サントリー創業者から学ぶMBA留学が成功に近づく3つの理由

2018/08/09

MBA留学への決心がまだ固まっていない方には是非読んでもらいたい今回の記事です。

MBA留学とサントリー創業者?
両者に一体どんな関係があるのでしょうか?

サントリー(現サントリーホールディングス株式会社)創業者の鳥居信治郎氏は1879年大阪生まれで大阪商業学校(当時)卒。MBA留学もしたことがなければ大学にも行っていないにも何の関係があるのか?と思われる方もいらっしゃるかと思います。

はい、実際、鳥居信治郎氏とMBA留学には何の接点もありません。

サントリーという企業は皆さん知っていますよね。

洋酒、ビール、清涼飲料水、健康食品、レストラン、花などの数々の事業を展開する日本を代表する企業のひとつです。そのグループ企業体の礎をイチから作り上げたのが鳥居信治郎氏。「経営の神様」といわれる松下幸之助氏も尊敬をする日本の実業家です。

私が彼の経営精神を「琥珀の夢―小説 鳥井信治郎」という本で読んだときに、MBA留学に通じる勇気と行動力を感じました。そして、その内容はMBA留学をするべきか辞めるべきか、悩んでいる方々に是非伝えないメッセージが含まれていました。

今回は、サントリー創業者の鳥居信治郎氏の名言を引用しながらMBA留学が成功に近づく3つの理由をお話しします。

人のやらないことをやる

鳥居信治郎氏は、人のやらないことをやって来たその結果として、現在のサントリーという大企業の礎を築きました。
「やってみなはれ」という言葉がサントリーの創業精神として全社員に根付いていることからも、信治郎氏が如何に失敗を恐れず挑戦していくことの重要さを示しているかが分かります。

「誰もまだ造ってへんもんやから、やってみようと思うてまんのや。」
(出典:琥珀の夢―小説 鳥井信治郎〈下〉 著:伊集院静 集英社 2017年 189ページ)

1923年、サントリーは日本初のウィスキー蒸留所を作りました。信治郎氏のこの一言が無かったらサントリーはウィスキー事業で成功していなかったかもしれません。

MBA留学も一緒です。
MBA留学は毎年一定数の人が挑戦しているとはいえ、それでも世間的には「人がやらないこと」です。会社を辞めて収入が途絶えた状態で、今までとは全く違う環境の中に飛び込んでいく勇気のある人はそんなに多くはありません。MBA Loungeでも定期的にMBA留学相談会を開催していますが、その中から本当に留学する人はほんのわずかです。積極的に相談会に来るような人の中でもそうなんです。

少なくとも、あなた自身が

「MBA留学はみんなリスクを怖がって挑戦しないから、挑戦してみようと思う。」

くらいの気持ちがなければ決してMBA留学を実現させることもできないでしょうし、成功も近づくことはないでしょう。

異なる世界を見る

信治郎氏は20歳のとき、突然思い立って神戸港から北海道の小樽まで17日間の船旅行をしました。若干20歳でもちろんビジネスもまだ始めたばかり、資金もカツカツだったにもかかわらず、今の価値で約57万円の一等クラスのチケットを購入したのです。

当時、一等クラスは乗客の90%が欧米人、10%が中国人か日本人だったそうです。信治郎氏は一等クラスの乗客の身なりとして相応しい身なりを整えるため、洋服、ネクタイを買い、船上ではディナー、サロン、バーなどで一等クラスのサービスを満喫しました。

「一等に乗る連中がどんなんかを見てみたいんや。」
(出典:琥珀の夢―小説 鳥井信治郎〈上〉 著:伊集院静 集英社 2017年 277ページ)

平凡なサラリーマンで一生を終えるならともかく、企業の経営幹部や起業家を目指すのであれば、このような感覚は必要ですよね。

ちょっと背伸びをして、自分とは違う世界を見ることでビジネスアイディアが生まれたり、新しいネットワークが生まれたりするものです。

この17日間の船旅の経験によって、信治郎氏は当時日本在住の外国人の暮らしを知り、彼らとの交渉術だけでなくネットワークも築いていくことができたんです。サントリーのワイン事業のきっかけになったともいえるかもしれません。

MBA留学も一緒ですよ。
ちょっと背伸びして、欧米やアジアなどのビジネススクールに飛び込んでいくことで、日本にいたら決して出会うことのないようなクラスメート、教授、スタッフなどに出会うことになります。

そこで毎日新鮮な刺激を受けて人間として、ビジネスパーソンとして成長していくことができるんです。

時代の先を読む

信治郎氏の目は常に時代の先を見ていました。
「浪速のエジソン」とも言われていた信治郎氏は新しいもの好きでもあり、当時大変高級だった自転車を購入したと言います。(※その自転車を修理後、納入するために当時の信治郎氏のお店「寿屋洋酒店」を訪問したのが、自転車屋で丁稚をしていた松下幸之助です。)

いつの時代でも有能な経営者は新しいもの好きで時代の先を読むことが得意な傾向になります。そうでなければライバル社の先手を取って有利なビジネスをすることができません。

「これからは新聞の時代」
(出典:琥珀の夢―小説 鳥井信治郎〈下〉 著:伊集院静 集英社 2017年 106ページ)

業界でいち早く新聞で広告を掲載したのもサントリーです。

MBA留学をすることで、世界の状況を知り新しいもの、これからの時代をいくものを見つけることができます。

「日本でも新しいものが出てきているじゃないか。」という方もいるかもしれません。確かに日本のハイテク技術は世界の最先端を行っているかもしれませんね。そうものがあれば逆に留学先で日本のアイデアや技術を利用できないか、と考えてみるんです。その逆もしかりです。

世界を見てきている人は、自分が今まで体験したこと、見てきたことを基に、両国のギャップを埋めるようなアイデアを生み出すことができるんです。

まとめ

今回の記事は、MBA留学への決心がまだ固まっていない方には是非読んでもらいたい回です。
サントリー創業者である鳥井信治郎氏の勇気と行動力は、MBA留学に通じるものを感じました。そして、その内容はMBA留学をするべきか辞めるべきか、悩んでいる方々に是非伝えないメッセージが含まれています。

サントリー創業者から学ぶMBA留学が成功に近づく3つの理由は以下の3つ。

1.人のやらないことをやる
2.異なる世界を見る
3.時代の先を読む

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