MBAの視点:なぜあなたはワールドカップに夢中になってしまうのか。

2014-06-11

4年に1度のサッカーワールドカップがいよいよ始まりますね!前回2010年の南アフリカのワールドカップでは、日本は1次予選を勝ち抜き、ベスト16まで進出することができました。今回のブラジル大会も我が日本代表が、前回以上に活躍することを期待して止みません。サッカーファンのみならず日本中、いや、世界中が人々が熱狂し盛り上がるこのサッカーワールドカップ。では、人はなぜこのワールドカップにそれほどまで夢中になるのでしょうか?そしてなぜあなたは、日本代表をこれほどまで応援するのでしょうか?

実はこれ、MBAでも学ぶブランドマーケティングの要素と非常に似ているところがあるのです。今回は、MBAマーケティングの視点から、なぜ人はワールドカップに夢中になるのかを考えてみたいと思います。

昨今の各企業の動向見ていると、どこの企業も新規事業や海外進出に乗り出し、事業をどんどん拡大させる攻めの経営戦略があるように思えます。新たに海外進出を目指す企業の場合は、新しい未知の市場で自社商品のブランドを認知させるという重要な役割があります。海外進出には、ブランドマーケティングの要素は欠かすことができません。ここでは、ブランドマーケティングで重要な、そして人がワールドカップにこれほどまで夢中になる3つの要素をご紹介します。

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ワールドカップに夢中になる理由1:ストーリー性

商品にストーリー性を持たせることで、人はその商品に共感し好意を持ちます。

今年の初め、某事業計画コンテストに私の友人がエントリーしました。出場者は私の友人を含め合計6人。一人一人が壇上に上がり、自分の事業計画を説明し、観覧者の投票によってどの事業計画がいちばん優れているかを決定するというコンテストです。

私の友人を含めた出場者6人全員がそれぞれにとてもユニークなアイディアで素晴らしい事業計画を発表していきました。
当日に行われた投票の結果、私の友人がなんと最優秀賞を勝ち取ることができたのです。そこで私は思わず涙があふれ大泣きしてしまいました。自分でも不思議でした。もちろん嬉しかったのですが、なぜ大泣きするまでになってしまったかと。

その答えは、私の心の中に、その友人のストーリーがあったからなのです。彼が最優秀賞を取った瞬間、その友人と私とのストーリーが頭に一気に蘇ってきたのです。。

点矢印画像初めて彼と出会って名刺交換をした時の「自分は〇〇のことで事業を立ち上げたいと思っています。」という一言、
点矢印画像初めてお客さんからお問い合わせをもらって「嬉しい。」と大喜びしていたあの笑顔、
点矢印画像お客さんからお問い合わせをもらうものの、なかなか契約までいかないと悔しがっていたあの表情、

これら一つ一つの記憶が私の中で一つのストーリーとして非常に頭に残っていたのです。それだからこそ私は涙が溢れてしまったのだと思っています。

サッカーのワールドカップもこれに似ているのではないでしょうか。日本人である我々は日本代表の選手のストーリーをある程度理解していいるかと思います。多くの人は詳しくは知らないけれどもCMで見たとか、名前は聞いたことがあるとか、選手の書籍を読んだことがあるとか、どこかしら選手との接点があるかと思います。
そして先日の日本代表発表も一つのストーリーです。「あの選手が以外にも選出された。」「なんとあの選手が落選した。」など、日本代表発表も人によって様々な思いがあるのではないでしょうか。そして、ここで選ばれた選手が我々の日本代表となって、世界を舞台に戦うという、このひとつのストーリーが我々日本人を熱狂するさせる一つの大きな理由です。

新規開発などで、自社商品を売る時もこのストーリー性が非常に大切になるでしょう。商品開発秘話や開発中の苦労話等を交えたエピソードを公開するなどといったマーケティング手法は、海外進出におけるブランドマーケティングに有効です。

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ワールドカップに夢中になる理由2:キャッチコピー

商品とイメージがマッチするキャッチコピーがあると、人はその商品が頭の中にいつまでも残り好印象を持つ事になります。

ジブリ映画の作品は、毎回そのキャッチコピーがクローズアップされ多くのファンの心を掴んでいますよね。

ゆび矢印となりのトトロ
「このへんないきものはまだ日本にいるのです。たぶん。」

ゆび矢印魔女の宅急便
「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」

ゆび矢印天空の城ラピュタ
「ある日、少女が空から降ってきた。」

ゆび矢印紅の豚
「飛べない豚は、だたの豚だ。」

ゆび矢印千と千尋の神隠し 
「トンネルのむこうは、不思議の町でした。」

多くの方がこのキャッチコピーをいろんなところで聞いたことがあるのではないでしょうか。

ワールドカップ日本代表にも有名なキャッチコピーがありますよね。
ゆび矢印「絶対に負けられない戦いが、そこにはある。」

このフレーズを聞くと、なんかとっても重要な試合をしている、という気がしてきませんか?
「そうなんだ、絶対に負けちゃいけないんだな。」となぜか納得してしまいませんか?
このキャッチコピーを日本国民全員が共有することで、日本代表の戦いぶりに共感を持ち応援する気持ちが芽生えてくるのです。

ワールドカップに夢中になる理由3:人に伝えやすい

その商品が気に入って共感できたら、今度はそれを周りに伝えたくなりませんか。多くの人が人に伝えることで、その商品の認知度はどんどん拡散し、どんどん有名ブランドに育っていくことになります。
企業のテレビCMでも、面白いCMというのはどうしても人に話したくなりませんか。有名芸能人が出ていたり、おもしろいコンセプトのテレビCM等は、その内容を知らされどんどん拡散していきます。

ワールドカップ日本代表の試合は、相手が日本人であれば、誰にでもシェアしたい内容ではないでしょうか。「応援をしている。」とまでは言わないまでも、日本人の99%は日本代表がワールドカップの試合で勝つと何か嬉しい気持ちになるのではないでしょうか。試合に勝って、その嬉しい気持ちを仲間同士でシェアする、試合に負けてその悲しい気持ちを仲間同士でシェアする、それを可能にするのが4年に1回のワールドカップなのです。

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まとめ

人がサッカーワールドカップに夢中になる理由は以下の3つ
点矢印画像サッカーワールドカップ日本代表のストーリー性
点矢印画像サッカーワールドカップ日本代表のキャッチコピー
点矢印画像サッカーワールドカップ日本代表の試合をシェアしたいという気持ち

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