の好きな分野・得意分野で一点突破するのが王道です。
よく弱みを克服することに時間をかける人がいます。弱みを克服しないと得意分野で一点突破する弊害になる場合は、確かに意味がありますが、そうではない場合は、弱みは一旦放置をして、得意分野の更なる向上に時間と労力を割く方がいいかもしれません。
例えば、相談者さんのように「世界中で働ける日本語教師」になるためには、日本語教師としての専門分野はもちろんのこと、まずは興味がある英語、中国語などの含めた語学力向上、そして海外経験を通じての国際感覚を徹底的に養うことです。
「世界中で働ける日本語教師」になるためにはコミュニケーション力は無視できません。もし人とのコミュニケーションが苦手であればある程度克服していく必要がありそうです。極端な話をすれば、それ以外は全て後回しでもいいかもしれません。
自分の力を信じる
やることが定まったらあとは自分の力を信じて進むだけです。
「本当に自分はできるのか?」なんて悩んでいる暇はありません。無条件に信じることです。
自分を一番理解している人、自分を一番応援してくれる人は「自分」自身です。そんな自分の応援団長で自分が信じなかったら、あなたは誰を信じるのでしょうか?

柔軟に道を変更する
自分を信じることは大切ですが、かといって頑固にその道に固執する必要もありません。
「世界中で働ける日本語教師」になるために頑張ってきたとしても途中で環境の変化や自分自身の気持ちの変化があれば、柔軟にその道を変更することも大切です。
日本語教師を目指しているうちに、なんらかの環境や世界情勢の変化により、その職業に将来性を感じなくなったということもあるでしょう。日本語教師を目指しているうちに、海外企業とやり取りをする商社に憧れを持つようになった、ということもあるでしょう。その場合は、道を変更する勇気も必要です。
上手くキャリアを積んでいける人は、環境やご自身の心境の変化に柔軟に対応して、都度最適だと思う道を選んでいける人です。
まとめ:23歳の自分へのアドバイス
今回、23歳の方からキャリア相談を頂き、ふと自分が23歳のときは何をしていたのだろう、と考えました。そう、今回の相談者さんと同じような悩みを抱えていたんですよね。
もし今、目の前に23歳の自分がいたら今の自分はどんなアドバイスをするのだろうか、と考えました。
結論をいうと「英語、会計、MBAの3つを徹底的に鍛えろ」と言うと思います。
具体的な理由はここまで長くなるので省略しますが、道が定まっていない若者にとって、これら3つは(いい意味で)潰しが利く、つまりどんな道に進むにしろ社会人として経済活動をする以上、絶対に必要になるスキルだと思うからです。
あとはこの3つを習得するために自分を信じて頑張っていくだけです。途中環境の変化があれば柔軟に対応して道を変えていればいいんです。
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