ビジネススクールで生き残るために。海外MBA攻略4つのコツ。

2015/06/05

4f226407b5b678d551e3c46743f4aec1_s晴れてビジネススクールに合格すると、MBA取得の前に立ちはだかる壁が数多くあります。毎日山のように出される課題、クラスメートとのグループワーク、ケーススタディー、論文、プレゼンテーションなど。ビジネススクールでは、MBA取得に向けクリアしなければならないハードルがたくさんあることに気づくはずです。

さらに、海外MBAを取得するのであれば、言葉の壁、文化の違い、多国籍のクラスメートとのコミニュケーションの壁、などハードルはさらに高まります。

海外MBA取得を目指して、ビジネススクールに合格しても、不本意ながら退学してしまう学生は残念ながら数多くいます。私も海外MBAを取得しましたが、途中で退学してしまうクラスメートも何人も見てきました。

そうならないためにも、私の経験から、海外MBA取得を目指す学生がビジネススクール在籍中に注意すべき4つの点をご紹介します。

ビジネススクールで生き残るために。海外MBA攻略4つのコツ。

ゆび矢印1.クラスメート同士で助け合う。
海外MBAの取得は、個人プレーでできるものではありません。個人プレーに見えて、実はチームワークが必要なのです。日本の高校や大学のように、授業に出て教授の話を聞いて、試験をパスすれば単位が取得できるというものではありません。海外MBAでは、ケーススタディー、グループワークなどチームプレーが数多くあり、これらをクラスメートと協力して論文を書き上げ、さらにはプレゼンテーションをして、やっと単位が取得できるものなのです。自分一人の力だけでは海外MBA取得できないのが現状なのです。

では、チームメートと助け合うといっても、具体的にはどうすればよいのでしょうか。それは、それぞれが「強み」を生かし仲間を助けあうことです。そのためには、自分自身の「強み」は何かを知っておく必要があります。
私の場合は、MBA留学前は海外貿易やマーケティングの業務に携わっていましたので、ロジスティクス、マーケティングを自分の「強み」としていました。ロジステックスやマーケティングの課題で困っているクラスメートに、自分の知識や経験をシェアし、彼らを助けてあげるのです。一方で、私はアカウンティングやファイナンスにはめっぽう弱く、理解するのには人一倍時間がかかりました。そんな時には、逆にアカウンティングやファイナンスに強いクラスメートに助けてもらうことで乗り越えていくことができたのです。

このように海外MBAを取得するためには、自分の「強み」は何かを知っておき、それをクラスメートに惜しみなくシェアすることが大切なのです。それによって自分の弱い分野について仲間のサポートを借り、ハードルを乗り越えていくことができるのです。

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ゆび矢印2.適度な運動を怠らない。
特にMBA留学の場合は海外で生活するということもあって、体調管理は万全にしなければいけません。ただでさえ毎日毎日忙しい海外MBA生活の中でいったん風邪を引いてしまうと単位を落とすことになりかねません。そのためにも、最低限の食事管理と適度な運動は海外MBA取得には必須と言えるでしょう。
私は、MBA留学中はなるべく肉と魚と野菜をバランスよくとることに心がけました。幸いにもアジアのレストランがたくさんある街だったので、偏食がない食事をすることができました。また、少しでも時間が空いたら家の周りを30分ぐらいジョギングすることに心がけました。

私は基本的にジョギングするときは心を「無」にして走っているのですが、そんな中から、論文を書くヒントになるようなアイディアが思い浮かぶことがあります。新しいアイディアというのは得てして、何も考えない状態から生まれることがあります。適度な運動をしながら同時に新しいアイディアも思い浮かぶ、という一石二鳥なのが私にとってジョギングなのです。

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ゆび矢印3.グループワークでのスケジュール管理をしっかりと行う。
海外MBA生活はとても忙しいものなので、一日一日を無駄にすることはできません。時間を有効的に使うように、毎朝その日に行う学習計画を立てるようにしましょう。個人課題の論文準備などは、自分のペースで学習計画を立てればいいのですが、グループで行う論文やプレゼンテーションはそう簡単にはいきません。
グループワークは、実は大変ストレスが溜まるワークなのです。例えば、あなたが一週間で仕上げたいと思っているグループワークの論文があったとしても、グループのメンバーは思う通りには動いてはくれません。特に欧米人の場合は、期限ギリギリに作業をする人が多く、私のような課題が出されたらすぐに取り組み前倒しで作業を進め、期限ギリギリに慌てるのを極端に嫌うタイプ(アーリースターター)の人間にとっては大変ストレスがたまるものです。
それでもリーダーがしっかりしていれば、期限ギリギリであっても終えることができますがいい加減なリーダーだと、期限内に論文を仕上げることができず、グループメンバー揃って落第という事態も十分に起こり得るのです。そのようなことがないように、あなた自身がリーダーシップを取り、必ず期限内に高いパフォーマンスのワークができるようにグループをうまくコントロールする必要があります。
何度か申し出上げていますように、海外MBA取得は、個人プレーではなくチームプレーで行うものなのです。

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ゆび矢印4.メンターを見つける。
メンターとはあなたが尊敬する人、心の恩師といえるような人です。あなたの周りにはそのような人がいるでしょうか。「この人のようになりたい。」と思える人がいるでしょうか。
会ったことない著名人でもいいので一人もしくは二人ぐらいは自分のメンターを見つけることが大切です。海外MBAの課題やクラスメートとの軋轢によるストレスで、心が落ち込み、スランプに陥っている時は、メンターを思い出すことです。
「あの人だったらこんな時どのようにするのだろうか。」と考えることで、スランプを乗り切る大きな力となります。

私にもそのようなメンターがいました。クラスメートと中々うまくやれない、課題の論文が中々進まない。」などスランプに陥ったときは、「あの人だったらどのような行動をするのだろうか。」とメンターの思考を分析し、自分がまるでその人になったかのように行動したのです。

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まとめ

海外MBA取得は決して容易ではありません。ビジネススクールに合格したら、卒業まで一直線で進むための4つのコツは以下の通りです。
赤やじるし1.自分の強みを見つけ、クラスメートに惜しみなく知識や経験をシェアする。
赤やじるし2.健康管理を決して怠らない。風邪で寝込むようなことがあれば海外MBA取得に大きく影響する場合がある。
赤やじるし3.グループワークのスケジュール管理を侮らない。出来の悪いクラスメートの言いなりになっていると一緒に沈没します。
赤やじるし4.メンターを見つける。スランプから立ち直るためには、メンターだったらどのように行動するかを考えることが大切です。

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