MBAに向いている人の5つの特徴。自己診断をしてみよう。

2015/09/18

「私にMBAは向いているのかな。」
この記事を読んでいる人の中には、このようなことをふと考えたことがある人もいるかもしれません。実は私もその1人でした。 MBAを取得したいという強い希望はあったものの、本当に自分がMBAに向いているのか、本当に自分がMBAを取得できるのか、と思ったことも少なくはありません。

何もMBAでなくて、それ以外の大学院留学でいいのではないか、と考えたこともあります。MBAは学費も高いですし、クラスメートは世界中から優秀な人たちが集まってきます。本当に自分は向いているのか、そして授業についていけるのか、あっと言う間ドロップアウトしてしまうのではないか、ということも何回も考えました。

留学することを決めて、友達が激励会を開いてくれた時も、こんなことまでしてくれて、MBAを取得できなかったらどうしよう、というプレッシャーもありました。

それでもなんとか無事にMBAを取得して分かったことは、MBAに向いている人には、いくつかの特徴があるということです。私はこれらの特徴をすべて満たしていた訳ではありませんが、少なくともこれらの特徴を持っている人は、MBAをやり切るだけの実力を持っていると私は考えています。

今回は、そんなMBAに向いている人の5つの特徴を紹介します。

MBAに向いている人の5つの特徴。

ゆび矢印1.論理的である。
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ビジネススクールでのケーススタディーでは、様々なMBA理論を用いながら課題の企業分析をして、企業が取るべきアクションを論理的に考えていく必要があります。マイケル・ポーター教授のファイブフォース分析や、 SWOT分析などを使ったり、課題企業と同じ業界の過去事例を用いて、成功する可能性の高い方法を模索しながら、解決方法をグループで討論したり、論文に落とし込んだりするのです。そのため、MBAで学ぶためには、非常に論理的な思考を思っている必要があります。

MBAで論文を仕上げたり、プレゼンテーションをするには、この論理的に議論する能力が必要になり、自分の直感で「こうするべきだ!」と言うことはMBAでは通用しません。

残念なことにMBAの論文やプレゼンテーションでは、誰もあなたの直感を信用してくれないのです。様々な事実や著名人の文献をかき集め、論理的に正しいということを説明する必要があるのです。

但し、誤解が無いように言えば、会社経営にはこのような論理的な部分と同時に、直感的なひらめきも大切な要素になります。
ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズを例にとると分かりやすいかもしれません。ビル・ゲイツは、とても現実志向で、規律を重んじ、分析能力が高い経営者です。一方でスティーブ・ジョブズは、不可能なことに挑戦する夢見がちな性格で、カリスマ性があり、直感的なひらめきで行動するタイプと言えるでしょう。
どちらも世界を代表する大経営者です。

しかしながら、 MBAということについて言えば、直観的なひらめきよりも論理的な思考を鍛えて単位を取っていく必要があると言うことです。

ゆび矢印2.人と接するのが好き。
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MBA留学で現地のビジネススクールに飛び込むと、本当に様々な国地域の人たちと接することになります。様々な考え方やバックグラウンドを持った人たちと一つの目標に向かって進んでいくチームワークも必要になってきます。自分と違うタイプの人間と討論することが苦手な人は、 MBAのグループワークでは苦労することになるでしょう。

実は私は、どちらかというと人見知りでおとなしい性格なんです。自分の意見を熱く語るようなことも少なかったですし、様々なタイプの人間とうまく適応できる人間でもありませんでした。ですので、私はこのグループワークで非常に苦労しました。

一人でコツコツと論文を仕上げる方がはるかに楽で、グループワークでクラスメートと時間を調整しながら、討論し、共同作業で論文を仕上げ上げていくというのは、大変でした。
それでもなんとかその弱点を克服し、 MBAを取得することができました。今ではこれらの経験を通じて、様々なタイプの人間と接し共同作業でプロジェクトを進めていく能力を身につけることができたと思っています。

ゆび矢印3.忍耐力を持っている。
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様々なタイプの人と接して、グループワークなどの共同作業をすることは、非常に忍耐力がいることです。自分の意見に反対意見ばかりを言う人もいますし、みんなが思うように動いてくれず、プロジェクトが中々進められないということも多々あります。そこをなんとかうまくまとめ上げてチームで一つの目標に進んでいく能力が求められるのがMBAです。

ビジネスはそういうものですよね。自分の好きな人たちだけと仕事ができるわけではありません。ときには自分が苦手なタイプの人と交渉したり、食事をしたりすることも出てくるはずです。その中でうまく自分が有利な形で話を進めるには、忍耐力が必要になってきます。そのような能力を持った人がMBAに向いていると言えるでしょう。

ゆび矢印4.飲み会好きのイエスマンである。
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飲み会好きのイエスマン。これはどういうことでしょうか。要するに、人との食事会などに積極的に参加して、いろいろな人と話をするのが大好きな人、外向的な人がMBAに向いていると言えるということです。

MBA留学中は、様々な機会で食事会をすることがあるでしょう。なるべくそのような行事には参加して人脈を広げておくことが、後々自分のビジネスに有利になることがあります。内向的で人と話すのが苦手な人は、なかなかこのようなネットワークを広げることができません。せっかくMBA留学をして、違う文化の人たちと共に勉強する機会が与えられるわけですから、彼らとのイベントや食事会には積極的に参加して、ネットワークを広げておきたいところですよね。

ゆび矢印5.新しい物好きである。
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優秀な企業経営者の多くは新しいものが大好きです。新商品が出るとそれに興味を持って試さずにはいられなくなります。そのような人たちは、常に最新情報を頭の中にインプットしたり、自分で体験してみたりするわけですから、イノベーティブな考えも生まれやすくなります。そうすることで、 MBAで学ぶような経営理論に自分の最新情報を当てはめて、論文を書いたり議論を展開したりすることができるようになります。

ビジネスは年々スピードを要求されるようになってきています。新しいものが好きで常にそれらの情報にアンテナを張っている人は、ビジネスにも有利に働くと言えるでしょう。そのような新しい物好きの人がMBAに向いているのです。

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