海外MBAってどのくらいの難易度なんですか?答えはこちら。

2016-08-23

海外MBAってどのくらいの難易度なんですか?

これもよく頂戴する相談のひとつです。
MBAはよく中小企業診断士やUPCPA(米国公認会計士)などの資格とその難易度や有益性を比較されたりします。
中小企業診断士やUPCPAは基本的に受験者が全員同じ試験を受けて合格、不合格が決まるので分かりやすいですが、MBAは資格ではなく学位のため、どのビジネススクールのMBAかによって難易度が異なります。

、、、、、といってしまってはそこで終わってしまうので、今回は私なりにMBA、特に海外MBAの難易度について色々と考えてみました。

世界中に存在するビジネススクールをひとまとめにして検証するのは難しいので、私が以下のビジネススクールでこれまでの経験やヒアリングした話をもとに、多少の推測も含めて一般論を述べます。

・英語圏(北米、英国、オーストラリア、シンガポールなど)に存在するビジネススクール
・MBA国際認証のいずれかを取得しているビジネススクール

何をもって難しいというのか。

海外MBAの難易度はいくつかの視点から見ることができますが、私は以下の4つの視点が難易度を知るには最適だと思っています。

ゆび矢印講義の難易度
カリキュラムや使用しているテキストなど。
講義でどの程度難解なビジネス理論を扱うかなど。

ゆび矢印英語の難易度
インストラクターやクラスメートが使用している英語レベル。
テキストや論文で使用している英語レベル。

ゆび矢印コミュニケーションの難易度
クラスメートとのグループワークを通じたコミュニケーション。

ゆび矢印論文の難易度
論文準備、作成はどのくらい難しいのか。

以上の4つの視点から1(易)~10(難)でスコアリングして一つ一つ検証していきます。

講義の難易度:5

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MBAではビジネスに関するほぼすべての分野(マーケティング、アカウンティング、経営戦略、人事戦略、組織行動論、リーダーシップなど)を学びます。
講義自体はある程度基礎から学んでいきますので、予習さえしっかりとしていけば、講義についていけないということは無いと思います。(英語力が無い場合はまた別問題)
特にアメリカなど2年制のビジネススクールであればさらにきっちり基礎から取り組むはずです。

MBAの学生は、マーケティング担当、会計担当、ある特定の分野の特化した実務経験を持っており、他の分野に関しては明るくないのが普通です。そのため、たとえMBAレベルであってもある程度基礎から学んでいくんです。
なので、繰り返しになりますが、予習さえしっかりとやって自分がどんな講義を受けるか理解していれば、順調にそれらの知識を吸収できるはずです。

ただ、クラスの中に一人でも飛びぬけて優秀な学生がいればその難易度は跳ね上がります。

日本の学校での講義は一番出来ない人に合わせて進みますが、海外MBAでは一番できる人に合わせて進みます。優秀な人がいればいるほど講義の難易度は増していくでしょう。

英語の難易度:9

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個々の英語力によりますので一概には言えませんが、日本で生まれ育って日本の大学を出た人がTOEFL,IELTSでミニマムスコアをクリアした、という人なら海外MBAの英語難易度はおそらくこのくらいでしょう。

英語の難易度は講義よりも高いんですね。
それほど海外MBAの英語はレベルが高いです。TOEFL,IELTSでミニマムスコアをクリアした位ではついていくのがやっと。泣きそうになります。
使用している語彙だけではなく、スピーキング、ライティング、リーディングすべてのスピードがめちゃくちゃ速いので最初のうちはとても苦労するはずです。

コミュニケーションの難易度:8

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クラスメートとのグループワークなどを通じたコミュニケーションのスコアです。様々な国の様々なバックグランドを持つ人たちとグループワークをするのは非常に難しいことです。

考え方、作業の進め方、優先準備のつけ方、などすべてが違い非常にストレスが溜まるものです。ミーティングでは険悪な雰囲気になることもあります。そんな中でリーダーシップを取りながらチームとして最高のパフォーマンスをあげるということは、はやり難易度が高いです。

論文の難易度:7~10

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科目や自分の得意不得意によるので幅を持たせていますが、難しいのは最高で10です。講義は基礎から学ぶと上述しましたが、論文ではその講義で学んだ基礎をもとにして、自分なりに研究、検証しインプット以上のアウトプットを出すことが求められます。

さらにそのアプトプットの質は英語力が大きく影響します。ネイティブでない限り、10を理解していて英語で10をアウトプットするのはかなり困難です。それだけ留学生は不利なんです。論文のために読まなければならない文献の英文は講義のテキストと比較にならないくらい難解です。それを読み込み、理解し、自分なりに消化して、アウトプットするのは非常に難しいですし時間もかかります。

提出期限のプレッシャーも半端ではありません。そしてそれを何倍にも難しくするのは「すべて英語」で仕上げなければならない、というものです。ですので、これは英語力と非常にリンクしているのですが、MBAの中でも最難関はなんと言ってもこの論文でしょう。

また、付け加えておくとMBAの論文は「正しいこと」を書くものではありません。MBAの論文では「自分の意見が正しいということを証明」するために書くものです。ですので、テキストに書いている内容を自分の言葉で書き直したとしてもきっと落第してしまうでしょう。

講義や自分で学んだ内容をインプットして、相手を納得できるレベルのアウトプットを要求されるのがMBAの論文です。このような経験をすることも、それを正しく評価してもらう機会もMBAだからこそできることで、それははやり難易度が高いと言えます。

まとめ

中小企業診断士やUPCPAも難易度の高い資格ですが、このように海外MBAと一概に比較することはできません。

海外でのMBAを取得するのは、中小企業診断士やUSCPA取得とは違う難しさがあります。
クラスメートとのコミュニケーションであったり論文、試験、高い学費、そして海外での生活などであったりします。

少なくとも、「絶対にMBAを取得したい」という強い意思と、異文化の生活の中で様々な考え方を持つ人たちとやり合う根性がなければ取得することが困難な学位といえます。

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